内部監査におけるスキルを高めようと目指しました。最初にCIAを取得した後、自分に知識の少ないシステム関連の監査知識を補強しようと考えました。システムについては素人ですが、監査においてはシステムが関係してくることが多いので、システムの専門家でないからこそシステムの監査を学んでおこうとCISAを目指しました。

CIAを受講した際に、講義が魅力的であったこと、また教材が豊富であったことが選んだ理由です。同僚の勧めもありました。通学が新鮮で楽しかったのですが、CISAの受講を始めて１回目で残念ながらコロナウイルス蔓延による教室閉鎖となり、その後は通信教育で学び、収録講義に元気づけられました。

CIAを取得し、CISAを目指し始めたところで、内部監査室から海外の現地法人に転勤になりました。現地法人では所帯が小さいだけに担当領域が広がり、販売だけでなく財務、IT部門なども管理するようになり、その際にCIA、CISAで学んだ知識が役に立ちました。企業経営としての基本はグローバル共通と感じました。海外勤務になって半年ほどCISAの勉強を中断しましたが、再開してゴールにたどり着きました。

講義、テキスト、MC問題集を繰り返し、いたずらに手を広げずに勉強をしました。システムの専門的な部分は専門外のため習得しにくい部分もありましたが、ＭＣ問題集が役に立ちました。会社のがバナンスの必要性がますます高まってくる状況において、自己流の監査でなく国際的な基準に従っての監査スキルが必要となってくると思います。