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2024年に移行するUSCPAの新体制に伴い、合格発表の時期は四半期ごとに変更される予定です。
そのため、新体制における受験日と合格発表の時期を確認したいという方もいるのではないでしょうか。
本記事ではUSCPAの合格発表の日時や確認方法、合格発表までにできることを解説します。USCPAの合格を目指している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
USCPAの合格発表(スコアリリース)の時期は?
USCPAの合格発表(スコアリリース)の確認方法
USCPAの合格発表(スコアリリース)までにできること3選
USCPAを受験する際の注意点
USCPAの合格発表に関連するよくある質問
USCPAの合格発表の時期は事前に確認しよう
合格発表(スコアリリース)の時期は受験期間によって変動するため注意が必要です。
2025年の受験日および合格発表の予定時期を見てみましょう。
<必須(コア)科目の場合:FAR・AUD・REG>
受験 | 合格発表 |
---|---|
2025/1/1~1/23 | 2025/2/7 |
2025/1/24~2/14 | 2025/2/25 |
2025/2/15~3/9 | 2025/3/18 |
2025/3/10~3/31 | 2025/4/9 |
2025/4/1~4/23 | 2025/5/8 |
2025/4/24~5/16 | 2025/5/28 |
2025/5/17~6/8 | 2025/6/17 |
2025/6/9~6/30 | 2025/7/10 |
2025/7/1~7/23 | 2025/8/7 |
2025/7/24~8/15 | 2025/8/26 |
2025/8/16~9/7 | 2025/9/16 |
2025/9/8~9/30 | 2025/10/9 |
202/10/1~10/23 | 2025/11/7 |
2025/10/24~11/15 | 2025/11/25 |
2025/11/16~12/8 | 2025/12/16 |
2025/12/9~12/31 | 2026/1/13 |
<選択(専門)科目の場合:BAR・ISC・TCP>
受験日 | 合格発表 |
---|---|
2025/1/1~1/31 | 2025/3/14 |
2025/4/1~4/30 | 2025/5/16 |
2025/6/1~6/30 | 2025/7/17 |
2025/7/1~7/31 | 2025/9/11 |
2025/10/1~10/31 | 2025/12/16 |
USCPA試験は2024年1月から新試験制度が開始し、科目構成が変更されました。
必須科目と選択科目のそれぞれで試験日程と合格発表日が異なるため、注意しましょう。
USCPAの合格発表を確認する方法は、AICPA(アメリカ公認会計士協会)の公式サイトとNASBA(全米州政府会計委員会)の公式サイト、もしくはX(旧Twitter)の3つがあります。
スコア発表の日程と時間を確認する流れをそれぞれ見ていきましょう。
スコア発表の日程はAICPAの公式サイトで把握することができます。
AICPAの日付は米国東部標準時での発表のため、日本とは時差がある点に注意しましょう。
夏時間(サマータイム)では1時間時差が少ないため、日本時間での発表は午前9時頃になります。
参照:AICPA「Resources|Find out when you’ll get your CPA Exam score」
合格発表のより正確な時間を把握するために役立つのが、NASBAのX(旧Twitter)アカウントです。
NASBAのXではスコア発表日が近づくと、スコアリリースの正確な時間をポストしてくれます。
まず、スコア確認の準備に関するポストが投稿されます。
On December 5, NASBA received and processed the following scores from the AICPA: pic.twitter.com/8pkSJDGxlV
— NASBA (@NASBA) December 5, 2023
※日本語訳:2023年12月5日、NASBAはAICPAから以下のスコアを受け取り、処理しました。
次にスコア発表の数時間前に正確な時間がポストされます。
#CPAExam candidates! Waiting for your score(s)? They will be released tonight at 7 p.m. CDT. Good luck!
— NASBA (@NASBA) December 26, 2023
※日本語訳・CPA受験者の皆さん! 自分のスコアを知りたいですか? 今夜午後7時(中部夏時間)に、スコアが発表される予定です、あなたが合格していますように!
ただし、NASBAのポストは米国中部標準時に基づいているので、AICPAとは時差が変わります。
スコア発表時間をより詳細に把握したい場合には、NASBAのXアカウントをフォローしておきましょう。
スコアリリース日と時間を把握したら試験結果を確認します。
USCPA試験の結果は郵送やメールで届くわけではありません。自分でNASBAの公式サイトから確認する必要があります。
NASBAの公式サイトにある「NASBA Application Dashboard」にログインして確認しましょう。
ただし、カリフォルニア州(CA)、イリノイ州(IL)、メリーランド州(MD)の受験者は、NASBAの公式サイトからは試験結果を確認できません。
該当する受験者は、各州の公式会計士協会の公式サイトで確認しましょう。
1.NASBAへログイン
まずは「NASBA Application Dashboard」にログインします。
メールアドレスとパスワードを入力して「サインイン」をクリックしましょう。
2.「CPA Portal」をクリック
NASBAのダッシュボードにログインしたら「CPA Portal」と表記されている画像をクリックします・
3.Available Scoresでスコアを確認
「Available Scores」から受験科目のスコアを確認することができます。合否の記載はなく、スコアが75以上あれば合格となります。
※2024年の新試験への変更に伴って、NASBAのシステムも新しく変更となりました。新しいシステムでは、スコアではなくStatus(Passed/Failed)の表示がされます。
試験結果が気になってしまい、何も手がつかないという人もいるかもしれません。
しかし、手応えを気にせず勉強を続けたり、資格取得後のキャリアプランを考えたりなど、合格発表までにできることは多くあります。
試験後から合格発表までの時間を有効に活用しましょう。
USCPA試験は手応えと結果が一致しないことが多いです。理由は、難易度が考慮された採点方式が採用されているためです。
難易度に応じた得点調整が行われるため、正解の数と得点の比率は一致しません。
そのため、合格だと思っている人が不合格、不合格だと思っていた人が合格するケースも多くあります。
手応えや結果は人それぞれであるため、結果待ちの間も時間を有効活用し勉強に励み、有意義に過ごしましょう。
※新しい試験制度では難易度の変化は廃止されると予定されています。
資格取得後のキャリアプランを考えましょう。
USCPAの資格取得者は、監査法人や税理士法人、コンサルティングファームなど様々なフィールドで活躍しています。
試験合格までにUSCPAの資格取得者の採用ニーズが高まっている企業や業界についてリサーチすることが大切です。
国内の企業だけでなく、外資系企業や海外進出している企業などへの就職・転職も視野に入れて考えてみましょう。
資格取得で得た知識を活かすためにも、自分がどのような業界でどのように活躍したいのかを具体的に検討しておくことが大切です。
IFRS(国際財務報告基準)の知識を身につけておきましょう。
IFRSとは国際会計基準審議会(IASB)が策定した国際会計基準です。世界で共通した会計基準を活用するために策定されました。
経済のグローバル化に伴い、会計基準の統一が求められるケースが増えており、IFRSを導入している企業は増加傾向にあります。今後も導入する企業の増加が予想され、IFRSの知識がある人材のニーズも高まるでしょう。
USCPAに加え、IFRSの知識を身につけることで、キャリアプランの幅を広げることが可能です。
関連記事:アビタス「IFRSとは | IFRS(国際会計基準)を学ぶならアビタス」
USCPAを受験する際に注意すべき点を解説します。
USCPAの試験では、受験日と合格発表日の関係や、カットオフ日に注意する必要があります。
USCPAの合格発表日がいつなのかは、受験する前に必ず確認しておきましょう。
特に就職活動や転職活動などで利用する際には、いつ頃までの取得が必要なのかを確認し、発表日から逆算して受験日を決定します。
例えば2024年試験において、4月24日の発表を希望する人は遅くても2月6日までに受験する必要があります。
資格がいつ必要なのか、いつまでに取得すべきかには細心の注意を払いましょう。
受験日を決める場合には、「カットオフ日」に注意する必要があります。
カットオフ日とは、受験期間中の最終受付日のことです。例えば受験期間が「1月10日〜3月26日」の場合には、カットオフ日は「3月26日」になります。
カットオフ日のギリギリに受験すると、次の期間の受験者と見なされてしまうことがあります。
USCPA試験運営者は、試験終了後24時間以内にAICPAに試験データを送信します。
そのため、日付を回ってしまった場合、例えばデータ送信が3月26日になってしまった場合には、次の期間、「4月1日~6月25日」の受験者と見なされ、発表が遅くなってしまう可能性があります。
そのため、なるべくカットオフ日での受験は避け、余裕を持った受験スケジュールを立てるようにしましょう。
USCPAの合格発表において、「合否に納得できない」「科目合格の場合、履歴書に書けるのか」など疑問に感じる人もいるでしょう。
ここでは、合格発表に関連するよくある質問と対処方法を見ていきます。
USCPAの合否に納得できない場合には、「Score Review and Appeal」というスコアの再確認を依頼する制度を利用しましょう。
Score Review and Appealは、NASBA公式サイトのダッシュボードの案内に従って申請することができます。
注意点として、どちらの方法も点数の変更が保証されるわけではなく、点数が変更になることはほとんどないといわれていることです。
また、制度を利用するのに$550(資料を読み取って解答する問題であるTBS問題の場合はさらに+$100)の費用が発生し、結果が出るまでに時間がかかります。※2024年1月現在
手間や費用を考えた場合、Score Review and Appealは利用せずに、再受験したほうが費用対効果は高いといえます。
USCPAにおいては、全科目ではなく各科目で合格した場合でも、履歴書への記載は可能です。
履歴書には、合格日と合格した科目を細かく書く必要があります。しかし、実際にアメリカでUSCPAとして働く場合、合格した事実だけでなく、実務経験とライセンス登録が必要な場合がある点に留意しておきましょう。
ライセンス登録は州によって異なり、実際に働く州での登録が必要です。
そのため、登録した州とは別の州で働く場合、働く州で再度ライセンス登録が必要になり、手続きが煩雑になってしまうため注意しましょう。
USCPAとしてのキャリアプランを検討した上で、出願・ライセンス登録の州を慎重に選択することが大切です。
本記事ではUSCPAの合格発表の時期や確認方法、受験時の注意点を解説しました。
USCPAの新体制における合格発表は1年に4回に変更になる予定です。
受験日から合格発表までの期間が長くなっている点に留意し、勉強のスケジュールを立てるようにしましょう。
合格発表の時間はAICPA公式サイトやNASBAの公式サイト・Xアカウントなどで確認できます。
合格後、身につけた知識を活かせるキャリアプランを十分に検討することも大切です。
アメリカでUSCPAとして働く場合、ライセンス登録が必要であるため、出願およびライセンス登録の州は慎重に検討しましょう。
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アビタスでは6,700人以上の合格者を輩出しており、日本在住合格者の約3人に2人はアビタス卒業生です。
オリジナルの日本語教材を使用しているため、英語力に不安がある方でも安心して取り組めます。
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