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転職やキャリアアップのために、英語の資格の取得を目指している社会人も多いのではないでしょうか。
しかし、多種多様な資格があるため、どれを取得したらよいのか分からないと悩んでいる人もいるでしょう。
本記事では、社会人におすすめの英語資格を7つ紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次
社会人におすすめの英語の資格7選
英語力を活かして取得できるおすすめの英語関連資格
社会人が英語の資格の勉強をするポイント
英語力をアピールできるおすすめの資格を取得しよう
英語の資格と一口に言っても、測定される能力やレベルは様々です。資格の特徴を知り、自分のキャリアに役立つ資格を選びましょう。
社会人におすすめの英語資格は以下の7つです。
それぞれの資格について、詳しく見ていきます。
TOEIC®は、日常生活やビジネスシーンにおける英語のコミュニケーションスキルを測定する試験です。日本発祥の試験ですが、現在世界160カ国で実施されています。
TOEIC®には初・中級者向けで入試などで活用される「TOEIC Bridge® Tests」もありますが、転職やキャリアアップを目指す社会人におすすめなのは「TOEIC® Tests」です。
英語を聞く・読むスキルを測定するListening & Reading Testと、話す・書くスキルを測定するSpeaking & Writing Testsの試験があります。
項目 |
TOEIC®︎Tests |
|
Listening & Reading | Speaking & Writing | |
合格率 | 合否ではなくスコアで測定 |
|
試験内容 |
|
|
テスト形式 | マークシート | パソコンとヘッドセットを使用 |
勉強時間 | 200~300時間 (スコアを100点伸ばす場合) |
日本では特に認知度が高く、英語力を重視する企業への就職・転職に有利に働く可能性があります。入社後、海外への出張や赴任の条件としてスコア提示を求める企業も多くあります。
参照:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「【公式】TOEIC® Program|TOEIC®Programとは」
TOEFL®は英語における「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を測定する、世界でも知名度が高い試験です。
項目 | 詳細 |
合格率 | 合否ではなくスコアで測定 |
試験内容 | 日常会話から自然科学、社会科学、芸術など |
テスト形式 | リスニング、リスニング、スピーキング、ライティング |
勉強時間 | 100~300時間 (スコアを10点伸ばす場合) |
多くの英語圏の大学・大学院で、入学審査における英語力の証明として認められています。TOEFL®のスコアを入学・進級・単位認定などに利用している教育機関は、世界で13,000校以上にのぼります。
海外留学を検討している人は、優先的にTOEFL®の受験を検討してみましょう。
参照:ETS Japan合同会社「TOEFL®テスト日本事務局|TOEFL®」
実用英語技能検定(英検)は、日本国内最大級の英語検定試験です。5級~1級の7レベルに分かれており、自身の英語レベルに応じた試験を受験できます。
項目 | 詳細 |
合格率 | 1級:12.0% 準1級:16.0% 2級:26.4% 準2級:36.7% 3級:52.9% ※2015年のデータ |
試験内容 | 日常生活や環境、医療、ビジネス、政治など |
テスト形式 | 一次試験:筆記、リスニング 二次試験:面接(3級以上) |
勉強時間 | 500~600時間 (準1級レベルから1級を取得する場合) |
2016年以降は合格率が公表されなくなりましたが、2024年現在でも各級同じような合格率で推移していると思われます。
3級以上は、一次試験と二次試験の両方に合格しなければなりません。一次試験に合格した受験者のみ、二次試験を受験する資格を得られます。
参照:公益財団法人日本英語検定協会「英語能力判定事業|実用英語技能検定」
国連英検(国際連合公用語英語検定試験)とは、国連普及活動の一環として実施されている英語試験です。
国連の理念である国際協力や国際理解をコンセプトに、「真に役立つグローバル・コミュニケーション能力」の育成が目標とされています。
E級~特A級の6つのレベルに分かれており、キャリアアップや留学など目的に応じたレベルを選択できます。
項目 | 詳細 |
合格率 | 非公開 |
試験内容 | 世界平和や地球環境、世界政治、人権、国際時事問題など |
テスト形式 | リスニング、リーディング、作文、面接 ※級によって異なる |
勉強時間 | 1,000時間以上(特A級の場合) |
A級以降でリスニングの代わりに課される面接では、ネイティブの試験官を相手に国際的なトピックについて話さなければなりません。
特A級は、合格者の9割が英検1級を持っているというハイレベルな試験です。より実践的な英語力をアピールしたい人におすすめです。
日商ビジネス英語検定とは、ビジネスの目標を達成するために役立つ英語力を測定する試験です。
ビジネスのあらゆるシーンで相手の発言内容を正確に理解し、的確に対応できる能力を測ります。顧客との距離を縮める世間話やジョークなど、対応力も必要です。
2023年度に大規模なリニューアルがあり、ライティング中心から「即答力」を重視したスピーキングとリスニング問題が出題されるようになりました。
項目 | 詳細 |
合格率 | 合否ではなく、スコアによって「洗練された」「実践的な」「基本的な」コミュニケーション力の3レベルで判定 |
試験内容 | ビジネスシーンを想定した問題、 貿易やマーケティングに関する時事問題 |
テスト形式 | スピーキング、リスニング、リーディング |
勉強時間 | ー (2023年度以前の試験では、1級で200時間以上) |
参照:日本商工会議所・各地商工会議所「商工会議所の検定試験|日商ビジネス英語」
日商ビジネス英語検定についてより詳しく知りたい方は下記の関連記事もご確認ください。
関連記事:アビタスUSCPA「日商ビジネス英語検定とは?英検との違いや取得のメリットまで解説」
IELTSとは「International English Language Testing System」の略で、英語力証明のグローバルスタンダードテストとされる試験です。
世界140カ国の11,000以上の高等教育機関で、入学審査や単位認定の基準として認められています。イギリス、オーストラリア、カナダなどへの移住申請にも使われます。
1.0~9.0の「バンドスコア」で結果が示されます。大学では6.0~6.5が入学基準とされることが多いようです。
項目 | 詳細 |
合格率 | 合否ではなくスコアで測定 |
試験内容 | 日常生活が中心 |
テスト形式 | ライティング、リーディング、リスニング、スピーキング |
勉強時間 | 100~300時間 (スコアを0.5ポイント上げる場合) |
留学や海外での研修のために自身の英語力を証明したい人に最適な試験といえるでしょう。
CASECとは、株式会社教育測定研究所が実施している英語試験です。英語におけるコミュニケーション能力を測定します。
得点によってE~AAの6レベルで結果が判定されます。CASECのスコアはTOEIC®のスコアや英検の級と対応しているため、自分の英語レベルが他の試験ではどのくらいなのか把握することができます。
「TOEIC®や英検を受験したいけれど、どのくらいのスコア・級を目指したらいいか分からない」という人におすすめです。
項目 | 詳細 |
合格率 | 合否ではなくスコアで測定 |
試験内容 | 日常生活・学校生活・ビジネスの場 |
テスト形式 | リーディングとリスニング(一部書き取り) |
勉強時間 | ー |
試験時間は40〜50分程度と他の英語試験より短く、申し込みから1日程度でオンライン受験が可能なため、忙しい社会人に最適な試験といえるでしょう。
ここまでは英語力そのものを測定する資格を紹介してきましたが、英語の試験で高得点を取るために磨いた英語力は、他の英語関連の資格取得にも役立ちます。
特におすすめな英語に関わる資格は、CIA(公認内部監査人)とUSCPA(米国公認会計士)です。それぞれの概要を見ていきましょう。
CIA(公認内部監査人)とは、内部監査人としての能力や知識を証明できる国際資格です。約190の国と地域で実施されており、2022年度までの日本資格取得者は累計11,333人にのぼります。
項目 | 詳細 |
合格率 | 10~15%※目安 |
試験内容 | 内部監査の基礎知識・実務・ビジネス知識 |
テスト形式 | 四肢択一(日本語) |
勉強時間 | 300~500時間程度 |
2025年7月からは新シラバスによる日本語での受験が可能になるため、英語力は必ずしも必要ではありません。
しかし、日本語の問題文や選択肢が理解しにくいこともあるようです。CIA試験は英語で作成された後で日本語に訳されます。
作問者の意図が読み取りづらい場合でも、英語力に自信があれば、英語表示に切り替えて問題文を解くことができ、合格しやすくなります。
CIAは内部監査のプロフェショナルであることの証明になるため、金融業界への転職やキャリアアップに役立ちます。英語の資格と合わせれば、さらに幅広いキャリア形成に有利になるでしょう。
参照:一般社団法人日本内部監査協会「CIA Exam Change Handbook 20180720」
関連記事:アビタスCIA「CIA(公認内部監査人)の難易度は?合格率・必要な学習時間を解説」
USCPA(米国公認会計士)とは、アメリカ各州が認定する公認会計士資格です。
アメリカの資格でありながら、日本をはじめとする世界各国の様々な業種、職種、年齢の人々が就職・転職やキャリアアップなどの目的で試験にチャレンジしています。
項目 | 詳細 |
合格率 | 54.28% (2024年上半期の6科目平均) |
試験内容 |
|
テスト形式 | 四肢択一、入力式の総合問題(英語) |
勉強時間 | 1,200~1,500時間 ※スクールで勉強した場合 |
USCPAは英語での監査業務ができることの証明になるため、グローバルな活躍につながるでしょう。
ちなみに、勉強時間の目安はあくまでスクールで勉強した場合のものです。独学でチャレンジするには、さらなる時間がかかると考えられます。
参照:AICPA&CIMA「Learn more about CPA Exam scoring and pass rates」
関連記事:アビタスUSCPA「USCPA(米国公認会計士)とは?魅力や取得後のキャリア・難易度・試験内容を詳しく解説」
忙しい社会人が勉強時間を確保するのは大変です。
ここでは、社会人生活と英語資格取得のための勉強を両立するためのポイントを2つ紹介します。
英語の試験では、単語の意味だけでなく組み合わせや出題の意図まで理解しなければならないため、英語に慣れることが重要です。
毎日のスキマ時間を有効利用し、英語に慣れておきましょう。通勤時間など、短時間でも英語に触れる時間をつくることが大切です。スキマ時間にさっと学習できるアプリや単語帳がおすすめです。
忙しい社会人生活の中でも、英語に触れない日を作らないように心掛けましょう。
自分でスケジュールを立てて勉強時間を確保するのが難しい場合、スクールに通うのも選択肢の1つです。
スクールでは、カリキュラムに沿って効率的に英語をインプット・アウトプットすることができます。専門のアドバイザーがサポートしてくれる場合もあり、自分一人で学習するより時間を有効活用しやすいでしょう。
独学では難しいリスニングやスピーキングも、経験豊富な講師の指導やネイティブ発音の教材があれば力を伸ばすことができます。
独学での資格取得に不安がある場合、スクールの利用を検討してみてはどうでしょうか。
本記事では、英語力をアピールできるおすすめの資格を解説しました。様々な資格があり、特徴レベルも大きく異なります。
海外留学や研修を検討している場合、海外での知名度が高いTOEFL®やIELTSがおすすめです。一方で、国内企業への就職・キャリアアップに役に立てたい場合は、TOEIC®や日商ビジネス英語検定で高いスコアを目指すのがよいでしょう。
CIAやUSCPAといった、英語力を活かしながら専門知識を証明できる資格もあります。
目的に応じて、最適な英語資格・英語関連資格の取得にチャレンジしましょう。
国際資格の専門校であるアビタスでは、USCPA講座を開講して以来、6,900人以上のUSCPA合格者を輩出しており、日本在住合格者の78.5%はアビタス卒業生です。
日本語を使用したオリジナル教材を使用して受講できるため、英語が不安な方でも安心して学習を進められます。
また、USCPAの概要や活かし方を知ることができる「USCPA説明会」をオンラインで実施しています。無料で参加できるため、USCPAに興味がある方はお気軽にお申し込みください。
※記事に記載の内容は2024年12月時点のものを参照しています。
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