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  • 2025/03/07公開

【最新版】ビジネススキルが身に付くおすすめのビジネス資格9選

【最新版】ビジネススキルが身に付くおすすめのビジネス資格9選

ビジネススキルとは、仕事をしていく上で不可欠な能力や知識のことです。

ビジネススキルを磨くことで業務の効率化や生産性の向上が期待でき、昇進や昇給、転職活動において有利に働きます。

ビジネススキルを効率的に習得し活用するには、資格の取得が効果的です。本記事では、ビジネススキルを身に付け、キャリアアップに役立てられる9つの資格を紹介します。

目次
ビジネススキルが身に付く・転職やキャリアアップに役立つ資格9選
今後のキャリアを考えてビジネススキルが身に付く資格を取得しよう

ビジネススキルが身に付く・転職やキャリアアップに役立つ資格9選

ビジネススキルは、以下の3つに大別できます。

  • 業務の効率化につながる「テクニカルスキル」
  • 対人関係を円滑にする「ヒューマンスキル」
  • 物事の本質を見抜く「コンセプチュアルスキル」

ここでは、これらのスキル習得に役立つ資格の中でも、特に知名度や信頼度が高く、経営やキャリアアップに役立つ9つを見ていきましょう。

簿記検定

簿記とは企業の経営活動を記録・計算するスキルを指します。

簿記検定には複数の種類がありますが、ビジネスの場で最も知名度が高いのは「日商簿記検定」といわれています。

ビジネスパーソンが受験する場合、3級か2級からが一般的です。日商簿記の各級の科目、合格率、勉強時間の目安はこちらです。

科目 合格率 勉強時間の目安
3級 商業簿記 29.5% 50~100時間
2級 商業簿記・工業簿記 28.8% 100~300時間
1級 商業簿記・会計学
工業簿記・原価計算
15.1% 500~700時間

※合格率は2024年11月実施回の結果を参照
※アビタス調べ。2025年2月時点

簿記の資格取得を通じて、財務諸表の読解・作成力、分析力、コスト感覚が養われ、企業の資金管理を経営者の視点で俯瞰的に把握できるようにもなります。

参考:日本商工会議所・各地商工会議所「商工会議所の検定試験|簿記」

FP技能検定

FP技能検定とは、ファイナンシャルプランナーとしての知識とスキルを証明する国家資格です。

ファイナンシャルプランナーは、お金に関する幅広い知識を活かして、主に個人の資産設計に関するアドバイスを行います。

FP技能検定には1級、2級、3級があり、2つの団体が試験を運営しています。ここでは、受験者数も多い2級について、日本FP協会が運営する試験の合格率を見ていきましょう。

試験 合格率
学科 47.1%
実技 56.5%


※アビタス調べ。2025年2月時点

2級の合格に必要な勉強時間は150〜300時間といわれています。

FP技能検定の資格取得を通じて身に付くビジネススキルには、財務分析力、リスク管理能力、法律知識、戦略的思考が含まれます。

参考:日本FP協会「FP技能検定」

マーケティング・ビジネス実務検定®

マーケティング・ビジネス実務検定®は、マーケティング実務に必要な知識を測る試験です。

想定される実務場面の難易度に応じて3つの級があり、基本概念から実務的な経営戦略の立案まで、マーケティングに関する汎用的な知識とスキルが身に付きます。

なお、合格率は公表されていません。各試験のレベルと勉強時間の目安を見ていきましょう。

レベルの目安 勉強時間(目安)
C級 マーケティングの定型業務ができる基礎レベル 30〜50時間
B級 マーケティング業務の運営ができる応用レベル 50〜100時間
A級 マーケティングの戦略立案や意思決定ができるマネジメントレベル 100〜150時間

マーケティング・ビジネス実務検定の資格取得を通じて身に付く主なビジネススキルとしては、データ分析や戦略的思考力、デジタルマーケティングやマーケティング戦略を立案するスキルなどがあります。

参考:国際実務マーケティング協会「マーケティング・ビジネス実務検定」

行政書士

行政書士は、公的な申請書類の作成と提出手続きの代理を行う国家資格です。官公署に提出する許認可、契約書や遺言書などの権利義務に関する書類も扱います。

試験は年に1度実施され、受験資格に制限はありません。

憲法や民法、商法などの関連法令と、情報通信や個人情報保護、文章理解などの業務に必要な基礎知識が問われます。

2024年11月に行われた試験の合格率は12.90%でした。合格に必要な勉強時間は500〜1,000時間とされています。

行政書士の資格取得を通じて、正確で論理的な文書作成能力、法律知識に基づく問題解決能力、高いビジネス倫理などが身に付きます。

参考:一般財団法人行政書士試験研究センター

宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産取引の専門家であることを証明する国家資格です。不動産取引業者だけでなく、金融機関や建設会社、不動産管理会社など幅広い分野で活用されています。

試験では、土地や建物に関する法令や税金、権利関係の知識が問われます。

年に一度実施され、受験資格に制限はありません。2024年10月に行われた試験の合格率は18.6%で、合格に必要な勉強時間は300〜400時間とされています。

宅地建物取引士に必要な、不動産関連の法律や税金の知識、不動産取引に必要な物件調査や価格査定のスキル、複雑な法律用語や取引内容を分かりやすく説明するコミュニケーション力などのビジネススキルが得られるでしょう。

参考:一般財団法人不動産適正取引推進機構「宅建試験|宅建試験の概要」

中小企業診断士

中小企業診断士は、経営コンサルタントとして唯一の国家資格です。主に、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行います。

試験は年に1度実施され、受験資格に制限はありません。第1次試験と第2次試験があり、経済学や経済政策、財務・会計、経営法務など、ビジネスに役立つ幅広い知識が問われます。

2024年度の1次試験合格率は27.5%、2次試験合格率は18.7%でした。合格に必要な時間は約1,000時間とされています。

中小企業診断士資格の取得を通じて、経営分析や戦略立案のスキル、マーケティングや法務の知識、財務管理や組織マネジメント力など、さまざまなビジネススキルが身に付きます。

参考:一般社団法人中小企業診断協会「中小企業診断士試験」

公認会計士

公認会計士は、財務報告の監査を行う国家資格です。監査のみならず会計の専門家として、税務に関するアドバイスも行います。

試験は短答式試験と論文式試験の2段階で実施されます。2024年の短答式試験の合格率は10.8%でした。合格に必要な勉強時間は2,500〜3,500時間とされています。

公認会計士試験では、財務や管理会計、監査、企業法、租税法など幅広い知識が問われます。

資格取得を通じて、会計や関連する法律の知識はもちろん、財務分析力や戦略的思考、リスク管理や問題解決、コンサルティングのスキルなど、多くのビジネススキルが身に付きます。

参考:日本公認会計士協会「公認会計士とは」

USCPA

USCPA(米国公認会計士)はアメリカの各州が認定する会計士資格です。日本を含む世界のさまざまな国で受験でき、国際的なビジネス資格として広く知られています。

試験では1科目ずつ受験日時を選択できます。FAR(財務会計)、AUD(監査および証明業務)、REG(税法および商法)の3つの必須科目と1つの選択科目を受験します。

選択科目は次の3つです。

  • BAR(ビジネス分析および報告)
  • ISC(情報システムおよび統制)
  • TCP(税法遵守および税務計画)

USCPA試験の合格に必要な勉強時間は1,200〜1,500時間とされており、2024年の試験の累積合格率はこちらです。

科目 合格率
FAR 39.59%
AUD 45.79%
REG 62.61%
BAR 38.08%
ISC 58.00%
TCP 73.91%

USCPAの学習を通じて、国際会計基準やアメリカの税務の知識、監査スキル、財務分析力、英語力、コンプライアンス意識、論理的思考力などのビジネススキルが身に付きます。

関連記事:アビタスUSCPA「USCPA(米国公認会計士)とは?魅力や取得後のキャリア・難易度・試験内容を詳しく解説」
参考:AICPA&CIMA「Learn more about CPA Exam scoring and pass rates」

MBA

MBAは「経営学修士」を意味し、資格ではなく、経営学の修士課程を修了すると授与される学位です。MBAプログラムを提供する大学院などの教育機関を「ビジネススクール」と呼びます。

各スクールの合格率や入学倍率は非公開の学校も多いものの、入試の合格率は学校によって大きく異なると考えられます。

例えば、2024年度の京都大学経営管理大学院の一般選抜の合格率は19.05%、2026年度のStanford Graduate School of BusinessのMBAプログラムの合格率は5.8%でした。

※アビタス調べ。2025年2月時点

MBAの取得には、1~数年かかります。例えば、2年間のフルタイムを選択した場合は、1,500~2,000時間程度の学習が必要です。

MBAプログラムでは、戦略的思考、財務分析力、マーケティング力、リーダーシップ、イノベーション、プロジェクトマネジメント能力など、経営管理で役立つスキルが身に付くでしょう。

MBAについてより詳細を知りたい方はこちらからご確認ください。

関連記事:Abitus UMass MBA「MBA(経営学修士)とは? MBAの種類やメリット・難易度を解説」

参考:京都大学経営管理大学院「入学案内|入試情報」
参考:Stanford Graduate School of Business「MBA Program」

今後のキャリアを考えてビジネススキルが身に付く資格を取得しよう

キャリアアップを目指して、ビジネススキルを磨こうと考えている人も多いでしょう。

ビジネススキルを効率よく身に付けるためには、資格取得やMBA学位の取得がおすすめです。希望の業界や職種で特に役立つものを選ぶとより効果的でしょう。

今後のキャリアを見据え、必要なビジネススキルを身に付けるために適切な資格や学位の取得を検討してみましょう。

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