本ウェブサイトでは、Cookieを利用しています。本ウェブサイトを継続してご利用いただく際には、当社のCookieの利用方針に同意いただいたものとみなします。

AbitusUSCPA合格者数6,546名
(2024年3月末時点)

03-3299-3330

法人インタビュー

「監査、税務、数字?つまんなさそう」というイメージとは全然違うと思います

監査スタッフ(2年目)

EOS会計事務所

EOS会計事務所

EOS会計事務所は、現在全米に7拠点および日本に駐在員事務所を展開しアメリカで活躍する日系企業を中心に多国籍企業への会計・税務サービスを提供されています。
今回は、監査部門のスタッフの方をお招きし、お仕事の様子や入所より2年目でお感じになっていることを伺いました。

記事内容はインタビュー当時のもので現在は異なる場合があります。予めご了承ください。

監査のお仕事をされる前の経緯

アメリカで10年ほど専業主婦をしていました。
子供が大きくなるにつれ、仕事がしたいと思うようになり、様々な仕事を検索している中で、会計に関係する仕事に興味を持ちました。

会計知識や経験がゼロから仕事に就くために、USCPAの資格取得を目標としました。
チャレンジングではありましたが、よりやりがいのある仕事を求めて、時間とコストの投資を決断しました。

USCPAの4科目を学習する中で、FAR(財務会計)はボリュームがあり、重たい科目と感じたましたがAUD(監査)の科目は、全体を通じて心が躍り、終始、勉強していて楽しかったです。

元々は、合格後に税務の仕事に就くことができればと考えて始めたUSCPAですが、あっという間にAUD(監査)の虜になっていました。

監査の学習を進める中で、監査報告書を出すという目標に向け、様々な手続きを、一つ一つ順番に取り組むというプロセスは自分の性格とも非常にマッチしているように感じました。

USCPAの学習を通じて次の仕事は、「監査がやりたい」と思うようになりました。

会計事務所でのお仕事

USCPAの合格後、縁がありEOS会計事務所に入所することができました。

会計の仕事は全く未経験でしたが、先輩方の暖かいサポートもあり、入所してみると思っていた以上に面白いです。

「監査、税務、数字?つまんなさそう」というイメージとは全然違うと思います。

監査の仕事は、一人で黙々と数字を見る仕事ではなく、クライアントごとにチームが構成されていて、チームスタッフやクライアントと向き合い、人とコミュニケーションを取りながらチームの一員として業務を進めていきます。

個人ではなくチームで取り組むことで、より大きい達成感を得ることが出来ていると感じています。

もちろん、最初の1年目は、苦労もありました。

プライベートの面では、専業主婦から生活が大きく変わり、家事の分担や子供の自立など、家族に協力をお願いし、新たな一歩を踏み出すことの後押しをもらいました。

仕事自体でも、子供が眠ってからキャッチアップを行う必要がありました。
慣れていない事や分からない事も多く、四六時中、寝ても覚めても、夢の中でも働いるような感覚でした。

その様な状況だったので、始めはプライベートと仕事のバランスを見つけるのが難しかったです。
2人の子供がいる専業主婦だった私が、急に仕事に就いたので、業務時間の設定や気持ちの切り替えなどの調整に時間がかかりました。

ただ少しずつ慣れてくると、チャットを使った質問の仕方や確認のやり方のポイントが分かってきて、困ったことがあれば、気軽に質問するようになりました。

私の同期は、カリフォルニアで勤務していますが、ちょっとした確認や相談は、チャットで行ったり、また、上司にも気軽に聞けるので、何かあればすぐに相談しています。

2年目になった今年はパートタイムとして週30時間で勤務しています。
1月~5月は監査のビジーシーズンにあたりますので、勤務時間は増えますが、それでも週40時間に収まる形です。
ビジーシーズンでも1日8時間勤務といった状況です。

EOS会計事務所の特徴

特にEOSは壁がないので、すべてがクリアな環境です。
先ほどチャットの活用についてお話しましたが、どのチームでも、上長にいつでも質問できるのでやりやすいです。

本当に風通しが、いい会計事務所だと思います。

パートナー直々に、何か問題ある?などと気軽に声をかけてもらえてるので、大きな家族に居る様な感じを持ってます。

また、子育てしながら、働きやすい環境でもあると思います。

通常、監査の仕事はクライアント先に宿泊することもあるので、子育てしながらキャリアを積むことは少し難しいかもしれませんが、EOSではリモートでの勤務やフルタイム勤務、パートタイム勤務など、柔軟な働き方を選ぶことができています。

今後の目標

まずは会計事務所の、スタッフ、シニア、マネージャー、シニアマネージャー、プリンシプル、パートナーという職位の階段を一段一段、焦らず登っていきたいです。

今は、スタッフとしてリスクの少ない勘定科目を担当しており数字の突合や単純作業の割合が多いのですが、ビジネス知識や専門知識を身に着けて、クライアントにクリティカルな提案ができる様精進していきたいと思います。

事務所では1年間で少なくとも40時間の継続的教育を受ける必要があります。
勤務時間を使って勉強することもできるので、この制度を使いビジネスや経営を含め知識を吸収し成長していきたいと考えています。

学習内容は自分で選ぶことができます。CPAライセンスを取得すると同ライセンスを維持するために継続的専門教育の取得が必要なので、継続的教育と合わせて学習しています。

もちろん、監査基準も変わっていくので最新情報のアップデートも大切と考えています。
USCPAの試験合格のために、以前に学んだ内容を、改めて現場の経験で得た新たな目線で学び直しをしたいとも考えています。

スキル面の課題としてエクセルなども使いきれてないので、業務効率の観点からも、しっかり身に着けたいと思います。

改めて監査の魅力

難しい数学の問題が解けた、難しいパズルが解けた達成感に似た魅力があります。
これをチームで向かっていく楽しさがある。
監査は黙々と取り組むイメージがあると思うが、実際は、先ほどの案内のとおり、チームでコミュニケ-ションを取りながら、大きなゴールに向かって取り組む仕事です。

チームの一員としての居心地の良さ、1年目には、1年目のやることがあり、結果に寄与している実感も日々感じています。

「数字を見るのではなく、人を見て仕事をしましょう」

という先輩からの言葉にもある通り、数字だけの仕事ではないです。
チームメンバーや上司、クライアントとのコミュニケーションも大切な仕事です。

人とのコミュニケーションが好きで、数字が好きであれば監査のお仕事が向いている方と思います。