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  • 2025/01/09公開
  • 2025/01/09更新

女性におすすめの英語を使う職業は?必要な英語力の目安は?

女性におすすめの英語を使う職業は?必要な英語力の目安は?

英語力を活かし、英語を使う職業でキャリアアップを目指したいと考えている女性も多いでしょう。

一口に英語を使う職業といっても、業界や職種は多種多様です。そのため、自分に最適な職業がよく分からないと悩む場面もあるかもしれません。

本記事では、TOEIC®のスコアを目安に、女性におすすめの英語を使う職業について解説します。就職・転職の際に役立つ資格も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次
【英語力別】女性におすすめの英語を使う職業
女性が英語を使う職業に就くメリット
英語を使う職業に就くのに役立つ資格
英語を使う職業を検討してキャリアアップを目指そう

【英語力別】女性におすすめの英語を使う職業

高い英語力があれば、職業選択の幅が広がります。ここでは、目安となるTOEIC®のスコアごとに、女性におすすめの英語を使う職業を見ていきましょう。

ここで紹介するTOEIC®スコアはあくまで目安のものになります。書かれているスコアがあれば必ずその職業に就けるというわけではありませんので、ご注意ください。

【TOEIC®600点以上】英語を使う職業

TOEIC®のスコアが600点以上の場合、英語での日常会話ができるレベルといわれています。

TOEIC®で600点以上を取った女性におすすめの職業は、以下の3つです。

  • 通関士
  • 空港のグランドスタッフ
  • 入国審査官

それぞれの職業の概要を解説します。

通関士

通関士は、物流会社などに勤務し、税関に提出する輸出入手続きの書類について審査・申告する職業です。

作成する書類上で英語を使用するため、輸出入に関する英文を読み解く能力が必要です。英文には専門用語が多いものの、定型表現がほとんどといわれます。業務に慣れれば、楽に対応できるようになるでしょう。

通関士になるためには、英語力の維持に加え、年に1度実施される通関士試験に合格しなければなりません。

空港のグランドスタッフ

グランドスタッフは、空港で接客を中心に担当する職業です。

日本に離着陸する外国人の中には、日本語が話せず英語での対応が必要な人も多くいます。英語で質問された際に、正確かつ丁寧に応える能力が必要です。

空港は飛行機の欠航や搭乗時間の変更などのイレギュラーが多い場所であるため、英語力に加えて臨機応変な対応力も求められます。

入国審査官

入国審査官の主な役割は、日本に入国する外国人のビザやパスポートを審査し在留資格・機関を決定することです。不法滞在や荷物の不正な持ち込みの取り締まりも行います。

多くの外国人と関わることになりますが、入国審査官が使うのは英語の定型表現が多いため、そこまで高い英語力は必要ありません。

ただし、業務上でイレギュラーが発生した場合に英語での対応ができるよう、ある程度は英語を学習しておいた方がよいでしょう。

【TOEIC®700点以上】英語を使う職業

TOEIC®700点は、ビジネスで英語が使えるラインとされています。

TOEIC®で700点以上のスコアを持つ女性の場合、以下の職業がおすすめです。

  • 貿易事務
  • 留学コーディネーター

2つの職業の概要を見ていきましょう。

貿易事務

貿易事務は、企業の貿易に関する事務作業を担当する職業です。

海外の顧客とは、商品や配送についての情報を英文メールでやりとりすることもあります。英語でメールを作成し、送られてきた文面から相手の意図を推測する程度の英語力が必要です。

貿易の専門用語やビジネス英語を理解し、適切に使用できる英語力を身につける必要があるでしょう。

留学コーディネーター

留学コーディネーターは、留学希望者の相談に乗り、具体的な留学プランを提案する職業です。留学カウンセラーと呼ばれることもあります。

入学手続きのサポート、航空券や滞在先の手配などに携わります。日本に来る外国人留学生や日本の学生が留学する受け入れ先とのコミュニケーションも求められるため、英語を頻繁に使用します。

日本文化や日本語に慣れていない相手とやりとりするため、英語での理解力や説明力が求められるでしょう。

【TOEIC®800点以上】英語を使う職業

TOEIC®の点数が800点を超えると、ビジネスのほぼ全てのシーンで英語を使えるといわれています。

TOEIC®800点以上の女性におすすめな英語を使う職業は、以下の通りです。

  • 英語教師・語学教師
  • 公認会計士

それぞれの概要を詳しく見ていきましょう。

英語教師・語学教師

英語を教える教師には、生徒の誰よりも高い英語力が求められます。

ただ英語の読み書きができるだけでなく、英文法や英単語について正確に説明する必要があります。外国の文化や風習、政治などにも理解を深めなければなりません。

日本人が不得意とする発音も、ネイティブレベルまで練習する必要があります。

公認会計士

外資系企業やグローバル企業など、海外に支部や子会社、取引先がある企業には「国際部門」が設置されることも珍しくありません。

公認会計士として国際部門で働く場合、海外を拠点とする企業の監査や会計業務を担います。専門的な書類を英語で理解・作成するため、高い英語力が必要です。

国内企業と外資系企業の仲介に携わる場合は、ネイティブスピーカーとスムーズにやりとりできるレベルの英語力も求められます。

【TOEIC®900点以上目安】英語を使う職業

TOEIC®で900点を超える受験者は、全体の上位3%とされています。TOEIC®900点以上のスコアを獲得している女性におすすめの英語を使う職業は以下の通りです。

  • 翻訳・通訳者
  • 英文速記者

2つの職業の概要を見ていきましょう。

翻訳・通訳者

翻訳者や通訳者は、実際に使われる「生きた英語」に精通していなければなりません。

翻訳者は、様々な媒体の英語を日本語に、日本語を英語に変換する職業です。海外の文化や風習、担当する分野の専門用語を理解していなければならないため、高い英語力が必要です。

通訳者は、英語話者と日本語話者の間で意思疎通を図る職業です。会話を聞きながら瞬時に英語または日本語に言い換えるため、正確なリスニング力とスピーキング力が求められます。

英語のアウトプット能力はもちろん、常に英語や新しい知識を取り入れるインプットの意識も欠かせません。

英文速記者

英文速記者は、英語で行われているインタビューや会議などの会話を文章に記録する職業です。

ネイティブの英語を聞き取れるレベルのリスニング力と、瞬時に英会話を理解できる幅広い知識や教養を習得しなければなりません。記録に使う速記記号の習得も必須です。

英文速記者になるには、英文速記検定に合格した上で速記事務所に登録するのが一般的です。

女性が英語を使う職業に就くメリット

女性が英語を使う職業に就くメリットとして、ライフステージに合わせた働き方ができる点が挙げられます。

英語力を活かす職業は、在宅や副業でもできるものが多いのが特徴です。

企業に就職後、スキルを習得しフリーランスとして活躍できるケースも珍しくありません。妊娠や出産などでライフステージが変化しても、キャリアを諦めることなく続けられるでしょう。

また、英語を使う職業には、人とのコミュニケーションを取るシーンが多くあります。

女性であることで「周囲への気配りやケアが得意」というイメージを持たれることもあるため、コミュニケーションを必要とする職業に馴染みやすい場合もあるかもしれません。

英語を使う職業に就くのに役立つ資格

英語を使う職業に就きたい場合、英語に関わる資格を取ると企業にアピールしやすくなるでしょう。英語力の基準が示されることで、企業にとっても採用の判断材料になります。

役に立つ資格としては次の4つが代表的です。

  • TOEIC®
  • TOEFL®
  • IELTS
  • USCPA(米国公認会計士)

ここでは、それぞれの資格の概要と特徴を詳しく見ていきましょう。

TOEIC®

TOEIC®は、日常会話からビジネスまで幅広い場面での英語力を測定する試験です。日本での知名度の高さが特徴です。

試験はTOEIC® Listening & Reading TestsとTOEIC® Speaking & Writing Testsの2種類があります。それぞれ、英語における「聞く」「読む」、「話す」「書く」の2技能を測定します。

結果は、合否ではなくL&Rは990点満点、S&Wは200点満点のスコアで評価されます。


参照:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「【公式】TOEIC® Program|TOEIC® Programとは」

TOEFL®

TOEFL®とは、大学や大学院などのアカデミックシーンで求められる英語力を測定する試験です。TOEIC®と同様に、合否ではなくスコアで評価されます。

アメリカやカナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどの英語圏では、全ての大学および大学院で入学審査に必要な英語力の証明として使用されています。

試験はReading、Listening、Speaking、Writingの4科目です。自然科学や社会科学、芸術など幅広い分野の教養について出題されます。


参照:ETS Japan合同会社「受験者の方へ|会場受験 TOEFL iBT®|特徴・構成・受験料」

IELTS

IELTSは、英語における実践的なコミュニケーション能力を測定する試験です。1.0~9.0の「バンドスコア」で結果が示されます。

140カ国で11,000以上の高等教育機関が認定している国際通用性が高い試験です。

試験はアカデミック・モジュールとジェネラル・トレーニング・モジュールの2つのタイプから選択して受験します。

アカデミック・モジュールは、海外の大学や大学院への留学や海外研修で重視される学術的な英語力を測定します。ジェネラル・トレーニング・モジュールは、学業よりも就労や海外での日常生活などの場面が想定されており、海外移住を検討している人向けの試験です。


参照:公益財団法人日本英語検定協会「IELTS|IELTSの特徴とメリット」

USCPA(米国公認会計士)

USCPA(米国公認会計士)とは、アメリカ各州が認定する公認会計士資格です。

アメリカの資格でありながら、日本をはじめとする世界中の多種多様な業種・職種・年齢の人々が、就職や転職、キャリアアップなどの様々な目的でUSCPAの試験にチャレンジしています。

USCPAの試験は英語で出題されるため、合格することで「英語での監査業務ができる」証明になります。

「クライアントと英語での交渉ができる」とアピールすることもでき、外資系企業やグローバル企業への就職・転職ができる可能性が高まります。グローバルなキャリア形成につながるでしょう。

USCPAの魅力や試験内容は下記の記事で詳しく解説しています。


関連記事:アビタス USCPA「USCPA(米国公認会計士)とは?魅力や取得後のキャリア・難易度・試験内容を詳しく解説」

英語を使う職業を検討してキャリアアップを目指そう

女性におすすめの英語を使う職業は多くあります。

TOEIC®600点以上の場合は通関士や空港のグランドスタッフ、TOEIC®700点以上の場合は貿易事務や留学コーディネーター、TOEIC®800点以上の場合は語学教師や公認会計士(国際部門)、TOEIC®900点以上の場合は翻訳・通訳者や英文速記者など、英語力に応じて向いている職業は異なります。

まずは自分のキャリアプランについてよく考え、希望の職業に応じて英語資格の取得を検討してみましょう。自分の英語力と実際に業務で英語を使うシーンをしっかりと把握することが、キャリアアップの近道です。

USCPAの合格を目指すならアビタスで

英語を使う職業に就くのに役立つ資格の1つとして、USCPA(米国公認会計士)が挙げられます。

USCPAの合格を目指すなら、国際資格の専門校であるアビタスの利用がおすすめです。

アビタスでは、USCPA講座を開講して以来6,900人以上のUSCPA合格者を輩出しており、日本在住合格者の78.5%はアビタス卒業生です。

日本語を使用したオリジナル教材で講義を受けられるため、会計初学者や英語力に不安のある方でも安心して学習に取り組めます。

アビタスでは、USCPAの概要や活かし方を学べる「USCPA説明会」をオンラインで実施しています。無料で参加できるため、USCPAに興味のある方はお気軽にご参加ください。

まずは無料の説明会にご参加ください。

※記事に記載の内容は2024年12月時点のものを参照しています。

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