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卒業生の声

自分にはリーダーとしての俯瞰力やリーダーシップが不足していると感じた

自分にはリーダーとしての俯瞰力やリーダーシップが不足していると感じた

松枝 春美さんHarumi MATSUEDA(39歳)

マサチューセッツ大学MBAプログラム第19期卒業生
(2019年4月入学)

金融 法人営業

  • 通信

ご経歴、年齢はインタビュー時のものです。

自分にはリーダーとしての俯瞰力やリーダーシップが不足していると感じた

これまでのキャリアを教えてください

就職活動ではアパレルや商社を志望していましたが、人事の方とご縁があり現在のメガバンクに就職しました。あの頃は業界のことや社会のことも何も分かっていなかったので、結果として多くの業界と関わりを持ちながら成長できるメガバンクへ就職できた事はとても幸運でした。

新卒で入行してから最初の10年間は、名古屋に勤務していました。初任店では自動車関連の法人営業を担当し、その後大津町支店を経て、3場所目に本部で会社全体を見て適切な融資のスキームを提供するというコーポレート営業に4年半従事して経験を積みました。

その後東京の支店へ異動し、今後のキャリアを考えている時にUMassのMBAプログラムに申し込み、2020年4月に次の支店へ転勤したのと同時にMBAプログラムに入学しました。現在は6場所目で課長としてマネジメント業務を行っています。

MBA取得を考えたきっかけと課題感を教えてください

外資系企業に勤める高校時代からの友人が、若くしてMBAを取得していました。たまたま友人に取得するのが当然であると考える方が多くいて、いつかは自分も取得するのだろうとぼんやり考えていました。外資系企業では約半分の人がMBAを取得するとも言われますが、銀行でMBAを取る人は少なく、本部の経営企画など特別な人が取るものという認識でしたが、周囲の方のおかげで、マネジメントの運転免許のような感覚を持っていました。

そんな中、銀行内でマネジメントを目指すなかで、上司から「俯瞰力や志をもとにした一貫性のあるリーダーシップが不足している」と指摘されたことが、MBA取得を強く考えるきっかけとなりました。

もともと意思が強いほうで、引っ張っていくのは得意なのですが、自分1人が決めて皆さんに付いてきてもらうのはリーダーシップではないと感じていたのです。当初はリーダーシップを身につけるために、心理学や組織行動論、リーダーシップ論に興味があり、ピンポイントの授業を調べていました。

そして丁度そのころ、年末に実家で女性向けの「一生お金に困らない」といった内容の本を読んでいた時に、MBAで体系的に学ぶことの重要性を感じました。MBAであれば経営に必要な知識をパッケージされているので、自分で自己啓発的に学ぶより効率が良いと考え、学校を探し始めました。
また、銀行では経営者と接する仕事をしているため、経営者の視点を持つことが仕事に活きるとも考え、年末にMBAを学ぼうと思い立ったあとの行動は早くて、年始には申し込みを行っていました。
元々、チャレンジを良しとしている考え方を持っていたので、時間をどうしようとか、コストとか、あまり気にせずまずはやってみようと思い、あっという間に決めてしまいました。私は個人的にはやらなかった事(学生時代の留学、東京の大学へ行く)を後悔していましたので、それからは何でも、気になったらやってみるの精神でおりました。話はそれますが、今迷っている人は是非チャレンジしてほしいですね。必ず出会いと学びがあります。

どのような活用イメージでMBA取得を決断しましたか?

入学当時、私は筆頭代理として、支店営業を引っ張る役割を担っていました。この立場を踏まえると、MBAはマーケティングやリーダーシップの知識が役立つと感じました。特に、組織行動論はすぐにリーダーシップで実践できると思ったのです。

同時期に会社のリーダーシップ研修と外部団体での1年間の研修活動(私の所属チームはダイバーシティの研究)が重なりましたし、途中JBCCというビジネスコンペに出たり、会社での業務も大変な時期でした。正直に申し上げると、詰め込みすぎて本当に大変でした(笑)今振り返っても、時には徹夜もして、ものすごい熱量でこなした自分を褒めてあげたいぐらいです。 そんな中、飾らない自分らしさとは何か、そして何をもってリーダーシップとするかについて深く考えさせられました。リーダーシップのスタイルは時代に合わせて柔軟に変えていくつもりですが、自分の使命を見つけた大切な時期でもありました。それ以降、自分の信念や軸を信じる事ができるようになり、精神的にとても安定しました。

この経験を踏まえ、MBAの取得でマネジメントの知識を深めつつ経営者の視点を持ち、会社や社外での役割においても価値を提供できる人材になることを目標にし、また自分のパーパスは輝く人生の後押しをする事と自覚しました。

グローバルな時代に必要なことを体系的に学び生涯現役を貫きたい

スクール選びの優先順位とその理由を教えてください

国際認証は外資系企業で評価されやすい傾向があり、転職に有利です。そのため国内ではAACSB認証が少ないことからも、国際的に認められた大学であることを最優先に考えました。

次に、同級生との交流が充実していることを優先しました。UMassは、自ら費用を支払い英語のオンラインMBAを受講するという目標を持った方々が集まる場です。みなさん自発的にこのスクールに集まっているので、お互いに切磋琢磨できるかたが集まっています(私は刺激をいただく一方でしたが)。そのような環境を魅力に感じました。

また、アカデミックに体系的に学べることも重視しました。キャリアをストップさせず、働きながら卒業できる点も大きな魅力です。UMassでは、成績の良い方が多く集まるからこそ自分が思うよりも厳しい評価を受けることもありますが、それが自分を成長させると考えました。

なぜ海外MBA、かつAACSB取得の米国MBAを選んだのですか?

グローバルな時代を生きる私にとって、国際認証を得ていること、そして経済の中心であるアメリカを拠点としている米国MBAは非常に重要でした。今勉強させてもらっている先生も89歳の女性ですが、生涯現役でいたいとおしゃっています。私も人生100年時代のなか、生涯現役で仕事を続けたいと願っています。

そのため、海外のMBAは、将来的にさらにグローバル化が進むなかでのキャリアにおいて大きな強みとなると考えています。

仮に今の会社を卒業した後に長く活躍し続けるためには、グローバルスタンダードに則った教育を受けることが不可欠だと考えて、海外MBA、特にAACSB認証を取得した米国MBAを選びました。
また、英語から逃げてきた時代もあるのですが、英語がネックで好きな事ができない状況に陥りたくないといった気持ちもあり、英語でMBAを学ぼうと思いました。

オンラインであることをどのように考えましたか?

2020年1月に入学申請をした際は、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が出される直前でした。入学と同時に緊急事態宣言が発令されたため、オンラインでの学習が前提となっていて非常に助かりました。インフラが整っていたおかげで、特に困らず学習が始められました。

当初は、基礎課程を学ぶ際に教室で同期の皆さんに実際に会えると思っていましたが、コロナ禍となり想定外のオンライン授業でしたが、ZoomやSlack、Teamsを用いてすぐにオンラインでの会議の進め方に慣れることができました。

このような学習方法は、会社でスマートワーク担当を行いながら、新しい働き方についても学べるという思わぬ副産物になりました。元々柔軟性のある性格だとは思っていましたが、コロナ禍での新たな働き方に順応するのに時間がかかる方もいる中、サポートをしっかりできたと思いますし、自分が変化に強いと気がつくきっかけにもなりました。

また、同級生の中には海外から参加する方や出張が多い方などさまざまな背景を持つ人がいました。オンライン教育の柔軟性の高さが、多様な人材が集まる要因になったと思います。オンラインで飲み会を行ったこともあり、自分の時間が最大限有効に使えたと感じています。

開始前の英語力はいかがでしたか?

英語力は、会社に入ってから全く勉強しておらずほとんどダメでした。TOEICの受験もできるだけ回避していて、当初のスコアは400点代だったと記憶しています。スタート時には読み書きもままならない状態でした。

そのため、英文のアウトプットをする際は、一旦すべてを日本語で考えるようにしていました。まず日本語で言いたいことをまとめてから、Googleの翻訳ツールなどを活用して英語に訳していたのです。

また、難しい内容の場合は翻訳機能を使っても意図がつかめないことがありました。その際は単語を一つひとつ調べるなど時間をかけて取り組みました。

英語からはずっと逃げていましたが、逃げている自分を肯定できない性格だったため、英語の勉強もMBA取得に伴う自分への挑戦だと捉えてがんばりました。

丁度MBAを学んでいる間に、案件で英語を使う機会がありました。通訳を介さず直接現地の担当者とやりとりをして、1年半かけた案件を無事にやり遂げることができたのです。異例づくめの大がかりな案件でしたが、これを乗り越えたおかげで自信がつき、英語の苦手意識はなくなりました。また、当時の担当者からは綺麗な英語ですねと言われ、とても自信がつきました。ぜひオンラインでMTGしましょうと言われましたので、そこは丁寧にお断りしました(MTGができるほどではないので、、、笑)。しかし、現地の担当者も母国語は英語ではありませんので、英語ができなければ自力で案件もできなかったと思うと、英語は大事なツールであると再認識しました。

許容できる費用とその考え方を教えてください

会社を辞めてアメリカに2年間留学する場合、当時で生活費と学費を合わせて約2,000万円かかると言われています。今の日本の物価を考えると、300万円程度で米国MBAを取得できるのであれば、非常にお得だと思います。何に価値を置くか、だと思います。現地でMBA取得する良さも有りますが、私は30代後半で仕事もとても忙しく、面白く、現場を抜けることも損失だと思いました。英語で学ぶ事は、理解に時間がかかり、タイパは悪いかもしれませんが、世界的に認められた大学院で卒業することで自分に付加価値をつけることもできると感じます。自分にとって何を優先すべきなのかを判断して、大学選びをするといいと思います。

私は教育は投資だと考えているのですが、MBAを取得すると、(当時の話ですが)一般的に年収が平均で200万円上がると言われています。2年でプラスになりますから、普通の投資信託と比較しても、教育への投資としては非常に良いリターンだと考えています。

教育費用は単なる出費ではなく、将来への投資だと思います。また、銀行で働いていると、銀行員としての視野が狭まりがちです。MBAを学ぶ際に他業界の知識が得られて、自分の判断力も高められるため、お金には代えがたい価値があるとも感じています。

基礎、上級の二段階式カリキュラムをどう受け止めましたか?

基礎と上級の二段階式カリキュラムは、実践的なスキルの習得だけでなく、精神的な成長にも繋がりました。

私にとって、基礎段階のカリキュラムが日本語の講義だったことは非常に助かりました。日本語サポートテキストを活用しながらも、最終的に英語のアウトプットを求めるシステムなので、徐々に英語に慣れる経験が積めて、「なんとかなるだろう」という前向きな姿勢を持つことに繋がりました。

特にマーケティングの講義では苦労して、金曜の夜に徹夜することもありましたが、その修羅場をくぐり抜けた経験は、仕事においても大きく活きています。

同期とお互いの得意分野で助け合い学びが一層深まった

印象に残っている科目とその理由を教えてください

リーダーシップ系の科目が印象に残っています。

「リーダーシップ論」では、リーダーシップの型を書籍で学び、実際に仕事で実践する機会がありました。同僚からのフィードバックを受けたり、さまざまなリーダーシップスタイルを動画やポッドキャストで学んだりして、リーダーシップへの理解が深まりました。

リーダーシップは終わりのない研究と言われていますが、実務でどのようにリーダーシップを発揮するかについてのモヤモヤが晴れた感じがします。理論を学ぶことで、自分なりのリーダーシップスタイルが築けたと思います。

また、現在のダイバーシティが進んだ職場で、戸惑うことなく業務に取り組めたのは、「ダイバーシティ経営」を学んだおかげです。丁度、別の研究活動でダイバーシティについての研究もしていたのですが、日本はやはり男女になりがちですが、Umassの授業では、人種、宗教、年齢と幅広く学べた事で、グローバルな視点を養えました。

さらに、「組織変革論」も非常に興味深かったです。VUCA(Volatility:変動性、Uncertainty:不確実性、Complexity:複雑性、Ambiguity:曖昧性)の時代に必要な組織変革について学んだことを活かし、現在はハーバードビジネスレビューを購読するなどして、学んだことを業務に生かしています。
今でもハーバードビジネスレビューや、関連書籍を読み、常に情報をアップデートし、実際の業務に生かしています。

多業種、職種の同期との学びはいかがでしたか?

単純に面白かったです。皆さんが業界のエキスパートで、オンラインでのグループワークを通じて業界話を聞いて、自分の会社の立ち位置を客観的に見る目線が得られました。お互いの得意分野で助け合うことで、学びが一層深まったと感じています。

例えば、私は銀行員としてファイナンスが得意ですが、質問されることで逆に学び、実務で流していたことを改めて説明することで理解が深まりました。

UMassでは、みなさん得意分野が異なり、各分野においてエキスパートでありながら謙虚な人が多く、自分の未熟さに気づかされることが多かったです。対面の環境の場合はよく発言する人だけが目立ちがちですが、UMassでは互いに尊重し合い、教え合う、非常に居心地の良い学習環境でした。

英語でのアウトプットには苦労しましたか?

英語でのアウトプットは大変苦労して、なんとか乗り切りました。しかし、苦労した分だけ多くのことが学べました。私ほど0からスタートする方は少ないと思いますが、社会人になってほとんど英語と触れる機会は無い中でも何とかなりました。

同級生には英語を得意とする方が多く、理解が浅い部分は彼らから教えてもらうことがありました。話すことに関しても、なかには発音が現地の人と同じレベルで上手な方がいました。

そのような環境が英語力向上に寄与したと思います。英語学習においては投資が必要であり、その投資をしなければ回収しようという意欲も湧かないと感じています。

この経験を通じて、英語でのコミュニケーション能力が向上したため、現在では英語に関して調べることはそれほど難しく感じませんし、何とUSCPAにチャレンジ中です。入学前では考えられなかったことです。

現地プログラム(上級課程)での学びはいかがでしたか?

コロナ禍だったため、現地プログラム(上級課程)には参加していません。でも卒業式に、現地を訪れた際には、せっかくの機会なので、参加しておけばよかったなと思いました。

入学前の期待値にあっていましたか?

新型コロナウイルスが猛威をふるったのは残念ですが、ほぼ満足です。サービス全般に対する不満はありません。特に、英語添削レッスンが非常に良かったと感じています。

レッスンでは、経験豊富な先生が私の英語の弱点を的確に指摘してくれ、それを克服するための具体的なアドバイスを受けることができました。ポジティブなフィードバックで学習意欲が保てたため、英語でのアウトプットに自信が持てるようになりました。ただ、上級に入ってからは、私のレポート作成がギリギリで添削を使う余裕が無かったので、自力でレポートを仕上げていました。

また、実際の課題やエッセイの添削を通じて、実践的な英語力の向上が感じられたのも大きな理由の一つです。ただ、基礎課程での学習は、本来教室での授業やグループワークを通じて、同級生とのディスカッションやアイデアの共有、教授との直接的なフィードバックの機会が多くあったはずなので、コロナ禍で影響を受けなければ、さらに充実した体験ができたかもしれないと思っています。

「この人は凄い!」と感じた学生はいましたか?

自分が一番下だったんじゃないかと思うほど、みなさんが非常に頭が良い方ばかりでした。私が得意なのはリーダーシップとファイナンス系だけで、特に上級課程でのマーケティングは書く量も多く、調べることに慣れておらず、同級生の仕上がりを見てはよく反省していました。

当然のようにみなさん英語も堪能で、当たり前のように流暢な英語を話されていました。私はヒアリングも怪しいので、眩しく見えました。

UMassの学生は、会社でも要職についている40代、50代の方も多くいらっしゃいます。私の印象では、知的で大人な方が多かったです。皆さん落ち着いていて、他の方の意見を尊重し、建設的な議論ができる方ばかりで、自己主張の強い私はとても小さな人間だなと気が付かされました。他校の方から、UMassはエリートのイメージですと言われた事があるのですが、外から見るのと違って、実際はアットホームな雰囲気だと思います。

管理職に昇格、独自のリーダーシップスタイルが築けた

入学前の課題感と活用イメージは実現できましたか?

ほぼ叶ったと感じています。在学中にリーダーシップを深く理解し、自分の使命にあたるパーパスを見つけることができました。会社のリーダーシップ研修や外部の研修を通じて、時代に合わせたリーダーシップのあり方を深く考えさせられました。そして、リーダーシップには答えが無く、一生考え続けていくものだと覚悟が決まりました。

私のパーパスは、輝く人生の後押しをすることです。自分の担当先や後輩の育成に力を入れること、お客さんとの対話を大切にすることで実現しようとしています。これらの経験は、仕事を楽しく、意味のあるものに変えていくための大きな動機となっています。

丁度卒業と同時に昇格してマネジメント業務に就くことができ、まずは目標としていた到達点に辿り着けました。しかし、これも通過点だと捉えています。マネジメント業務には答えがなく、時代と共に変わっていくものだと考えています。自分自身の軸を持ちつつも、自分のやり方に固執せず、柔軟に変化を楽しむ姿勢を持ち続けたいと思っています。

同期生とのコミュニケーションは続いていますか?

卒業後もUMassでのご縁を大事にしています。定期的に同窓会やSNSでやりとりをしており、JBCC(Japan Business School Case Competition)の実行委員を募った際には、違う期の方とも繋がることができました。

同級生はもちろん、他校のMBAホルダーとも繋がりがあります。自分でチームを作るなど、積極的に関わりを持ってきました。今後もこの繋がりを大切にしていきたいと思っています。

学んだことは実務でどのように役立っていますか?

私の場合は、人材育成と組織改革に大きく役立っています。私は新人マネジャーでまだ経験は少ないものの、学んできた知識や自分の過去の経験、そして自分らしいリーダーシップスタイルを活かして業務に取り組み、様々な改革をしています。マネジャーになってよかった事は、担当者の時よりも実現スピードが早く、裁量の範囲が増えたことです。

支店単位ではありますが、新たな挑戦もさせてもらっているため、業務のクオリティを落とさずにキャパシティを広げることができています。このように、MBAで学んだことは、実務においても非常に役立っており、自分の成長だけでなく、組織全体の成長にも貢献していると感じています。

学位がキャリアアップ、転職に生きていますか?

直接の影響ははっきり分かりませんが、卒業時に昇格したため、MBAで学んだことを業務に活かす姿勢が認められたと感じています。特に、MBA取得者が少ないなかで、その学びを基にした業務の取り組みが評価されたと考えています。
また、挑戦する姿勢もとても評価してもらえたと思います。周りの同僚も私を見て、頑張ろうと前向きに考えてもらえたので、自分自身とても嬉しかったし、励みになりました。

これから目指す方へのアドバイスや激励をお願いします

迷っているなら、ぜひ挑戦してみてください!
すぐに始めることが大切だと思います。チャンスの神様は前髪しか無いと言われるように、まずは掴み取ることが大事です。そして、在学中に私が研究活動をしていた組織で理事長に言われて印象的だったのは、「馬に乗ったら降りるな」と言う言葉です。チャンスを掴み取って馬に乗ったら、どんな暴れ馬でも必死に乗りこなす努力をしていけば道は開けると信じています。

私自身、英語が全くできなかったなかで米国MBAに挑戦したのは、逃げる自分を受け入れられなかったからです。厳しい道を選ぶことが、自分自身の価値を高めることに繋がります。

私は3年でMBAを取得しましたが、その間、研究活動やリーダーシップ研修、JBCCなど、非常に多忙な日々を過ごしました。時には辛い時期もありましたが、挑戦していなければ後悔していたと思います。

MBAを通じて得たのは、かけがえのない仲間と、人間的な成長、そしてマネジャーとしての指針です。忙しい時間の中で改めて、家族・友人の大切さを実感し、一緒に過ごす時間をより濃いものにしようと思いました。 そして在学中から、色々な会社さんから声をかけて頂いた事で、自分の市場価値を高めることの重要性を実感しました。銀行員人生は短いので、その先に何をしていくかも考えながら活動をしています。これから学びを始める皆さんが羨ましいです。学びの旅を存分に楽しんでください。迷っている時間があるなら、ぜひその時間を行動に変えてみてください。


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