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  • 2025/02/20公開

社会人に大学院はきつい?後悔しないための就学スタイルを見つけよう

社会人に大学院はきつい?後悔しないための就学スタイルを見つけよう

社会人になってから専門分野における高度な知識を身に付けたい場合は、社会人大学院の利用が効果的です。

しかし、仕事を続けながら大学院へ通うとなると、時間や体力の管理が難しかったり、費用の捻出に苦労したりといった側面があることも事実です。

本記事では、社会人大学院の概要やきついと感じる理由、社会人大学院のメリットについて解説します。オンラインMBAプログラムのご紹介もしますので、ぜひ参考にしてください。

目次
社会人大学院とは
社会人が大学院をきついと感じる理由
社会人が大学院で学ぶメリット
社会人が大学院で学ぶ就学スタイルの種類
社会人が大学院で学ぶときには、自分にあった就学スタイルを選ぼう

社会人大学院とは

社会人大学院とは、大学や短期大学を卒業後、社会人としてキャリアを積んだ後に学べる大学院のことです。

従来の大学院の主な目的は、優秀な研究者を養成することでした。ですが、現在の大学院の存在意義は多様化し、学部で学べる内容よりもさらに高度な内容を習得するための機関としての側面を有しています。

社会人大学院で習得できる内容は幅広く、理工系大学院や医療系大学院、MBAのプログラムを提供する大学院などが存在します。

夜間や週末に講義を実施したり、オンラインで受講できる大学院もあるため、仕事を続けながら無理なく学ぶことが可能です。

多くの社会人が、スキルアップやキャリアチェンジなど、それぞれの目標に向かって社会人大学院を活用しています。

社会人が大学院をきついと感じる理由

社会人が大学院で学ぶにあたっては、さまざまなハードルが存在します。なかには「きつい」と感じる人もいるでしょう。

きついと感じる理由としては、以下の3つが挙げられます。

  • 仕事と学業の両立
  • モチベーションの維持
  • 学費の捻出

それぞれの詳細を解説します。

仕事と学業の両立

仕事と学業の両立は、多くの人が悩むポイントです。

終業後に大学院へ通学したり、休日に講義を受けたりするとなると、どうしても自分の時間が少なくなり、疲労もたまりやすくなります。

仕事の繁忙期は、大学院での学習に時間を割くことが難しい場合もあるでしょう。在学期間中にビジネスチャンスを逃し、焦りを感じることも想定できます。

また、家庭を持つ人が大学院へ通う場合は、必然的に家族と過ごす時間が少なくなるため、パートナーや家族の理解と協力が不可欠です。

大学院へ通う前にどのようにライフスタイルが変化するか想定し、職場や家庭の理解を得ることが大切です。

モチベーションの維持

学業だけに集中できる学生時代と比較すると、社会人大学院での学習は、モチベーションの維持が容易ではありません。

忙しい合間をぬって大学院へ通学し、無事に修了できたとしても、その後のキャリアが保証されているわけではないからです。投資した時間とお金に見合わないと感じる人がいるかもしれません。

なかには、モチベーションの維持が難しく、途中で大学院を辞めてしまう人もいます。特に、職場で重要な職務についている人や順調に評価を伸ばしている人にとっては、必ずしも大学院での勉強が必要ではないのではと感じる時が来るかもしれません。

モチベーションを維持して目的を達成するためには、大学院で得たいことは何かを明確にし、計画的に行動することが大切です。

学費の捻出

学費の捻出も、多くの社会人大学院生を悩ませる問題です。学費は学校や専攻分野、国公立か私立かなどによって異なりますが、決して安い金額ではありません。

一定の期間、収入の大半を学費に充てることにストレスを感じる場合もあるでしょう。

できるだけ国立や公立の学校を選んだり、奨学金制度や教育訓練給付金制度を活用したりして、費用を抑えることがおすすめです。

また、修了に時間がかかってしまうと、その分学費が追加でかかってしまうため、当初の想定期間で修了できるように事前に計画を立てることも大切です。

場合によっては、大学院へ通う前に収入源を増やしたり、資格を取得したりして昇給しておくといった対策が必要でしょう。


関連記事:Abitus UMass MBA「MBAにかかる学費・費用はどれくらい? 海外・国内別の相場を紹介」

社会人が大学院で学ぶメリット

社会人が大学院で学ぶには様々な困難が伴いますが、多くのメリットもあります。

主なメリットとしては、以下の3つです。

  • 知識の専門性が高くなる
  • 自己管理能力が高くなる
  • 人脈が広がる

それぞれの詳細を解説します。

知識の専門性が高くなる

専門的な知識を高めるには、大学院は最適な場所です。

仕事を通して専門知識を得ることも可能ですが、知識を体系的に習得するには、カリキュラムに沿って学習するのが効率的です。

大学院の講義を担当する教授は、その分野で活躍している実務家や第一人者が多く、最先端の知識や技術を直接教わることができます。

講義は座学だけでなくインタラクティブな形式が多く、知識を身に付けることに加えて思考力や分析力も高めることが可能です。

理論と実践をバランスよく習得し、実務に活きる内容を学習できる場として、社会人大学院は高い評価を得ています。

自己管理能力が高くなる

社会人大学院へ通うことで、自己管理能力が向上するメリットがあります。自己管理能力とは、「目標を達成するために、自らを律し管理すること」です。

自己管理能力が高まれば、限られたリソースの中で最大限の成果を上げることが可能になります。管理する対象は、時間や体力、仕事や学業のタスク、メンタルなど、多岐にわたります。

仕事と学業の両方において高いパフォーマンスを発揮するためには、おのずと規則正しい生活をする必要があります。タイムマネジメントや体調管理は必須です。

結果として生活リズムが整い、目標に向かって行動する力が向上していきます。

人脈が広がる

社会人大学院へ通うことで、同じ専門分野を学ぶ仲間ができることもメリットの1つです。

専門分野について意見交換をしたり議論を交わしたりしながら大学院で研究に励むことは、通常の勤務の中では経験できない貴重な体験です。

学会やシンポジウムへの参加を通じて、特定の分野の第一人者と交流したり、自身の研究に対してフィードバックをもらったりすることもでき、自分のレベルの底上げにつながります。

大学院を通して築いた人脈は修了後も継続することが多く、一生の人脈となるでしょう。

社会人が大学院で学ぶ就学スタイルの種類

社会人が大学院で学ぶ際は、自分に合った就学スタイルを選ぶことがポイントです。

主な就学スタイルは、以下の3つです。

  • 夜間大学院
  • 昼夜開講制大学院
  • 通信制大学院

それぞれの詳細を解説します。

夜間大学院

夜間大学院とは、主に社会人を対象とした大学院で、終業後の夜間に学べることが最大のメリットです。「仕事を辞めずに大学院で学びたい」というニーズに合った大学院といえるでしょう。

基本的には、平日の夜間と週末に開講しています。昼夜開講制の大学院の場合、取りたい講義が昼間しか開講しておらず諦めなければならないケースがありますが、夜間大学院ならその心配がありません。

ただし、夜間大学院は通学が基本のため、終業後に通えるエリアに大学院があることが前提です。さらに、自分が希望する講義が受けられる大学院を選ぶとなると、選択肢は限られてくるでしょう。

昼夜開講制大学院

昼夜開講制大学院とは、昼間の時間帯だけでなく、夜間も開講している大学院のことです。近年では、夜間と週末の講義のみで必要な単位を取得できる大学院も増えてきましたが、一部の大学院では昼間の講義も受講しないと修了できないため、事前の確認が必要です。

夜間も開講しているため、夜間大学院と同様、仕事を辞めずに学べる点がメリットといえるでしょう。

夜間大学院と同様に通学が基本となるため、通学可能のエリアから学校を探すことになりますが、夜間大学院と比較すると学校数が多いため、選択の幅は広がります。

通信制大学院

通信制大学院とは、キャンパスへ通学せずに自宅など自分の好きな場所で講義を受けられる大学院のことです。通学の必要がないため、場所にとらわれずに学校を選ぶことができます。

主に、自宅や職場の近くに希望する大学院がない場合や、仕事の都合で通学が難しい社会人が学習できる場として活用されてます。

通学制の大学院と同等のカリキュラムが組まれており、オンラインで密度の濃い講義を受けられる点が特徴です。必要な単位を取得すれば、通常の大学院と同様に学位が与えられます。

ただし、リアルに顔を合わせてのコミュニティは限定的になるため、理解した上で入学する必要があるでしょう。

社会人が大学院で学ぶときには、自分にあった就学スタイルを選ぼう

仕事を続けながら大学院へ通学する時間や体力を捻出するのは容易なことではなく、多くの人が仕事と学業の両立やモチベーション維持に悩みながら学んでいます。

社会人大学院は、高度で体系的な知識を得られる場所であり、そこでの学びはビジネスパーソンとしての可能性を大きく広げるものとなるでしょう。

大学院を選ぶ際は、無理なく続けられるように自分にとって最適な就学スタイルを選択することが大切です。

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通学可能の大学院がない場合や、現在のライフスタイルを大きく変えずに大学院で学習したい方は、オンライン講義に対応している大学院を選ぶことをおすすめします。

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