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USCPA(米国公認会計士)を受験する際に気になるのが、簿記は必要かという点です。USCPAは米国公認会計士ですから、簿記の知識を事前に持っておいた方が良いと考えるのではないでしょうか。
この記事では、USCPAを受験する際に簿記は必要なのか、USCPAで必要な会計知識はあるのか、簿記では何級レベルにあたるのかを解説します。
目次
USCPA(米国公認会計士)を受験する際に簿記は必要か?
USCPA(米国公認会計士)で必要な会計知識
米国公認会計士(USCPA)は簿記でいうと何級レベル?
米国公認会計士(USCPA)は簿記がなくてもOK!会計初学者の方でも学習可能
USCPAを受験する際に簿記は必要でしょうか。結論から言ってしまうと、USCPAを受験する際に必ずしも簿記が必要ということはありません。
理由としてUSCPAと簿記の知識はかぶることが少なく、わざわざ時間を使って簿記の勉強をする必要はないというのが一般的な意見です。
簿記とはそもそもどういった資格でしょうか?
簿記とはとてもシンプルに説明すると「お金やモノの出入り(経営活動)を記録・計算・整理し、経営成績と財政状態を明らかにする技能」のことです。
取引は帳簿に記入し、最後に決算書を作成します。簿記を理解することで、経理事務に必要な会計知識や、財務諸表を読む力、基礎的な経営管理や分析力が身に付きます。
簿記を理解すると、簿記とは関係のない職業でも役に立つようになり、USCPAにとって必要な部分もあるため比較されます。
簿記の最終目的は「決算書」を作成することです。
USCPAと簿記の両方を受験しようとしている方もいるでしょう。その場合はどちらを先に受験するべきでしょうか?
人によって変わりますが、学生など新卒の就活に役立ちやすいのは簿記2級以上でしょう。理由は、通常の企業にとってUSCPAより簿記の方が汎用性が高いためです。
逆にキャリアアップや年収アップを目指しているのであれば、簿記2級よりもUSCPAの方が役に立つでしょう。監査法人はもちろん、年収の高いグローバル企業や外資系企業に転職したいならUSCPAを取得するべきです。
また、実務の経験があれば簿記資格はあまり重要視されないため、USCPAと実務経験を足し合わせて高年収企業を狙うのも手です。
さらに、USCPAは財務経理未経験での場合でも取得していれば、監査法人等へ転職できることもあります。
ですから、必ずしもUSCPAの前に簿記を受験する必要性はないでしょう。
ここまでUSCPAと簿記の違いや、どちらを先に受験するべきかを見てきました。結論を述べると、会計知識がないからUSCPAは合格できないということはありません。
USCPA専門学校のアビタスでは過去に会計知識ゼロの方でも合格したという実績があり、計画的に学習をすれば会計初学者でもUSCPAに合格することが可能です。
アビタスUSCPAプログラムのカリキュラムの中には、本試験4科目向けの講義だけでなく、4科目の前提知識として必要な「英文会計入門」の講義が含まれています。
ですから、会計を全く勉強したことがない人でも基礎知識を身に付けられ、簿記を取得することなくUSCPAを受けられます。
関連記事:USCPAとは?魅力や取得後のキャリア・難易度・試験内容を詳しく解説
USCPAで必要な会計知識とはどのようなものでしょうか?USCPAの科目は4つで構成されています。
財務会計の分野で、「企業会計」と「政府会計と非営利組織会計」で構成されています。企業や組織を運営する上で必要な会計知識が問われます。
ビジネス環境及び諸概念の分野で、「ファイナンス・管理会計」など5つで構成されています。IT概論や経済学概論も出題内容に含まれます。
監査及び証明業務から出題され、監査手続き、会計士としての職業倫理が問われます。
アメリカ連邦税法やビジネス法規が問われます。USCPAでは上記の出題範囲内の会計知識が必要です。
USCPA専門校であるアビタスが会計初心者向けに用意している「英文会計入門」では、会計の基礎を効率よく学習できます。
上記のような会計の基礎を学ぶカリキュラムが組まれています。
米国スタイルの入門会計教育を取り入れており、「貸借対照表(balance sheet)とは何か」「 損益計算書(income statement)とは何か」など徹底的に理解できます。
アビタスのUSCPAコースなら、会計を全く勉強したことがない人でも安心して基礎知識を身に付けられます。
USCPAのFAR(財務会計)は簿記で例えると何級レベルになるのでしょうか?結論として、違う試験の難易度を比べるのは困難です。
ただ一般的には、USCPAのFARは簿記1級より簡単という見方が多いです。
なので、難易度としては簿記1.5級程度ぐらいに考えると想像が付きやすいかもしれません。
USCPAの問題は簿記や公認会計士試験に比べて、とてもベーシックな問題を広い範囲からバランスよく出題します。日本の公認会計士試験のような難問や奇問はほぼありません。
これは「試験で会計士業界への新規参入人数を限定しない」というアメリカ的な考えに基づくものです。試験はあくまで実務に就くための必要最低限レベルの知識を証明できれば問題ありません。
ベーシックな問題がくり返し出題される傾向があるため、試験対策をしっかり行っていれば難易度は簿記1級よりも低く、簿記1.5級くらいというのもうなずけます。
簿記などに比べてUSCPAは試験の難易度よりも別の部分でハードルが高い点があります。
USCPAの試験はすべて英語で出題され、英語で解答しなければなりません。
ですが、選択式の問題がほとんどのためリーディング力を養うことで対処できます。(ライティングの問題も数問あります。)
出題範囲が簿記などよりも広く、会計以外に監査論や税法、ITも含みますが、ベーシックな問題が多いのも特徴です。
受験願書の出願はアビタスなど専門校では、受験手続説明会の開催や記入マニュアル、無料カウンセリングなどを実施しているため活用するとスムーズです。
USCPAに簿記が必要か、簿記で言うと何級かなどを解説しました。
USCPAは簿記がなくても合格することは可能です。
会計初学者の方でもしっかりとしたカリキュラムを組み学ぶことで、USCPAに必要な会計知識を学べます。一般的にUSCPAは問題がベーシックなため、簿記1級よりも難易度が低いと言われています。
簿記の知識がない方でUSCPAに合格するためには、資格学校で講座を受けることも手段の一つです。国際資格の専門校であるアビタスなら、英文会計入門からスムーズにスタートできるようなプログラムを用意しています。
これまでも多くの方が「会計知識ゼロ」からチャレンジし、USCPAに合格されています。
オリジナルの日本語教材で学習できるほか、サポート期間はUSCPAの標準学習期間の3倍以上の5年間あり安心です。
通学・eラーニングはフレキシブルに選択でき、スキマ時間での学習が簡単に行えるのもメリットです。
USCPAの合格を狙うならアビタスを是非、ご活用してください。
アビタスでは、オンラインでUSCPAの概要や活かし方がつかめる「USCPA説明会」を行っています。USCPAに興味がある方は、まずは無料説明会にお申込みください
※記事に記載の内容は2021年12月時点のものを参照しています。
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