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卒業生の声

金融庁、銀行、そしてPwC。金融行政から経営の最前線まで横断してきた20年の実務経験を、MBAで一段高い視座へ。

金融庁、銀行、そしてPwC。金融行政から経営の最前線まで横断してきた20年の実務経験を、MBAで一段高い視座へ。

千葉 晶人さん

  • 通信
  • 40歳代
  • 金融・保険・不動産
  • 700点以上

なぜMBA取得を考えましたか。きっかけと課題感をお教えください

金融庁で制度設計に携わり、その後は銀行で経営企画や新規事業、DX、資本戦略などに従事してきました。実務経験を重ねる中で、金融業界はデジタル化や異業種参入などにより競争環境が急速に変化している一方、自身の意思決定は経験や業界慣行に依存する部分も多く、経営戦略や組織論、マーケティング、ファイナンスを体系的・グローバルな視点で学び直す必要性を強く感じるようになりました

また、金融行政、銀行経営、テクノロジーを横断する経験を、より高い視座で事業戦略へ結び付けられる材になりたいという思いもMBA取得を志した大きな理由です。MBAでは、多様なバックグラウンドを持つクラスメートとの議論やケーススタディを通じて、多面的な意思決定プロセスを学ぶことができました。現在は、その学びをコンサルティング業務における戦略立案やプロジェクト推進、クライアントへの提案に活かしています。

他校と比較して、最終的にUMassを選んだ『決め手』は何でしたか?

複数のMBAプログラムを比較する中で、UMass Lowellを選んだ決め手は、「実務と両立しながら、理論を実践に結び付けられる教育環境」と「国際色豊かな学習環境」でした。特に、戦略、ファイナンス、オペレーション、リーダーシップを体系的に学べるカリキュラムに魅力を感じましたまた、オンラインでありながら世界各国の多様なバックグラウンドを持つ学生と議論できる点も大きな魅力でした。金融機関での実務経験を理論で体系化し、グローバルな視点で経営課題を捉える力を養えると考え、最終的にUMass Lowellへの進学を決めました。

学習時間の捻出方法や、継続のための工夫があれば教えてください

フルタイムで働きながらの学習だったため、「まとまった時間を作る」のではなく、「毎日少しでも継続する」ことを意識しました。平日は通勤時間や昼休み、夜の時間を活用し、休日は課題やグループワークに集中して取り組みました。また、学んだ内容を実際の業務に当てはめて考えることで理解を深めるとともに、仕事と学習が相乗効果を生むよう工夫しました。忙しい時期でも完全に勉強を止めないことを心掛け、日々の積み重ねを大切にしたことが、最後まで継続できた一番の要因だったと感じています。

UMassでの学習を通じて得た事について教えてください。印象に残っている課目やその理由についても教えてください

UMassでの学びを通じて最も得られたことは、これまでの実務経験を経営学の理論によって体系化し、より広い視点から意思決定を考えられるようになったことです。金融庁、銀行、そして現在のコンサルティング業務では多くの経営課題に携わってきましたが、MBAでは戦略、ファイナンス、マーケティング、組織論、オペレーションを横断的に学ぶことで、課題を構造的に分析し、複数の選択肢を比較・評価する力が身につきました。また、多様な国籍・職種のクラスメートとのディスカッションを通じて、自分にはない視点や価値観に触れられたことも大きな財産です。

特に印象に残っている科目はLeadership and Organizational Behaviorです。組織を動かすうえで重要なのは制度や戦略だけではなく、との信頼関係やコミュニケーション、変革を推進するリーダーシップであることを改めて学びました。この学びは、現在PwCで大手銀行のシステム開発プロジェクトをPMOとして推進する際にも、関係者との合意形成やチームマネジメントに活かされており、実務に直結する非常に有意義な経験となっています。

UMassでの学びや学位がキャリアや実務にどう役立っていますか

UMassで学んだ経営戦略、ファイナンス、オペレーション、リーダーシップの知識は、現在の実務に直接活かされています。現在はPwCコンサルティングにおいて、大手銀行向けシステム開発プロジェクトのPMOとして、DXや業務改革、ガバナンス高度化を支援していますが、MBAで培った「課題を構造的に整理し、データや理論に基づいて意思決定する力」は、プロジェクト推進やクライアントへの提案に大いに役立っていますまた、多国籍のクラスメートとのディスカッションやグループワークを通じて培ったコミュニケーション力や異文化理解は、多様なステークホルダーとの合意形成やチームマネジメントにも活かされています。MBAで得た知識やネットワークは、単なる学位取得にとどまらず、より高い視座で金融機関の変革を支援するための基盤となっています。

クラスメートとの交流や印象に残ったエピソード

UMassでは、多様な国籍や業界のクラスメートと学べたことが大きな財産になりました。グループワークでは、金融、IT、製造、医療など異なるバックグラウンドを持つメンバーと協働し、課題に対するアプローチや意思決定の考え方の違いを実感しました。当初は、日本では当然と思っていた進め方が海外では必ずしも通用せず、相手の意見を尊重しながら合意形成を図ることの重要性を学びました。一方で、私自身の金融業界での経験や日本市場に関する知見が議論に貢献できる場面も多く、お互いの専門性を活かしながら成果を出せたことが印象に残っています。卒業後も連絡を取り合える仲間が世界各国にできたことは、MBAで得た知識と同じくらい価値のある財産だと感じています。

これから目指す方へのアドバイス、激励をお願いします!

働きながらMBAに挑戦することは決して簡単ではありません。仕事や家庭との両立に悩む場面も多くありますが、毎日少しずつでも学びを継続することが大切だと感じました。MBAは単に知識や学位を得る場ではなく、多様な価値観に触れ、自分の考え方や視野を広げる貴重な機会です。私自身も、実務経験を理論で体系化し、より高い視座で経営課題を捉えられるようになりました。また、世界中のクラスメートとの出会いは、一生の財産になっています。完璧を目指すよりも、まず一歩踏み出して挑戦することが何より大切です。UMassでの学びは、キャリアだけでなく生そのものを豊かにしてくれる経験になると思います。応援しています。