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フィリピンのビジネススクールは、学費が比較的安価で、パートタイムMBAが主流です。
また、スケジュールに柔軟性があるため、ライフスタイルに合わせたカリキュラムが組めます。
そのため、海外でMBAを取得してグローバルに活躍したいと考えている人の中には、フィリピン留学を検討している人もいるでしょう。
本記事では、フィリピンのMBA留学について魅力や特徴、懸念点などを解説します。フィリピンのビジネススクールに興味のある人は、参考にしてください。
目次
フィリピンはどんな国?
フィリピンのMBA留学が選ばれる3つの理由
フィリピンでMBAを提供するスクール
フィリピンMBAの懸念点
フィリピンのMBA留学を検討する際には取得までの流れを確認しよう
フィリピンは人口約1億1,000万人で、公用語はフィリピン語と英語です。そのため国民の多くが英語を話せます。
首都マニラは、国内最大の都市で経済の中心地です。近年、外資系企業に対する規制緩和や税制優遇措置を導入し、ビジネス環境の改善に力を入れています。
2023年の実質GDP成長率は前年比5.6%と好調で、東南アジアの中では、ベトナムと並びトップクラスの経済成長率を誇っています。
平均年齢は24歳と若く、今後長期にわたり人口が増え続けていくと試算されており、長く経済成長が続くと見込まれている国です。
参考:独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)「ビジネス短信|2023年のGDP成長率は前年比5.6%と通年目標を下回るも、政府は経済の好調を強調」
フィリピンは公用語の1つが英語です。MBAの講義も英語で行われており、世界中から留学生が集まります。
英語力の向上や国際的なネットワーク構築が期待できるため、フィリピンのMBA留学に興味を持っている人も多いでしょう。
ここでは、フィリピン留学が選ばれる理由を、費用や柔軟性の観点から紹介します。
フィリピンのビジネススクールの授業料は、欧米諸国と比較すると、かなりリーズナブルです。
例えば、Asian Institute of ManagementのインターナショナルMBAプログラムの授業料は31,000ドル(約480万円)です。
欧米諸国の授業料には1,000万円を超えるものも多く、比較するとかなりリーズナブルなことが分かります。
フィリピンは比較的物価も安いため、生活費や住居費も欧米諸国と比較して安価に抑えることが可能です。
英語圏でコストを抑えながら海外MBAを取得したい人に適した留学先といえるでしょう。
※アビタス調べ。2024年10月時点。
※1ドル155円で換算。
参考:Asian Institute of Management「InternationalMBA|Fees and Financing」
日本や欧米諸国のビジネススクールでは、フルタイムが一般的です。しかし、フィリピンにおけるMBAはパートタイムが主流です。
フィリピンでは働きながらMBAを取得したいと考える学生が多く、多様なニーズに合わせて、平日夜間や週末に講義を行うプログラムが多い傾向です。
また、フィリピンの企業の中には、従業員が働きながらMBAを取得する制度を支援しているところもあります。パートタイムMBAは、このような企業のニーズにも合致しています。
日本人留学生がパートタイムMBAを選択する場合、空いた時間に他のことができるため、充実した学生生活を送れるでしょう。
フィリピンのビジネススクールの多くは、学生一人一人の事情に合わせた柔軟性のあるスケジュールを提供しています。
学期初めにスケジュールを組む際に、自分の都合に合わせて日程を配置できるのが特徴で、最短で1年での卒業も可能です。
フィリピンでMBAプログラムを提供しているスクールを2つ紹介します。
学校名 | 学費 | 特徴 |
---|---|---|
Asian Institute of Management | 31,000ドル(約480万円) | ・AACSBの認定校で、教育システムはハーバード大学と同じものを使用 ・フルタイム、パートタイム、オンラインMBAがある |
Ateneo Graduate School of Business | MBAスタンダードプログラム 18,545.70フィリピンペソ/course(約5万円/1コース) ※留学生費用(Foreign Student Fee) 14,525.40フィリピンペソ/trimester(約4万円/学期) |
・多様なMBAプログラムがある(STANDARD MBAはパートタイムのみ) |
※アビタス調べ。2024年10月時点。
※1ドル155円・1フィリピンペソ2.6円で換算。
どちらのスクールも英語で受講することが可能です。
アジア経営大学院(Asian Institute of Management)は、アメリカの名門であるハーバード大学が協力して設立したという経緯があります。
そのため、ケーススタディなど、ハーバードビジネススクールのMBAプログラムと同様の教育システムを導入しているのが特徴です。AACSBの認定校で、高い教育レベルが保証されています。
アジア・中東を中心とした世界中から様々なバックグラウンドを持つ学生が集まり、プログラムに参加しているのも特徴です。
アテネオ・デ・マニラ大学院(Ateneo Graduate School of Business)は、多様なMBAプログラムがあるのが特徴です。
若手の管理職を対象にした標準的なMBAプログラムに加え、上級管理職を対象にしたミドルマネージャー向けプログラム、医療機関の管理者を対象にしたヘルスプログラムなどがあります。
授業料は1コースごとに設定されており、プログラムごとに異なるため注意しましょう。また、授業料に加えて、留学生の場合は、留学生費用として学期ごとに14,525.40フィリピンペソが必要です。
参考:Asian Institute of Management「InternationalMBA|Fees and Financing」
参考:Ateneo Graduate School of Business「Admissions|Graduate School of Business」
フィリピンのビジネススクールは、費用面や柔軟性のあるスケジュールといったメリットがあります。一方で、3つの懸念点があります。
1つは、国際的な知名度です。フィリピンのビジネススクールの中には国際的な知名度があまり高くないスクールも見られます。また、教育水準についてもばらつきが見られます。
AACSBなど、国際的な認証機関による認証を受けているかどうかなど、ビジネススクールの教育水準を事前に十分確認しておきましょう。
2つ目は、入学難易度がそれほど高くない一方で、修了の難易度は日本と比較しても高いという点です。場合によっては、入学できたのに修了できないといった事態になりかねません。
修了の難易度は高いことを念頭に置いて勉学に取り組む必要があるでしょう。
最後に、政情・治安面といった外的要因が留学生活に影響を及ぼすリスクがあることです。政情や治安面を要因として、一時的に学習スケジュールが中断されるといったリスクがありうることも念頭に入れておきましょう。
フィリピンのビジネススクールは、一般に英語で講義が行われています。
学費が安価に抑えられる上に、柔軟性のあるスケジュールが組めるのがメリットです。
一方、スクールによって教育水準にはばらつきがあります。また、入学の難易度の低さに比べ修了の難易度は高く、修了するためには英語力や専門知識の習熟が必要です。
国際認証を取得したスクールを選択する、英語力を身につけておくなど、十分な準備をした上でフィリピンのMBA留学を検討してみましょう。
価格を抑えて海外MBAを取得したい方に、フィリピンのビジネススクールはおすすめです。柔軟性のあるスケジュールが組める点も魅力といえます。
価格を抑えて海外MBAを取得したい方に、もう1つの選択肢としておすすめなのが、
国際資格の専門校であるアビタス(東京)が提供している「マサチューセッツ大学(UMass)MBAプログラム」です。
これは、日本にいながらオンラインで受講できるプログラムです。そのため、日本で仕事や生活を続けながら、現地留学した際に得られる学位と同等のものを取得できます。
世界で5%の国際認証AACSBの認定校で、教育の質の高さは保証されています。カリキュラムは日本語と英語のハイブリッド方式で行われているのも魅力です。
仕事や家事と両立しながら、価格を抑えて海外MBAを取得したいと考えている方は、「マサチューセッツ大学(UMass)MBAプログラム」を検討してみましょう。
アビタスでは無料のオンライン説明会と体験講義を実施しています。興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
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