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PreMBAとは、MBAの本科の準備段階のプログラムのことです。
ビジネススクールによって学習内容は異なるものの、基礎的なビジネス知識から問題解決技法まで、さまざまな科目がカリキュラムにあります。
そもそも、PreMBAとMBAの本科の違いがよく分からないと疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。
本記事では、PreMBAコースの概要とメリットを解説します。また、国内外でPreMBAコースを提供しているビジネススクールを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
PreMBAとは
PreMBAコースで学ぶメリット
【国内】PreMBAコースを学べる教育機関
【海外】PreMBAコースを学べる教育機関
PreMBAコースでMBAの基礎知識を学ぼう
PreMBAとはビジネススクールが実施しているMBAの準備プログラムを指します。
ここでは、PreMBAの概要や学べる内容などを詳しく見ていきましょう。
MBA取得を目指しているものの、「英語でのケースディスカッションが不安でどうしたらよいのか分からない」「どのようにレポート課題に取り組めばよいのか分からない」などといった初歩的な不安や疑問を持っている人も少なくありません。
こういった問題を解決するために、MBA導入レベルの学習内容を提供するのがPreMBAです。
実施期間は夏休み期間の2〜3カ月間、もしくは週末講義の1年制や2年制など、ビジネススクールによって異なります。
学習内容として、基礎的なマネジメント科目やアカデミックライティングなどがカリキュラムに含まれます。
PreMBAでは以下のような科目を学びます。
問題解決技法以外の5科目は、MBAの本科の必修科目です。
PreMBAは、MBAを取得する準備段階の位置付けであるものの、MBAの本科の必修科目を学習しますので、効率的に組織人として必須の知識を身につけることが可能です。
また、経営学を学習した経験がない人向けにビジネス基礎の科目を提供しているビジネススクールもあります。
英語だけでなく、経営に関する基礎知識を学習した上でMBAの本科を受講することで、各科目に対する理解をより深められるでしょう。
MBAではなく、PreMBAコースで学ぶメリットは「取得単位はMBAの本科へ移行できる」「ビジネスに必要なスキルが身につく」などが挙げられます。
いきなりMBAの本科を受講するのは不安だという人に向いているコースといえるでしょう。
ここでは、PreMBAコースで学ぶメリットを詳しく見ていきます。
基本的にPreMBAコースで取得した単位は、MBAの本科への移行が可能です。
試しにPreMBAコースを受講した後に、MBAの本科で本格的にMBA取得を目指したいという人にとっては嬉しいメリットといえるでしょう。
加えて、PreMBAコースからMBAの本科へ移行した場合、取得費用の負担を軽減できるケースもあります。詳細は各ビジネススクールへご確認ください。
PreMBAコースからMBAの本科への移行に関する費用軽減の特典を実施しているビジネススクールもあり、入学金や授業料の免除・減免が受けられる可能性があります。
また、MBAの本科と比較すると取得単位が少ないため、学費の負担を大幅に軽減できる点もメリットの1つです。
PreMBAでは以下のような科目を履修できるため、ビジネスに必要なスキルを身につけることが可能です。
MBAに興味がない人でも、PreMBAコースを受講することでビジネスに必要なスキルを学習できます。
また、週末に講義を実施するスクールが多いため、忙しい社会人でも効率的に学習を進められるでしょう。
国内でPreMBAコースのある代表的な教育機関は、SBI大学院大学・名古屋商科大学ビジネススクール・明治大学・グロービス経営大学院の4校です。
4校の特徴や学費などを以下の表にまとめました。
教育機関 | SBI大学院大学 | 名古屋商科大学ビジネススクール | 明治大学 | グロービス経営大学院 |
取得単位 | 年間17単位 ※2年で取得する場合 |
12単位(1年制)もしくは24単位(2年制) | ― | 12単位まで取得可能 |
科目 | ・マーケティング ・ファイナンス ・財務会計 ・管理会計 ・オペレーションズ・マネジメント ・問題解決技法 |
・論理的思考力 ・ファイナンス ・会計 ・マーケティング ・リーダーシップ ・マネジメント ・クリエイティブシンキング ・イノベーション発想 ・ビジネス基礎 |
・ファイナンス ・マネジメント ・マーケティング ・ビジネス・ロー ・グローバル・ビジネス |
・クリティカル・シンキング 、マーケティング・経営戦略基礎などから受講するケースが多い(1受講期あたり2科目まで、対象科目は15科目) |
学費 | 4単位を28万円で受講可能 ※別途登録料2万円 |
36万円 (※実質負担額) |
11万円 | 12万8,000円/科目 ※別途入学金2万3,000円 |
開講時間 | (オンライン学習システムを採用) | 週末:9時20分~16時40分 | ・平日19時30分~21時 ・土曜:講座により異なる |
・平日:19時~22時 ・土曜:10~13時、14~17時、18~21時 ・日曜:10~13時、14~17時 |
特徴 | オンラインで講義やディスカッションに参加 | ライブ形式によるオンライン授業 | 単位認定がない | 1科目から受講できる |
国際認証 | ー | ・AACSB ・EQUIS ・AMBA |
ー | ー |
※2024年12月アビタス調べ
参考:SBI大学院大学「コースについて|Pre-MBAコースについて」
参考:名古屋商科大学ビジネススクール「教育課程|PreMBA《社会人教育》」
参考:明治大学リバティアカデミー「仕事・キャリアアップ|プレMBAプログラム」
参考:グロービス経営大学院「MBA単科生制度の概要」
海外でPreMBAコースのある教育機関の代表例は、ヨーク大学(York University)とニューブランズウィック大学(University of New Brunswick)の2校です。
2校の特徴を比較しました。
教育機関 | ヨーク大学 | ニューブランズウィック大学 |
科目 | ・ビジネスレポート・ライティング ・リサーチ ・ケーススタディ分析 ・リーダーシップ ・プレゼンテーション・スキル |
・英語第二言語習得コース(English-second-language development courses) ・入門ビジネスコース(introductory business courses) |
学費 | 要問い合わせ | 19,500ドル(約300万円) |
受講期間 | 8週間 | 8カ月 |
国際認証 | ・AMBA ・EQUIS |
・AACSB |
国 | カナダ | カナダ |
※2024年12月アビタス調べ。
※1ドル=155円として計算。
2校はともに1つ以上の国際認証を取得しています。
ニューブランズウィック大学のPreMBAの講義では英語第二言語習得コース(English-second-language development courses)が用意されているため、ビジネスの基礎知識とともに英語学習にも重点を置きたい人に向いているでしょう。
参考:ヨーク大学日本事務所「YUELIのプログラム|PRE-MBAプログラム」
参考:University of New Brunswick「Saint John College|Pre-MBA Program」
PreMBAコースは比較的短期間でMBAの本科で学ぶようなビジネスの基礎知識を学習できます。
社会人として必要なビジネススキルを身につけることが可能ですので、MBAに興味がない場合でも、PreMBAで学ぶことでビジネススキルを習得できる点が魅力です。
また、ビジネススクールの中には、PreMBAコースで取得した単位をMBAに移行できるケースがあります。
授業料の負担を軽減し、試しにMBAの講義を受けてみたい人におすすめのコースといえます。
MBAの取得を目指す場合、国際資格の専門校であるアビタス(東京)がおすすめです。
アビタスは「マサチューセッツ大学(UMass)MBAプログラム」を提供しています。
「マサチューセッツ大学(UMass)MBAプログラム」は、アメリカ・マサチューセッツ州立大学のMBAプログラムで、オンラインにて現地に通学して取得する学位と同等の学位を取得できます。
世界のトップスクール同様、国際認証AACSBを取得しており、グローバル人材としてのビジネススキルを無理なく身につけることが可能です。
MBAの本科に興味がある方は、ぜひアビタスの利用を検討してみてください。
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