USCPAは会計力だけでなく英語力も証明できる国際的な資格です。合格することで、活躍できるフィールドが広がり、会計業務未経験でも監査法人などへの転職に成功する可能性もあります。

そもそも、USCPA合格後の主な就職・転職先が分からないという人もいるのかもしれません。

本記事では、転職市場でのUSCPAの価値や転職の際に整理しておくべきポイントを解説します。また、未経験から転職に成功した人の声も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次
USCPAとは
USCPAの転職市場での価値
USCPAがあれば未経験でも転職できる？ 実際の声3選
USCPAを取得した未経験者が転職で整理しておくべきポイント
USCPAがあれば未経験でも転職に成功することができる！

USCPA（米国公認会計士）とは、アメリカの各州が認定する公認会計士の国際的な資格です。

アメリカの資格ではあるものの、日本をはじめ、世界各国の様々な業種や職種の人が転職・キャリアアップの目的でUSCPA試験にチャレンジしています。

USCPA試験は英語で出題されます。その資格取得は、会計の知識のみではなく英語力の証明にもつながるため、外資系企業や海外進出している企業などへの転職も期待できます。

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USCPAは、会計や法律、ファイナンスなどの知識を英語で理解できる証明につながることから、世界的にも評価されている資格です。

会計業務未経験者の場合でも、監査法人や会計事務所、税理士法人などからオファーを得ているケースも多くあります。

USCPAを持つ人は専門的な会計知識をはじめ、英語力やセルフマネジメント力など多様なスキルを持ち合わせているため、幅広いフィールドでの活躍が期待されます。

USCPAを持つ人の主な就職・転職先の例は次の通りです。

• 監査法人
• 会計事務所
• コンサルティングファーム
• 金融機関
• 保険会社
• 不動産会社

しかし、USCPAの保有者だからといって、必ずしも上記のような就職・転職先に入社できるわけではありません。特に会計業務未経験の場合、資格取得やキャリアチェンジの理由などを明確にし、就職・転職活動の準備をしておくことが大切です。

関連記事：アビタス「転職市場のUSCPA（米国公認会計士）の価値は？主な就職・転職先」

ここでは実際にUSCPA保有者の中で、未経験でも転職できた3人の声を紹介します。

3人のコメントからはUSCPA合格を目指した理由が分かります。USCPA合格を目指した理由を明確に言語化することは、転職での面接対応にもつながるため、ぜひ参考にしてください。

まず、会計未経験から監査法人の監査部門へ転職したSさんの声です。

Sさんは引っ越しを機に前職を退職し、主婦として生活を送っていましたが、次のキャリアでは専門的な知識を活かして働きたいと考えるようになりました。

もともと監査業務に興味があり、日本の国家資格である公認会計士よりもUSCPAのほうが短期間で合格できると判断し、USCPA合格を目指しました。

USCPA合格によって未経験から監査法人に転職できたことと英語力が向上したことがメリットと感じたとのことです。

関連記事：アビタス「選ばれる理由｜合格者の声｜Sさん」

30代でUSCPAの資格を取得し、会計未経験から大手監査法人に転職した人もいます。

中田満さんは前職を退職し、英語力を伸ばしつつ、経営者としての素養を学べる場所を探していた時にたまたまUSCPAを知りました。会計の知識がない状態から1年間必死に勉強し、USCPAの合格を目指しました。

USCPAに合格した後、中田さんは大手監査法人への転職に成功しました。自分自身で難しいことをやり遂げた達成感を得られたため、大きな自信につながったとのことです。

関連記事：アビタス「選ばれる理由｜合格者の声｜中田 満さん」

3人目は、20代でUSCPAに合格したKさんです。

将来のキャリアを考えた際に、海外勤務も検討していたため、会計力と英語力の証明ができるUSCPAの合格を目指しました。

Kさんは29歳で経理実務未経験であったものの、試験合格後の転職活動でUSCPA合格をアピールしたところ、1カ月後に現在の会社から経理部門でのオファーをもらうことができました。

面接時にはUSCPA合格が評価されていると感じる場面が何回もあり、USCPAは転職の武器になると実感したとのことです。

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USCPA試験に合格したからといって、必ずしも転職に成功するわけではありません。

転職活動を始める上で、USCPAを取得した理由や会計業務にキャリアチェンジしようと思った理由などを整理しておくことが大切です。

ここからは、会計業務未経験者が転職において事前に整理しておくべきポイントを見ていきます。

USCPAを取得しようと思った理由や、合格までにしてきた勉強法などを説明できるように準備しておきましょう。面接官はUSCPAの取得理由から、理由の意味深さや正当性を見極めます。

取得理由は「今（現状）を変えるため」や「未来のため」といった切り口で説明しましょう。具体的には以下のような理由が説得力があります。

• 現職（前職）で業務への理解を深めるために必要だった
• 今後、会計業務の専門性を高めるためのきっかけとしたかった
• 海外勤務を視野に入れ、会計力と英語力を証明できるようにするため

「日本の公認会計士よりも楽に思えたから」「何となく資格が欲しかったから」など思慮や計画性が感じられない発言は控えましょう。

多様な業務の中から会計業務にキャリアチェンジしようと思った理由や動機を明確に述べられるように準備しておきましょう。

また、企業側の視点に立つと、戦力として育てた人材が退職してしまうことは大きな損害になります。そのため、企業は中長期的に活躍してくれる人材なのかを重要視する傾向があります。

転職先の企業で会計業務を担う人材として長期的に従事したいという意思を言語化しておきましょう。

年齢によっては、USCPAのみでは転職活動を乗り切ることが難しいケースも否定できません。特に、30代後半以降の場合、今までの業務経験やマネジメント経験などもあわせてアピールできるように内容をまとめておきましょう。

また、今までの業務経験を今後の会計業務に活かす方法も説明できるように準備しておくことが大切です。

USCPAは、会計や法律の知識のみではなく、英語力も証明できるため、世界的に評価されている資格です。

会計業務未経験の場合でも、監査法人やコンサルティングファームなどの会計系の業種への転職に成功する可能性も高いといえます。

しかし、USCPA試験に合格したからといって、必ずしも転職に成功するわけではありません。

転職の際には、事前にUSCPAの取得や会計業務へのキャリアチェンジの理由などを分かりやすくアピールできるように準備しておくことが大切です。

国際資格の専門校であるアビタスではUSCPA合格を目指せます。

USCPA講座の開講以来、アビタスでは6,000人以上のUSCPA合格者を輩出しており、日本在住合格者の約3人に2人はアビタスの卒業生です。

アビタスでは試験対策に特化した日本語教材を使用し、効率的に学習を進められます。

日本語によるオリジナル教材を使用すれば、TOEIC®スコア400〜500点レベルから学習を始められるため、英語に自信がない人でも問題への理解を深めることが可能となっています。

また、USCPAの合格者向けには、転職に精通したプロが転職をサポートするサービスも実施しています。試験対策だけでなく、転職サポートも充実している点も魅力です。

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