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  • 2025/03/31公開

中小企業診断士とはどんな仕事? 向いてる人・向いていない人は?

中小企業診断士とはどんな仕事? 向いてる人・向いていない人は?

中小企業診断士は、企業の経営状況を診断し、改善策を提案する専門家です。経営コンサルタントの中で唯一の国家資格であり、幅広い業界で活躍できます。

「中小企業診断士の仕事に興味があるけれど、向いてるのか分からない」と悩む人は少なくありません。また、女性でも活躍しやすい仕事なのか気になる人もいるでしょう。

本記事では、中小企業診断士の仕事内容、向いてる人・向いていない人の特徴、キャリアパスについて分かりやすく解説します。

目次
中小企業診断士とは
中小企業診断士に向いてる人の5つの特徴
中小企業診断士に向いていない人の3つの特徴
中小企業診断士は女性でも活躍できる仕事?
中小企業診断士のキャリアパス
中小企業診断士に向いてる人の特徴を知ってキャリアを検討しよう

中小企業診断士とは

中小企業診断士は、中小企業の経営状態を分析し、課題を見つけて改善策を提案する国家資格です。

経営計画書の作成や資金繰りのサポート、行政や金融機関との連携など、専門知識を活かした幅広い支援を行います。

試験は第1次試験(筆記)と第2次試験(筆記・口述)の二段階で構成されています。2024年度の合格率は、第1次試験27.5%、第2次試験18.7%、最終的な合格率は約5.1%と、難易度の高い資格といえるでしょう。

中小企業診断士として活動するには実務能力も必要です。第2次試験合格後、3年以内に15日以上の実務補習を受けるか、15日以上の実務経験を積むことで、中小企業診断士として登録できます。

参照:一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会「令和6年度 中小企業診断士第1次試験に関する統計資料」
参照:一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会「令和6年度 第2次試験に関する統計資料」
参照:一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会「中小企業診断士試験|過去の試験結果・統計資料
参照:一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会「実務補習」

中小企業診断士に向いてる人の5つの特徴

中小企業診断士として活躍している人の多くは、経営の本質を見抜きクライアントに分かりやすく伝える力を持っています。

経営者と信頼関係を築きながら、課題解決に取り組むためには、対話力や冷静な分析力も不可欠です。

ただし、すべてのスキルを最初から備える必要はありません。ここでは、向いてる人の5つの特徴を紹介します。

  • 経営に興味・関心がある
  • 人の役に立つことが好き
  • 傾聴力がある
  • 冷静な分析・判断力がある
  • 説明・提案力がある

経営に興味・関心がある

中小企業診断士の主な業務は、企業の経営課題を分析し、改善策を提案することです。

経営戦略、財務、マーケティングなど多岐にわたる分野を扱う仕事で、経営全般に興味・関心がある人に向いています。

さまざまな業種・業界のクライアントと関わるため、最新のビジネス動向を積極的に学び、新しい知識を取り入れる姿勢が求められます。

人の役に立つことが好き

中小企業診断士の大きな役割は、経営改善のサポートです。企業を第三者の立場から支援し、客観的な視点で経営者の悩みに寄り添い、企業の成長を後押しします。

そのため、人の役に立つことが好きな人に向いています。

また、経営を理論で終わらせず、実務で活用し、企業の発展に貢献したい人にも適しています。

傾聴力がある

中小企業診断士は「中小企業のホームドクター」とも呼ばれる仕事です。

医者が患者の症状を詳しく聞き取り適切に判断するように、診断士も企業の経営状況をさまざまな角度から調査し、課題を分析します。

企業の状況を正しく把握するには、財務諸表を読み解く力だけでなく、経営者に寄り添い悩みや課題を引き出す傾聴力が欠かせません。

冷静な分析・判断力がある

適切なアドバイスには、経営課題の本質や原因の正確な把握が重要です。

データや客観的な事実をもとに、冷静に分析し、適切な判断を下す力が求められます。また、広い視野を持ち、物事を俯瞰的に捉えることも必要です。

クライアントの感情に流されず、論理的に状況を整理し、最適な提案ができる人は診断士として幅広く活躍できるでしょう。

説明・提案力がある

中小企業診断士は、クライアントに改善策を伝え、実行に移してもらうことが重要です。専門的な知識を分かりやすく伝え、納得してもらえる提案力が求められます。

提案を実践してもらうには、相手の理解度に合わせた伝え方や、説得力のあるプレゼンテーションが必要です。理論だけでなく具体的な行動に落とし込む説明力も欠かせません。

中小企業診断士に向いていない人の3つの特徴

中小企業診断士には、経営者との円滑なコミュニケーションや課題解決を提案するスキルが求められます。クライアントの問題・課題を見つけるためには、基本的なコミュニケーション能力が必要です。

企業をサポートする仕事なので、人と話すのが得意でない場合は気疲れするかもしれません。

さらに、継続的なクライアント契約を獲得するには、経営改善に向けた提案力も求められます。

ここでは、中小企業診断士に向いていない人の特徴を3つ紹介します。

  • 人と話すのが得意ではない
  • 臨機応変な対応が得意ではない
  • 自分で新しいビジネスを起こしたい

人と話すのが得意ではない

中小企業診断士の仕事は、経営者や従業員と対話を重ね、企業の課題を把握し、適切な提案を行うことです。

また、クライアントから信頼を得るには円滑なコミュニケーションが欠かせません。

人と話すのが極端に苦手な場合、大きなストレスを感じる可能性があります。ただし、経験を積むことでコミュニケーションスキルや傾聴力を鍛えることは可能です。

臨機応変な対応が得意ではない

中小企業診断士には、書類上の数字だけでなく現場の状況を踏まえた柔軟な対応も求められます。実際のビジネスでは、予想外の問題や急な方針変更が起こることも珍しくありません。

過去のデータや計画だけにとらわれず、その場の状況に合わせて適切に判断し、対応することも必要です。臨機応変な対応が苦手な人にとっては、ストレスを感じる場面もあるでしょう。

自分で新しいビジネスを起こしたい

中小企業診断士は、第三者の立場で経営改善や成長をサポートする立場です。自分で事業を立ち上げて経営者になりたい人には、少し方向性の違う資格かもしれません。

資格取得のために勉強すれば、経営に役立つ知識は身に付きますが、難易度が高く時間もかかります。

起業を目指している人が「まず中小企業診断士の資格を取ろう」と気軽に考えると、遠回りになることもあるでしょう。

ただし中小企業診断士の資格取得の過程で、起業支援の仕組みなども学べるため、長期的な視点で起業を考えている方には一つの選択肢になりうるかもしれません。

中小企業診断士は女性でも活躍できる仕事?

中小企業診断協会(当時)が2021年に実施した調査によると、女性の中小企業診断士は5.2%で、男性の割合が圧倒的に多い資格といえます。そもそも受験者の男女比が圧倒的に男性が多いからという理由が考えられます。

しかし、中小企業診断士は、ワークライフバランスを考慮しながら柔軟に働けるので、女性も活躍しやすい仕事です。独立・開業が可能で、育児や家庭と両立しながら働くこともできます。

コンサルティング業界は実力主義なので、たとえ出産などでキャリアが中断しても、復職には大きなマイナス要素にはならない点もメリットです。

また、女性向けの商品開発や女性経営者支援など、女性としての強みを活かせる分野も多数あります。

現在、女性の中小企業診断士は希少性と専門性を活かし、活躍の場を広げている状況です。今後、女性の診断士の増加と活躍が期待されています。


参照:一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会「『中小企業診断士活動状況アンケート調査』結果について(令和3年5月)」

中小企業診断士のキャリアパス

中小企業診断士は、コンサルタントとして企業の経営支援を行うほか、一般企業での就職や独立・開業など、多様なキャリアパスがあります。

中小企業診断士の知識やスキルは、経営戦略、財務、マーケティングなど幅広い分野で活用でき、企業や経営者からニーズの高い資格です。

ここでは、代表的な3つのキャリアパスについて紹介します。

コンサルタントとして働く

中小企業診断士は、経営コンサルタントとしての唯一の国家資格です。そのため、コンサルティング企業や公的機関などで経営コンサルタントとして働く人が多く見られます。

中小企業の経営改善、事業計画策定、補助金申請の支援など、幅広い業務を担当します。

ただし、大手コンサルティングファームの場合は、公認会計士やMBAが求められることも多く、必ずしも中小企業診断士の資格だけで就職・転職が有利になるとは限りません。

一般企業で働く

一般企業で「企業内診断士」として働く人もいます。経営企画やマーケティングなどで、専門知識やスキルを活かせる資格です。市場分析、経営戦略の立案、業務改善などに取り組みます。

外部コンサルタントとは異なり、組織内部から長期的な視点で経営を支えます。

第三者の立場で経営支援を行うのではなく、企業の一員として専門性を活かして働きたい人におすすめです。

ただし、企業の方針や職種によっては、コンサルティングを直接行う機会はそう多くはないかもしれません。

独立・開業する

独立・開業して「独立診断士」として働く人もいます。企業や自治体、金融機関から直接依頼を受けて経営コンサルティングを行うほか、補助金申請支援、研修講師、書籍出版など幅広い仕事があります。

独立診断士は、自由で柔軟な働き方が可能です。働いた分だけ収入を得られますが、独立には実績や人脈、営業力が不可欠です。

そのため、資格取得後に企業に属しコンサルタントとしての実務経験を積んだ後、独立するのが理想的といわれています。

中小企業診断士に向いてる人の特徴を知ってキャリアを検討しよう

中小企業診断士は、企業や経営者に対し、第三者の立場から経営コンサルティングを行います。

そのため、コミュニケーションスキルがあり、分析力・判断力が優れた人に向いています。

試験の範囲が広く専門性が高いため、難易度の高い資格試験です。自分で起業して経営者になりたい人にとっては、資格取得が遠回りになるケースもあります。

中小企業診断士の役割や適性を理解し、自分のキャリアプランに合っているかどうか検討してみましょう。

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