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合格者の声

資格試験勉強を経験することで、職業人としての実感を伴う倫理観が醸成された。

資格試験勉強を経験することで、職業人としての実感を伴う倫理観が醸成された。

山本 智伊さん

古河機械金属株式会社 監査室 参事
学習期間:2年9ヶ月
卒業時役職:古河機械金属株式会社 監査室 主査

  • 通学
  • 50歳代
  • 国内_通学圏
  • 監査経験有
  • 製造業
  • 現職で必要
CISA 合格時期 ・ 受験回数

2022年12月 7回

CISAを目指した理由

元々会計士になりたかったが、内部監査室にて監査法人の会計士たちと仕事をしているうちに、2018年以降特にIT方面の重要性の急激な高まりを感じ、目標を変更した。

CISAを初めて知ったのは、2015年にJ-SOXでのITGC(IT統制)の担当者になり、監査法人のIT監査部門のCISAと一緒に仕事をしたことによる。ただ、実務経験5年が資格者登録として必要なので、そのために受験すべきかどうかを2020年1月にアビタスの説明会を受けるまで迷っていた。

アビタスを選んだ理由・メリット

CISA受験対応をしているのがアビタスだったこと、オンラインで学習できるために自宅でも会社でも勉強できたこと、アビタスの説明会で資格者登録について質問した際、ITGC担当者として5年以上の実務経験があったためにCISA合格後に即資格者登録できることを知ることができたので、合格後もいろいろと相談に乗ってもらったり、あるいは、合格者としてアビタスのお役に立てそうだと考えたため。

実際質問した際の回答者の方の態度は非常に懇切丁寧で、自分が最後まで走りきれたのはその人のサポートのおかげであった、と非常に感謝している。

CISAの学習を通じて得た事、メリット等

資格ホルダーとなったことで管理職へと昇進し、CISAや会計士たちと対等の立場で仕事ができるようになり、仕事上での協力が格段にやりやすくなった。

また、資格ホルダーになったことで業務に対する理解度が格段に上がり、以前よりも適切な指示や依頼を被監査組織に対して出せるようになる一方、監査法人の会計士やCISAたちに対してより的確なサポートができるようになった。

さらに、資格試験勉強を経験することで、職業人としての実感を伴う倫理観が醸成された。最近のJ-SOXを中心とした監査業務については会計士とCISAの仕事内容がかなり近接しており、CISAの重要性と存在意義はますます高まっているのにも関わらず、日本ではまだまだ資格ホルダーが少なく、監査の現場は人数が足りていない(それは会計士も同様)。

これからCISAを目指す方へのアドバイス等

手を広げすぎずに、アビタスのテキストと問題演習に徹すること。

また、自分の場合は科目点数の取得バランスが悪くて、単純合計では合格点を上回っても、バランスが悪いことで3回ハネられているので、バランスよく全分野の穴が出ないような勉強の仕方が必要。どっちみちCISA合格後は受験勉強ではあえてやらなかったIT関係の他知識の勉強を大量にやらなければならなくなるので、アビタスのテキスト以外のことは嫌でも勉強せざるを得なくなるから、受験前は浮気をせずに受験勉強に徹し、オンラインの問題演習で95%以上の正答率を常にキープできる状況をつくっておくこと。そういう状態まで自分を高めても、試験問題との相性が悪かったり、試験時の体調不良で判断力が鈍れば、合格点に達しないこともあるので、一度不合格になったぐらいでは失望したりあきらめたりせず、ISACAから送られてくる点数スコアの内容をアビタスの方々と一緒に冷静に分析して、弱点を補うための勉強を愚直にやり通すこと。