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MOTという言葉自体は聞いたことがあるものの、意味は把握しきれていないという方もいるのではないでしょうか。
MOTとは技術力の活用により、経済的な価値を与える経営手法を意味します。
MOTは企業の競争力向上や収益向上が期待でき、急激に変化する市場で企業が生き残るために必要な考え方です。
本記事ではMOTの概要と必要性・目的について解説します。また、MOTを学ぶ手段にも触れますので、ぜひ参考にしてください。
目次
MOTとは
MOTの必要性・目的
MOTとイノベーションとの違い
MOTとMBAの違い
MOTの3つのメリット
MOTを学ぶには
MOTの必要性や目的を理解して学ぶ
MOTとはManagement of Technologyの略称で、日本語では技術経営を意味する言葉です。
科学的・工学的な知識をはじめとした技術的知識を管理する方法や役立てる方法を示すことを指します。
技術力を活用し、研究開発の成果と商品および事業を効率的に結びつけ、経済的な価値を与える経営手法がMOTです。
企業や組織の競争力を高めるために必要な手法ともいえるでしょう。
MOTは、グローバル化が進み経済環境が急速に変わる時代にマーケットを開拓するために必要な考え方です。
マーケット開拓のためには、新しいコンセプトを創造する必要があります。さらに、コンセプトを創造するためには、以下が求められます。
加えて、組織の経営にも、上記のような技術やマネジメントなどの企業活動を継続的に実行できる体制が必要になるでしょう。
MOTとイノベーションは関連性が深い言葉であるものの、異なる概念です。
まず、イノベーションという言葉は、1912年に出版された『経済発展の理論』に「経済発展の原動力は新結合(イノベーション)にある」と記されていたのが起源とされています。
イノベーションとは現状の社会に対し新しい技術や新しい手法を組み込み、創造的に破壊し、社会や経済の発展を促すことを指します。
一方で、MOTはイノベーションを実現するための手段の1つです。
企業はMOTによる戦略的なマネジメントを行うことで、技術を効果的に活用しイノベーションを生み出せるようになります。
MOTは技術を経営視点で活用する枠組みであり、イノベーションはその結果として生み出されるものなのです。
MOTは「技術版のMBA」といわれることがあります。しかし、MBAは大学院レベルの経営学における「学位」であり、MOTは経営学の専門領域を意味するため、同じ概念ではありません。
MBAのカリキュラムに、MOTの科目があるといったケースは多くあります。
MOTの概念が生み出されたとされるマサチューセッツ工科大学スローン経営大学院では、生産管理や品質管理などモノづくりに関連がある技術や手法を題材とした「学問領域」として扱われています。
とはいえ、技術経営の領域はかなり幅広く、MOT大学院と言われる技術経営を専門に研究するコースを独立して持つスクールもあります。
ハーバードビジネススクールではMBAカリキュラムを構成する1領域として「Technology and Operations Management」領域が設けられています。
MOTは、ファイナンスやマーケティングなどの学問領域と同列に考えるべきでしょう。
MBAとはMaster of Business Administrationの略称で、日本語では経営学修士または経営管理修士を意味します。大学院の修士課程を修了した証明として授与される学位であり、資格ではありません。
MBAは、しかるべき期間の修士課程修了の証です。そのため、「MBA」という名前が付いている単科コースや任意団体の講義を受講しただけでは、国際的に通用する学位は取得できません。
国際的な認証機関に認められているMBAは大学院の修士課程修了の証となるため、学歴として履歴書に書いたり、国際的な学位として評価されます。
MBAプログラムを提供している大学院は、通常ビジネススクールと呼ばれています。
MBAについて詳しく知りたい方は、下記の関連記事をご確認ください。
MOTが適切に運用されると、企業の競争力向上により、収益の拡大が見込めたり、新規事業を生み出したりといったメリットが得られるでしょう。
ここでは、MOTが運用されることで得られるメリットを3つ解説します。
MOTの導入により、より高品質な製品やサービスを提供できる可能性が高くなり、競争力の向上につながります。
MOTにより技術的知識を管理しつつ、一貫性のある経営戦略を立てることで、研究開発と分断されやすい事業化や産業化との溝をなくし、製品やサービスの高品質化を実現します。
戦略性の高い研究開発により、イノベーションを創出したり、効率的に事業化を進められたりといった利益が生じ、結果として競争力の向上にもつながるでしょう。
また、技術知識やノウハウが戦略的に企業に蓄積されることは、業務改善やコスト削減にも影響を与え、価値のある社内の資産にもなります。
MOTにおいては、組織の技術力を活用し、技術をベースにした経営戦略に従い新しい価値のある製品やサービスを開発します。
経営視点で研究開発から事業化・産業化までのプロセスを進めていくため、事業化・産業化までのスピードも速くなるでしょう。
早期的な事業化により、市場で大きなシェアを得られる可能性も高く、収益の拡大が見込めます。
技術力の向上により、急激に変化する市場での競争力や優位性を高められます。
MOTは「技術」に重点を置き、技術の発展や他の技術との連携を実現させることで新しい製品やサービスなどの研究開発につなげます。
加えて、戦略的で横断的なマーケティングの実施や知見・経験の蓄積に伴い、継続的に新規事業を創出する環境が整っていくでしょう。
また、技術成長および発展のための研究や技術開発などに対する投資効率を最大化することで、新規事業への投資資金や人材を確保しやすい環境を構築できます。
研究開発型の企業には、ビジネスに生かしきることができていない技術やノウハウ、商品やサービス開発の素となる素材(シーズ)が眠っています。それらを活用し新規事業へとつなげることがMOTの役割といえるでしょう。
新規事業を生み出すために必要な環境を構築できる点もメリットといえます。
MOTは大学院やビジネススクールで学ぶことが可能です。
例えば、以下のようなコースで学習できます。
MOTの科目を学習できる国内の大学院の例は以下の通りです。
各大学院によってMOTを学習するプログラムや目的が異なります。
MOTは、グローバル化が進み急激に変化する経済市場において、企業が生き残るためにも必要な経営手法です。
MOTの導入により、技術知識を活かし、市場のニーズに適合する製品やサービスを提供できる体制を構築することができます。
企業の競争力向上や収益の拡大だけではなく、新規事業の創出にも寄与します。
企業が市場で生き残るためには、MOTの必要性や目的を理解し、技術経営について学ぶとよいでしょう。
MOTを日本国内で学ぶ方法の1つに、MBAプログラムを受講するという選択肢があります。
MBAプログラムは、国際認証を受けている大学院のプログラムを選ぶとよいでしょう。
国際資格の専門校であるアビタス(東京)では国際認証を取得している「マサチューセッツ大学(UMass)MBAプログラム」をオンラインで受講できます。
日本国内にいながら、現地留学と同じ学位を取得できるプログラムです。
本プログラムは世界のトップスクールと同様に国際認証AACSBを取得しており、プログラムの質が保証されています。MOTを国際的な視野で学びたい方におすすめです。
MOTについて学びながらMBA取得も目指したい方は、ぜひアビタスのご利用を検討してみてください。
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