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IFRS検定の活かし方

IFRS検定でIFRS対応をマスター

  • 「IFRS検定を受けたことで、IFRSの要点を頭に叩き込み、考え方としてのIFRS脳を作るのに役立ちました。」【50代/監査法人/会計監査】
  • 「現在の職務内容のベースラインとして最適なレベルの範囲の知識を習得できました。」【40代/経理/男性】

IFRS検定は、経理・財務の方を中心に、システム担当の方、コンサルティングを行っている方、会計士や税理士の資格をお持ちの方まで幅広く、様々な方が受験しています。
IFRSを体系的に学習するため、IFRSの知識レベルを確認するため、ぜひ検定試験を受けてみませんか?

 
~IFRS(国際会計基準)の世界での広がり~

2005年に、EU域内の上場企業の連結財務諸表に対しての強制適用を契機に、2008年のG20による「単一で高品質な国際基準を策定する」ことが目標に掲げられてから、IFRSは世界で急速に普及しました。現在140法域以上でIFRSが採用されています。採用の方法は、強制適用、任意適用、自国会計基準とIFRSとの差異をなくすコンバージェンス(収斂)、自国会計基準策定の際にIFRSを取り込んでいくなどさまざまです。世界の会計制度は、IFRSの影響を強く受けて運用されています。IFRS財団によると、2018年時点で144法域(Jurisdiction)にてIFRSが強制適用され、新たにアフリカでも2019年から17カ国がIFRSの適用を決定しました。

日本では、時価総額でみると東証上場企業の50%を占める企業が、IFRSの適用、適用準備、適用検討を進めています。国内大手自動車メーカーもIFRSへ移行、大手生命保険会社も移行方針を発表するなど、日本国内でもますます広がりを見せています。

IFRS検定を取得する3つのメリット

メリット1 IFRSを実務で扱えることの国際的な証明に

IFRS検定は、ロンドンに本拠地を置くICAEW(イングランド・ウェールズ勅許会計士協会)が運営する検定試験です。ICAEWは、現在130,000人もの会員数を擁し、欧州で最大規模の会計士協会として知られています。
ICAEWがIFRSの広範な知識と理解力を測ることを目的として運営しているのが、国際会計基準検定(IFRS Certificate)。合格者にはIFRSCertificateが発行され、グローバルな会計基準であるIFRSを扱えることの証明となります。

メリット2 IFRSの基礎を体系的に身につけられる

アビタスのIFRS Certificateプログラムは、国内で唯一のIFRSの基準書を体系的に学べるコースです。 実務でIFRSを扱っていても部分的な知識しか持たず不安な方、企業の学習ツールや、独学での学習に苦戦している方にとって、IFRS検定合格に向けての学習はIFRSの基礎知識をしっかり身に付けるのに最適です。

メリット3 検定対策は日本語で国際会計基準を学ぶのに近道

会計のスキルをグローバルな実務に活かすためには、英語でのコミュニケーション能力に加え、英語で会計知識を説明できることも必要になります。 しかしながら、単に言葉を覚える学習でなく、理論的な学習が中心になる会計を、英語で学ぶのは日本人にとっては困難です。そのため、まずは日本語で会計基準を学び、検定を受けることが、将来英語で会計知識を習得する近道となります。

IFRS検定合格者の声

教育用件や実務要件のない試験のため、会計知識のグローバル化を目指す学生の挑戦も見られます。公式サイトにも記載がある「合格者の声」から、検定を受験してよかった点や、受験にいたったきっかけなどをご紹介します。

提案できるソリューションの幅が広がった【男性・29歳・ソフトウェア】
会計システムの開発者で、主に固定資産、リースの領域を担当しています。検定試験の結果、顧客のやりたいことを高い精度で予想できるようになり、顧客とのコミュニケーションが非常にスムーズになりました。また、IFRS検定を持っているということで、IFRSに関する案件が、今まで以上に自分のところに集まるようになりました。 その結果、ますます理解が進むという好循環が生まれました。IFRS対応では、今まで以上に、システム担当者の提案力が求められていると思います。IFRSを理解することで、提案できるソリューションの幅も広がります。
現在の職務内容のベースラインとして最適なレベルの範囲の知識を習得できた【男性・40歳】
勤務先のIFRS移行準備プロジェクトに異動となり、プロジェクト立上げに携わることになりましたが、肝心なIFRSについて知識が浅く、外部のIFRS関連 セミナーや勉強会を受講してもなかなか吸収できなかったため、体系的に学習した方が良いとの考えに至り、一念発起しました。現在の職務内容のベースラインとして最適なレベルの範囲の知識を習得できたものと思います。
細則主義の日本基準から原則主義のIFRSへの変革への対応で必要性を感じた【男性・50歳・コンサルティング】
細則主義の日本基準から原則主義のIFRSへの変革は、企業の経理担当者や会計監査人にとって、具体的にどのような対応をすべきか、非常に迷うことが多いのは間違いありません。クライアント企業より先に 、わたし自身がIFRSをマスターする必要性を感じました。

※IFRS検定試験公式サイトに遷移します。

試験はIFRSの基礎基本を問う4択問題

受験条件がありませんので、どなたでも受験できます。
また、試験は日本語による選択式の客観試験なので、会計知識の力試しに最適です。英語での受験も可能です。

試験の合格率や難易度は?

簿記2級をお持ちの方にとっては、テキストを確認して問題演習を行えば無理なく合格できる試験となります。(簿記と異なり、定義などの概念を問う問題が半数近く含まれます。) ただ、簿記2級をお持ちでない方でも、難問奇問は出題されない試験のため、しっかりとテキストを理解し問題演習を繰り返せば、十分合格レベルに到達することができます。

【男性・36歳・コンサルティング】
試験自体は基準を読み込んでいれば、難しいものではありませんでした。 IFRSの試験ではありますが、日本基準との違いをしっかり理解しておけば、企業で経理を担当されている方も、それほど時間をかけなくても合格できるのではないかと思います。

よくあるご質問

受験するにはどうしたら良いのですか?
IFRSコンソーシアム公式サイトから、試験日の約2週間前までにお申込みください。
IFRS検定合格までには、どれぐらいの学習時間が必要になりますか?
簿記2級をお持ちの方で、150時間~200時間程度、およそ3ヶ月で合格レベルまで到達いただけます。講義動画は「1.5倍速で33時間程度」でご視聴いただけますので、短期合格も目指せます。
IFRS検定を取得することで海外での活躍の幅は広がりますか?
IFRSの体系的理解を証明する「IFRS Certificate」は海外でもご活用いただけます。 IFRSは現在世界140ヶ国で採用されていますので、欧州を中心としたIFRS採用国のローカル企業や日系企業の管理部門、現地会計事務所等で多くの方がご勤務されています。