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30代や40代の方の中には、「これからMBA(経営学修士)を取得しても遅いのではないだろうか」と感じている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
また、MBA取得の平均年齢や、どのタイミングで取得すればよいのか気になっている方もいるでしょう。
本記事ではMBAを取得した方の平均年齢をはじめ、実際にそれぞれの年代でMBAを取得した方の声を中心に、MBAの取得年齢について解説していきます。
年代ごとに取得のメリットや注意点は異なります。30代、40代でこれからMBAを取得しようかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
30代、40代でのMBA取得は遅い?
MBAを取得する人の平均年齢は? MBAプログラムの教育水準の低下の懸念
20代でMBAを取得した方のインタビュー
30代でMBAを取得した方のインタビュー 実務経験が何よりも成長につながる?
40代でMBAを取得した方のインタビュー
年代別|MBA取得前に確認したいポイント
20代後半から30代前半にMBA取得する人が多い
海外においては、MBAプログラムを提供する大学院(ビジネススクール)に通う学生の平均年齢は20代後半と言われています。
日本でも20代~30代で取得する人の比率が高いものの、40代や50代でビジネススクールに通う人も少なくありません。
多くの場合、MBA取得において、年齢による受験制限はありません。そのため、何歳の人でも受験できます。
例えば、30代・40代であれば、それまで積み重ねてきた社会人としての経験を踏まえた上で、改めてビジネスの勉強ができるでしょう。
実際にMBAを取得した方の声を聞くと、年齢や立場、それまでの経験を活かしている方が多く見受けられます。そのため、30代・40代でのMBA取得が遅いわけではないと言えるでしょう。
MBAを取得する方の平均年齢は日本国内と海外では多少異なります。
日本においては、最も多くを占めるのが20代後半、次に多いのが30代前半です。理由としては、企業にて一定の期間働いてから取得するパターンが多いからと考えられます。
アメリカにおいては、平均年齢は約28歳です。また、ヨーロッパの多くのビジネススクールでも、同程度か、少し高くなる傾向にあります。
それぞれの平均年齢について詳しく見ていきましょう。
やや古いデータになりますが、2016年に行われた文部科学省の調査によると、経営系大学院在学生の平均年齢のうち、最も多くを占めるのは25~29歳、次に多いのが30~34歳です。
年齢 | 割合 |
---|---|
25歳未満 | 5.1% |
25~29歳 | 33.3% |
30~34歳 | 26.9% |
35~39歳 | 15.4% |
40~44歳 | 7.7% |
45歳以上 | 2.6% |
不明・無回答 | 9.0% |
20代後半から30代前半が50%以上を占めており、ボリュームゾーンといえます。全体の平均年齢は32.1歳です。
一方で、40代以上も約10%と多く、幅広い年齢層の人が在学しているといえるでしょう。
MBA取得の目的は幅広く、多方面で活用できます。そのため、人によって取得する年齢に大きな開きがあると考えられます。
参考:文部科学省「国内外の経営系大学院及び修了生の実態並びに産業界の経営系大学院に対するニーズ等に関する調査報告書(株式会社工業市場研究所作成資料)」
アメリカにおいて、MBAを申請した人の平均年齢は28歳程度と言われています。Columbia Business School(アメリカ)を例に挙げると、同大学へ2022年に入学する生徒の平均年齢は28歳となっており、比率としては25~31歳が多い傾向にあります。
参考:Class Profile | Columbia Business School
一方、ヨーロッパの多くのビジネススクールでも同程度か、もしくは31〜32歳と、アメリカと比較するとやや高い傾向にあるという論調もあります。
IESE Business School(スペイン)を例に挙げると、MBAプログラムに参加する生徒の平均年齢は29歳となっております。
参考:Who Are We Looking For in Our MBA | MBA | IESE Business School
※海外MBAの平均年齢は2022年12月時点、アビタス調べ。
20代で米国MBAを取得した、松田友江さんのインタビューを見てみましょう。
商学部を卒業し、金融系のシステムエンジニア(SE)として仕事をしていた松田さんは、3年半経過したタイミングで会社を辞められました。
それを機会に、経営やマーケティング、財務などを改めてきちんと勉強すれば何かに活きてくるのかもしれないと考え、MBAを目指すことにしたそうです。
実際に取得した結果、「リーダーシップ論」で学んだフレームワークが、その後の後輩育成やチームマネジメントに役立ったとのことです。
MBAを取得したことは、松田さんにとって「30歳までに何かを成し遂げた証」となっています。
参考:アビタス UMass MBA「選ばれる理由|卒業生の声|松田友江さん」
次に、30代で米国MBAを取得した、2名のインタビューを見ていきましょう。
花尾康平さんは、同じ仕事を続ける中で新しいことをやりたいという思いが強くなったため、MBA取得を目指したとのことです。
実際にMBAを取得した結果、ビジネス全体が見えるようになったそうです。また、ビジネススクールでの学びを活かすことで周囲からの評価が高まり、自分の価値が向上したと感じています。
参考:アビタス UMass MBA「卒業生の声|花尾康平さん」
吉田知恵さんは、育児休暇中にMBAを取得されました。
広報という仕事柄、経営陣と話をする機会も多く、ビジネススクールでの学びが仕事上で必要な力になっていると感じているようです。
また、海外のビジネススクールで学んだことは、会社で異なる文化を持った人々と一緒に働いていく上でも役に立っていると話しています。
参考:アビタス UMass MBA「卒業生の声|吉田知恵さん」
40代でMBAを取得した、鈴木智洋さんの声を見てみましょう。
ご自身が会社の研修で1年ほどシンガポールに駐在したことで、将来的に海外でより本格的に仕事をしたいと考えるようになったことが、MBA取得を目指したきっかけになったそうです。
ビジネススクールで、会社以外の学習仲間とつながって自分を高めたことが、仕事面でのモチベーションアップにもつながったようです。
さらに、意識の高い人とつながることで、「ネットワークを広げたい」「もっといろいろな人とつながりたい」という気持ちが高まり、世界が広がっていったそうです。
40代でのMBA取得が、キャリアアップにもつながったと話してくださりました。
参考:アビタス UMass MBA「卒業生の声|鈴木智洋さん」
MBA取得の目的や活かし方は、人によって大きく異なります。そのため、年代別の絶対的な区別をつけることはできません。
しかし、自分の年齢で本当にMBA取得に踏み切ってよいものかと悩む方もいるでしょう。
各年代別のMBA取得前に確認したいポイントをまとめたので、参考にしてください。
20代の人の中には、30代・40代と比べて実務経験が少ないため、ビジネススクールで学ぶ内容が実際の業務に結び付けづらいのではないかと不安を感じる人もいるでしょう。
実際に、ケーススタディ(事例研究)などでは実務経験の無さから現実味を持って臨むことが難しいと感じるかもしれません。
また、「取得するにはまだ早いのではないか」と周りから言われることも少なくありません。実際、先ほど紹介した20代でMBAを取得した松田友江さんは、周囲から「まだ早い」と言われたことがあるそうです。
しかし、松田さんは20代で取得してよかったと振り返っています。周りの意見に流されることなく、自分が取得したいと思ったタイミングで行動することが大切だといえるでしょう。
参考:アビタス UMass MBA「卒業生の声|松田友江さん」
30代は20代に比べ、職場での地位がある方が多いという理由で勉強の時間が割きづらく、MBA取得に踏み切れない方が多いのではないでしょうか。
また、MBA取得のために、仕事を辞めることに抵抗感を持つ方もいるでしょう。
30代でMBAを取得した花尾康平さんは、「マサチューセッツ州立大学MBAプログラム」を利用しました。留学せずにオンラインでMBAの取得が可能なため、仕事と両立しながら勉強を進めていました。
仕事を辞めることがネックと感じている場合は、「マサチューセッツ州立大学MBAプログラム」など、オンラインでMBA取得が可能なプログラムを検討してみましょう。
参考:アビタス UMass MBA「卒業生の声|花尾康平さん」
先述した30代と同じように、40代の方も勉強時間確保のために今の仕事を辞めることへの戸惑いを感じる方も少なくありません。
40代でMBAを取得した鈴木智洋さんは、花尾康平さんと同様に「マサチューセッツ州立大学MBAプログラム」を利用したため、仕事と学習を両立させることができたとのことです。
勉強だけでなく、さまざまな職種や役職の人とのネットワークができたことも、MBA取得で得たメリットの1つだったと話してくださりました。
入学後は年齢や年代の幅を気にせずに、教授や他の学生と積極的に交流することを意識するとよいでしょう。
参考:アビタス UMass MBA「卒業生の声|鈴木智洋さん」
本記事ではMBAを取得した方の平均年齢をはじめ、実際にそれぞれの年代でMBAを取得した方の声を中心に、MBAの取得年齢について見ていきました。
MBA取得を目指してビジネススクールに通う方のボリュームゾーンは、20代後半から30代前半です。
数年間実務経験を重ねた後、その経験を活かしてビジネススクールで学ぶ方が多い傾向にあるといえるでしょう。20代後半から30代前半でMBA取得を考えている方は参考にしてください。
しかし、30代後半や40代でビジネススクールに通う方も多数いらっしゃいます。
ボリュームゾーンの学生よりも長い実務経験を踏まえた上で、さまざまなことを学び、キャリアアップに活かしている方は少なくありません。
加えて、ビジネススクールに通っている間に他の学生たちとの交流を深めることが、その後のビジネスに役立っているとの声も数多く上がっていました。
国際資格の専門校であるアビタスは、米国マサチューセッツ州立大学のMBAプログラムを完全オンラインで提供しています。
マサチューセッツ州立大学のMBAプログラムは「AACSB」という国際認証を取得しています。これは、世界レベルのビジネススクールであるという証明です。
国際認証を取得しているビジネススクールは世界でわずか5%しかありません。米国の現地プログラムに合流する前に、日本人講師による「基礎課程」があり、その後「上級課程」に進むという2段階式で学習できる点も特長の1つです。
また、完全なオンライン講義のため、実際に海外に留学した場合のような多額の留学費はかかりません。
アビタスの「マサチューセッツ州立大学MBAプログラム」に興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
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