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近年、MBAの留学先としてアジアのビジネススクールが注目を集めています。
MBA取得を目指す学生の中には、アジアのビジネススクールを選ぶ人も少なくありません。
しかし、アジアにどのようなビジネススクールがあるのかよく把握していないという人もいるのではないでしょうか。
本記事では『QS』『FINANCIAL TIMES』『Eduniversal』のランキングを基に、アジアのMBAランキング上位10位のビジネススクールと学費および特徴をご紹介します。
また、アジアでMBAを学ぶ魅力も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
【2024年】アジアのMBAランキング
アジアでMBAを学ぶ魅力3選
MBAアジアランキングを参考にして自身にあった学校を探そう
MBAプログラムを提供しているビジネススクールを評価する機関は多くあり、中でも『QS』『FINANCIAL TIMES』『Eduniversal』の3つの評価機関が有名です。
3つの評価機関はそれぞれ以下のように特徴が異なります。
項目 | 内容 |
---|---|
QS | 評価基準はMBA取得後の給与や投資利益率などに重点を置いている |
FINANCIAL TIMES | 給与のほかに環境や社会貢献の項目を評価基準に含む |
Eduniversal | 国際認証の有無や学部長への評価も含む |
ここでは、『QS』『FINANCIAL TIMES』『Eduniversal』のランキングから、アジアのMBAランキング上位10位のビジネススクールの学費と特徴を見ていきましょう。
まず、QSのアジアMBAランキングの上位10校は次の通りです。
順位 | 学校名 国名 |
学費 (年間) |
特徴 |
---|---|---|---|
1 | National University of Singapore(NUS) | 99,190SGD (≒1,130万円) |
・50年以上にわたり、実践的でやりがいのあるビジネス教育を提供 ・AACSBおよびEQUISの認定を受けている |
Singapore | |||
2 | Tsinghua University | 198,000元 (≒417万円) |
・中国に焦点を当てながらグローバルなキャリアを目指すリーダーに向いているプログラムを提供 ・国際的な学生と国際的に訓練された教授陣によってグローバルビジョンを育む |
China | |||
3 | Nanyang NTU Singapore | 81,750SGD (≒930万円) |
・厳格な学術理論と実際のビジネス慣行を融合させた革新的な教育法を採用 ・AACSBおよびEQUISの認定を受けている |
Singapore | |||
4 | CEIBS | 598,000元 (≒1,260万円) |
・対外貿易経済合作部(当時)と欧州委員会の合意に基づき設立した非営利高等教育機関 ・東洋と西洋のビジネスイデオロギーを融合し、包括的かつグローバルに焦点を当てたプログラムを提供 |
China | |||
5 | SMU(Lee Kong Chian) | 81,750SGD (≒930万円) |
・世界中の大学と連携し、国際学生交換プログラムや短期留学プログラムなど国際的な経験を積める ・AACSB、AMBA、EQUISの認証を受けている |
Singapore | |||
6 | University of Hong Kong | 588,000HKD (≒1,150万円) |
・100年以上の歴史を誇る香港最古の高等教育機関 ・96カ国から9,000人を超える留学生が集まる多様なコミュニティ |
Hong Kong SAR | |||
7 | HKUST | 600,000HKD (≒1,170万円) |
・1991年の設立からわずか30年少々ですでに国際的な名声を獲得 ・中国ビジネスやアジア金融市場からアジアの起業家精神および実験的なビジネス研究を提供 |
Hong Kong SAR | |||
8 | Indian Institute of Management Bangalore | 2,600,000INR (≒468万円) |
・現代および新興の経営問題に重点を置いた強力な基本フレームワーク ・公共政策センター、金融市場およびリスク管理センター、企業統治および市民権センター、企業資源計画センターがある |
India | |||
9 | IIM Ahmedabad | 3,415,000NR (≒620万円) |
・コミュニティサービスやスポーツ、個人の才能の向上など個人的な興味を追求するプログラムも含まれている |
India | |||
10 | Shanghai Jiao Tong University | 184,000元 (≒400万円) |
・1896年に設立した歴史ある大学 ・国際学術交流プログラム推進を積極的に行っており、100を超える海外の大学と交流がある ・AACSB、EQUIS、AMBAの認証を受けている |
China |
※アビタス調べ。2025年2月時点
※1SGD=113円で換算。
※1元=21円で換算。
※1HKD=19.5円で換算。
※1INR=1.8円で換算。
QSによるアジアのMBAランキングは、シンガポール・中国(香港)・インドの3カ国のビジネススクールが占めています。
ランキングにあるビジネススクールは、拠点を構える国の起業精神やビジネス慣行に加えて、グローバルな視点でプログラムを受講できるビジネススクールが多い傾向があります。
参考:Top Universities『QS Globa MBA Rankings: Asia 2025』
次にFINANCIAL TIMESのアジアMBAランキングの上位10校を見ていきましょう。
QSのランキングにも登場したビジネススクールの特徴は省略します。
順位 | 学校名 国名 |
学費 (年間) |
特徴 |
---|---|---|---|
1 | CEIBS | 598,000元 (≒1,260万円) |
【QS】アジアMBAランキング5位 |
China | |||
2 | Shanghai University of Finance and Economics: College of Business | 144,000元 (≒約300万円) |
・中国のビジネス系スクールの中では最も歴史が長く、商科・金融・経済に強いとされている |
China | |||
3 | National University of Singapore(NUS) | 99,190SGD (≒1,130万円) |
【QS】アジアMBAランキング1位 |
Singapore | |||
4 | Fudan University School of Management | 508,000元 (≒1,070万円) |
・世界経済への展望と中国に対する深い理解を持つ国際的な経営エリートの養成が目的 |
China | |||
5 | Indian School of Business | 4,178,000INR (≒750万円) |
・新興市場でビジネスを行える将来のリーダーを育成する ・履歴書レビューワークショップがある |
India | |||
6 | Nanyang NTU Singapore | 81,750SGD (≒930万円) |
【QS】アジアMBAランキング3位 |
Singapore | |||
7 | HKUST | 600,000HKD (≒1,170万円) |
【QS】アジアMBAランキング7位 |
Hong Kong SAR | |||
8 | IIM Ahmedabad | 3,415,000NR (≒620万円) |
【QS】アジアMBAランキング9位 |
India | |||
9 | HKU Business School | 588,000HKD (≒1,150万円) |
【QS】アジアMBAランキング6位 |
Hong Kong SAR | |||
10 | Indian Institute of Management Bangalore | 2,600,000INR (≒468万円) |
【QS】アジアMBAランキング8位 |
India |
※アビタス調べ。2025年2月時点
FINANCIAL TIMESの上位10校は、香港を含む中国のビジネススクールが5校もランクインしています。
参考:FINANCIAL TIMES『Business School Rankings|MBA 2024』
最後にEduniversalが発表したアジアMBAランキングの結果を見てみましょう。
QSおよびFINANCIAL TIMESのランキングにも登場したビジネススクールの特徴は省略します。
順位 | 学校名 国名 |
学費 (年間) |
特徴 |
1 | HKUST | 600,000HKD (≒1,170万円) |
【QS】アジアMBAランキング7位 【FINANCIAL TIMES】アジアMBAランキング7位 |
Hong Kong SAR | |||
2 | National University of Singapore(NUS) | 99,190SGD (≒1,130万円) |
【QS】アジアMBAランキング1位 【FINANCIAL TIMES】アジアMBAランキング3位 |
Singapore | |||
3 | Shanghai Jiao Tong University | 184,000元 (≒400万円) |
【QS】アジアMBAランキング10位 |
China | |||
4 | 慶應義塾大学大学院 | 約221万円 | ・日本人だけでなく多くの留学生が在籍しており、国内にいながら多様性のある価値観に触れられる ・ケースメソッドスタイルでの講義が多くを占める |
日本 | |||
5 | Yonsei University School of Business | 4,792,500KRW (≒48万円) |
・韓国の大学の中でも留学生の在籍数が最多 ・現代の世界的ビジネス環境を反映したグローバルMBAを英語で開講 |
Korea | |||
6 | National Taiwan University | 30,250TWD (≒14万円) ※Global MBAの学費 |
・リーズナブルな学費でMBA取得を目指せる ・中国語のレッスンを1年間無料で受講できる |
Taiwan | |||
7 | 早稲田大学大学院 | 約397万円 | ・豊富なプログラムを用意しており、日本語中心もしくは英語中心の科目を自ら選択し受講できる ・欧州の大学院とのダブルディグリー制度も用意 |
日本 | |||
8 | City University of Hong Kong | 476,000HKD (≒928万円) |
・コンサルティングプロジェクトやケースコンペティションなど実践的なプログラムを提供 ・トップクラスの企業パートナーや業界のリーダーとの戦略的提携により、キャリアの展望に優れたアクセスを得ることが可能 |
Hong Kong SAR | |||
9 | University of Malaya | 56,800MYR (≒200万円) |
・マレーシアの首相や副首相を数多く輩出しているマレーシアの名門校 ・世界80カ国を超える国から留学生を受け入れている |
Malaysia | |||
10 | Fudan University School of Management | 508,000元 (≒1,070万円) |
【FINANCIAL TIMES】アジアMBAランキング4位 |
China |
※アビタス調べ。2025年2月時点
※1KRW=0.1円で換算。
※1TWD=4.6円で換算。
※1MYR=35円で換算。
Eduniversalのランキングには、『QS』や『FINANCIAL TIMES』にはランクインしていないビジネススクールが多い傾向があります。
また、慶應義塾大学大学院と早稲田大学大学院といった日本のビジネススクールも上位10位以内にランクインしていました。
参考:Eduniversal『2024 TOP30 -Eduniversal Best Masters Ranking MBA full time in Far East Asia』
アジアでMBAを学ぶ魅力として、以下3点が挙げられます。
それぞれの魅力を詳しく見ていきましょう。
中国をはじめとしたアジアの多くの国々は急速な経済成長を遂げており、将来性のある市場として注目されています。
特にランキングにあるアジアのビジネススクールでは、拠点を構える国の起業精神やビジネス慣行を土台として学習する傾向があります。
各国のビジネス慣行を基礎知識として学習することで、アジア市場への理解を深められるようになり、就職活動においても有利に働く可能性があります。
中国やシンガポールなどを拠点としたグローバル企業に就職したい場合、アジアのMBAプログラムが有利に働くでしょう。
さらに、アジアの一員である日本人としてビジネス、文化の両面で深いつながりを活用すれば、アジアでのキャリアチャンスは十分に開けていると言えます。
アジアMBAではアジア圏内の留学生に加え、欧米からの留学生も多くいます。そのため、欧米などのグローバルな視点からアジア市場がどのように見えているのかを知ることが可能です。
また、アジアのビジネススクールといっても、MBAプログラムや就職サポートにおいてグローバルな大企業とのつながりを重視しているビジネススクールもあります。
アジア圏内だけではないグローバルなキャリアチャンスもつかめるようになるでしょう。
欧米のトップMBAプログラムと比較すると、アジアのMBAプログラムは学費や生活費が相対的に低いケースが多いです。
ビジネススクールによっては留学生に有料で寮を提供している場合もあります。
中には、「寮費が月額4万円」といった安価な費用で提供しているビジネススクールもあり、生活費を大幅に抑えることが可能です。
また、アジアの国々の街の雰囲気は日本とあまり変わらない場合もあるため、海外にいながら日本と同じような生活を送れる安心感のある点も魅力の1つです。
『QS』『FINANCIAL TIMES』『Eduniversal』のアジアMBAランキングおよびアジアのMBAの魅力を解説しました。
近年、アジアのMBAに留学する学生が増えており、注目を集めています。
日本からアジアのMBAに留学することでアジア市場への理解を深め、アジア圏内の企業への就職を視野に入れている人も少なくありません。
アジアの企業だけでなく、よりグローバルなキャリアチャンスがつかめる可能性もあります。
また、欧米のMBAと比較すると、授業料や生活費を大幅に抑えられるため、資金面でも安心して留学を検討することが可能です。
しかし、授業料も生活費も決して安いわけではありません。自分が学びたい内容を学習できるかどうかを十分に検討し、最適なビジネススクールを選択しましょう。
国際資格の専門校であるアビタス(東京)では、「マサチューセッツ大学(UMass)MBAプログラム」を受講できます。
アメリカ・マサチューセッツ州立大学のオンラインMBAプログラムであり、日本にいながら現地に通学して取得する学位と同じものを取得することが可能です。
オンラインのため、渡航する必要はありません。留学費用や現地の生活費を抑えることができます。
また、当プログラムは世界でわずか5%のビジネススクールにしか与えられない国際認証AACSBの認定を受けており、高い教育品質が保証されています。
アビタスでは、無料のオンライン説明会と体験講義を実施しています。MBA取得に興味がある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
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