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USCPAの学習を通じて、会計知識だけでなく、英語力も同時に身につくことは広く知られています。一方で、USCPA学習を通じてIT知識・スキルも身につくことを知らない方は多いのではないでしょうか。実はUSCPAの学習範囲にはIT分野も含まれており、学習を通じて基礎的なIT知識を身につけることができます。IT分野はUSCPAが専門業務を行う上でも必須知識なのです。
当記事では、USCPA学習を通じてどのようなIT知識が身につくのか、なぜUSCPAではIT知識を学ぶ必要があるのかについて解説をします。
なお、USCPAについては以下の記事を参考にしてください。
参照:USCPA(米国公認会計士)とは?魅力や取得後のキャリア・難易度・試験内容を詳しく解説
目次
USCPA試験では"ISC"と"AUD"の2科目でIT知識を学習!
なぜUSCPAでIT知識を学ぶのか?その理由を解説
USCPAでIT知識を学ぶことによるメリットとは?
USCPA学習を通じて会計×英語×ITに強い専門人材を目指しましょう!
現行のUSCPAでは"ISC"と"AUD"の2科目でIT知識を学習する必要があります。新試験が始まる前は、ISCはその前身の科目であるBECという科目の一分野でしたが、新試験後はIT分野が切り出され、ISCという独立した科目となっています。この事実からも、USCPAにおけるIT知識がより重要視されていることが推察できます。
また、AUDは新試験導入前後で変わらず、監査に関連するIT知識を学習することになり、従前から監査におけるITの利活用は重要視されています。
以下では、それぞれの科目でどのような内容を学習するのか解説します。
ISCとは、”Information Systems and Controls”の略称で、「情報システム及び統制」という科目です。監査を中心とした複雑なITの論点が問われます。
具体的には、以下のような内容を学習します。
①Information Systems and Data Management(情報システム・データ管理)
②Security, Confidentiality and Privacy(セキュリティ・機密保持・プライバシー)
③Considerations for System and Organization Controls(SOC)Engagements(システム・組織管理(SOC)の留意点)
IT監査の担当者にとって必須となる知識を網羅的に学習することになります。
AUDとは、”Auditing and Attestation”の略称で、監査と証明業務に関する科目です。USCPAの専門業務である監査について学習をします。近年、よりITを利活用した監査が重要視されている背景には、IT技術の高度な発展と、監査業務に従事できる専門人材の不足により、効率的に監査をする必要が出てきたことにあります。
AUDではIT分野について以下の内容を学習をします。
情報技術 (IT)システムを含む、企業の制御環境とビジネスプロセスの理解(Understanding an entity’s control environment and business processes, including information technology (IT) systems)
企業が導入している会計システム等のシステムに対して、適切な内部統制が導入・運用されているかを学習することになります。なお、ISCで学ぶ知識は監査を中心とした論点が主であるため、AUDで学ぶ監査に関する知識は、ISCを学習する上で前提となる知識が多いです。
USCPAでは"ISC"及び"AUD"でITに関する知識を学ぶことを解説しました。しかし、なぜUSCPAではIT知識が必要なのでしょうか。
一般的には、会計知識と監査に関する知識があれば監査業務は問題なく行えるように思えるでしょう。ここでは、USCPAでIT知識を学ぶことが必要な理由を解説します。
監査業界サイドの観点では、昨今は企業による不正もより複雑かつ巧妙なものが増えていることから、監査基準で求められる監査手続きがより細かく、より多くなっています。それにより、人手不足が深刻になっています。そのため、より効果的・効率的に監査を進められるようにITの利活用が必須となっています。
そのITを利活用するにあたって、前提となるIT知識がないことには、今実施している作業がどのようなITに基づくものなのか分からず、効果的な監査手続きとすることはできないでしょう。昨今はAIの導入で人の手を介さずに監査を実施する動きもあり、より高度な知識が必要になってくると考えられます。
また、企業サイドでも、ERP等の高度な会計システムを導入し、経営を進化させようとする動きが見られます。そのような動きにより、システム構成もより複雑になるため、基礎的なIT知識がないとクライアントがどのようにITを駆使しており、適切なIT統制を構築しているか、把握することができなくなります。
USCPA学習の中でIT知識を学ぶメリットはどのようなものがあるでしょうか。
監査に従事することを目標にしている人にとっては、事前に監査に関連したIT知識を体系立てて学ぶことにより、業務を行う中で得たITに関する知識や経験の吸収速度が上がります。
監査に従事しない人にとっては、自社を取り巻くIT環境(主に内部統制)について学ぶことができるだけでなく、監査人側がどのような観点で自社のIT統制を気にしているのか知ることができ、直接的に業務に活かすことができます。それに加え、最新のIT知識やデータ管理能力が身につきます。
会計業界におけるAIの導入やデジタル変革の進展に伴い、IT知識を有する専門家の需要は高まっており、これらのニーズに応えることができます。
ここまでで、USCPA学習を通じてどのようなIT知識が身につくのか、なぜUSCPAではIT知識を学ぶ必要があるのか、解説をしました。現代では、どのようなビジネスを行う上でもIT知識は切っても切り離せない必須知識です。これを資格試験の学習を通じて体系的に学べるのは大きなメリットではないでしょうか。そして、USCPA学習を通じて、会計、英語、ITという確固たる専門スキルがまとめて身につくため、キャリアの幅も大きく広がります。
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