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  • 2025/03/07公開

中国MBAを取得する場合の費用は?特徴や3つのメリットを解説

中国MBAを取得する場合の費用は?特徴や3つのメリットを解説

MBAの留学先として中国が人気を集めています。中国でMBAを取得することで中国市場への理解を深められる、市場価値の高い人材になれるといったメリットがあります。

本記事では、中国MBAの特徴に触れつつ、中国でMBAプログラムを提供している大学院・ビジネススクール10校をご紹介します。

MBAの留学先として中国を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

目次
中国でMBAを学ぶ3つのメリット
中国のMBAの特徴
中国でMBAを取得する費用の目安
中国でMBAプログラムのある大学院・スクール
中国のMBAは費用や特徴を参考に検討しよう

中国でMBAを学ぶ3つのメリット

日本国内やアメリカではなく、MBAを取得するための留学先として中国を選択する人が増えています。

では、中国でMBAを取得することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。

中国でMBAを取得するメリットとして、以下の3つが挙げられます。

  • 中国市場への理解が深まる
  • 市場価値の高い人材になれる
  • 話者の多い中国語に触れることができる

それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。

中国市場への理解が深まる

1つ目のメリットは中国市場への理解が深まる点です。

世界的に規模の大きい中国市場について、中国現地のビジネススクールでケーススタディなどを通し、その発展を学ぶことが可能です。

中国のトップビジネススクールのMBAプログラムでは中国企業のトップが講義を行ったり、学生の中に中国市場で活躍しているビジネスパーソンがいたりするケースも珍しくありません。

講義や学生同士のコミュニケーションでも、中国市場への理解を深められる機会があるでしょう。

市場価値の高い人材になれる

過去の中国の好景気および世界金融危機の期間の経済成長は、世界に影響を及ぼしています。

中国のビジネススクールで、中国経済に焦点を当てたMBAプログラムを受講することで、海外でのビジネス展開を目指す中国国内の組織と、中国でのビジネス展開を目指すグローバル企業の専門家として成長できるでしょう。

成長をし続けている中国でMBA取得のために学習することは、中国経済に強い市場価値の高い人材として活躍できる可能性を秘めています。

話者の多い中国語に触れることができる

2024年現在、中国の人口は14億人を超えています。世界の人口における約17%を占めており、中国語は話者の多い言語といえます。

中国への留学は、話者の多い中国語を学び、中国での暮らしがしやすくなることに加え、中国経済への理解も深められる点が魅力です。

また、将来的に中国でキャリアを積みたい場合、中国語の語学力は欠かせないものとなるでしょう。

現在、中国におけるMBA取得者向けの求人広告では、中国語が堪能であることが求められるケースが増えています。

そのため、中国で長期的な就労を検討している場合、MBAの取得だけでなく中国現地の就職希望者と競争できる程度に堪能な中国語の語学力が必要になるでしょう。

中国のMBAの特徴

中国のMBAの特徴としては、以下の2点が挙げられます。

  • 職務経歴の少ない人が多い
  • 入学試験の倍率が高い

中国のMBAプログラムを提供しているビジネススクールでは、職務経歴の少ない学生を多く受け入れている傾向があります。中には、21歳で入学、23歳で修了するケースもあります。

中国のビジネススクールでは学生の多様性を重視しており、職務経歴だけでなく、音楽や学術界、軍隊などの経験がある学生も平等に評価しているのです。

そのため、中国のMBA取得者は金融機関での就職を希望せず、慈善団体や政府機関への就職、起業などを希望する人が多くいます。

また、中国の学生は競争社会で自身の将来の道を切り開くため、積極的に学習に励んでいます。

MBAをはじめとする大学院への競争率も高く、入学試験の倍率が高い傾向にあります。

中国でMBAを取得する費用の目安

ビジネススクールによって学費は異なるものの、中国MBAの学費の目安は12万〜18万8,000元程度(≒261万〜410万円程度)です。

MBAの学費の目安は、アメリカが1,300万〜2,000万円程度、ヨーロッパが1,500万程度なので、アメリカや欧州のMBAと比較すると中国のMBAの学費は安価といえます。

また、アメリカや欧州よりも生活費も比較的安く抑えられるでしょう。

学生寮などを利用することで、生活費全体をより節約することも可能です。

中国でMBAプログラムのある大学院・スクール

QSの『Global MBA Rankings 2025』から中国MBAのトップ5校の学費および特徴を見ていきましょう。

順位 大学院名 学費 特徴
1 Tsinghua University
(清華大学)
198,000元
(≒417万円)
・中国に焦点を当てながらグローバルに活躍できるリーダーの育成を行う
・中国のビジネス文化を体験し、中国に根ざした人間性を育てるための没入型環境を提供
2 China Europe International Business School(CEIBS)
(中欧国際工商学院)
598,000元
(≒1,260万円)
・対外貿易経済合作部(当時)と欧州委員会との合意に基づき設立された非営利の合弁事業
・中国の政治の中心地である北京とヨーロッパの中心地であるチューリッヒにキャンパスを構える
3 Shanghai Jiao Tong
(Antai)
(上海交通大学/安泰経済与管理学院)
184,000元
(≒400万円)
・外国人教授や交換プログラム、英語のみで行われるコースを活用
・東洋と西洋のビジネス概念と実践の両方を習得したい人向けのプログラムを用意
4 Fudan University
(復旦大学)
508,000元
(≒1,070万円)
・世界経済への展望と中国に対する深い理解を持つ国際的な経営エリートの養成を目的にしている
5 Zhejiang University
(浙江大学経営学部管理学院)
86,400元
(≒約1,815万円)
・AACSB、EQUIS、AMBA、CEEMANの国際認定を取得
・イノベーションと起業家精神の分野に特化している

※アビタス調べ。2025年2月時点 ※1元=21円で換算。

トップ10にランクインしている大学院・ビジネススクールの学費は、中国のMBAの目安よりも比較的高額です。

参考:Top Universities「QS Globa MBA Rankings: China 2025」

中国のMBAは費用や特徴を参考に検討しよう

中国でMBAを取得するメリットやMBAの特徴、MBAプログラムのある大学院・ビジネススクールについて解説しました。

中国のビジネススクールで取得することで急成長してきた中国市場への理解が深まり、中国経済に強い市場価値の高い人材へと成長できるでしょう。

中国MBAでは260万〜400万程度で受講できる大学院もあります。しかし、QSのランキングにランクインしている大学院・ビジネススクールでは、学費が1,000万円を超えるケースもあります。

また、大学院・ビジネススクールによってMBAプログラムの特徴も大きく異なるため、自身が学習したい内容に適しているかを十分に確認し、留学先を検討しましょう。

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