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  • 2023/02/28公開
  • 2024/06/17更新

USCPAはBIG4の転職で有利? 他資格との比較や転職者の声も紹介

USCPAはBIG4の転職で有利? 他資格との比較や転職者の声も紹介

BIG4とは「デロイト」「EY」「KPMG」「PwC」という、国際的な四大会計事務所グループの呼称です。

BIG4への転職を考える際に、どのような資格を取得すれば有利になるのか知りたい方は多いのではないでしょうか。

「USCPA(米国公認会計士)」の資格取得は、BIG4への転職に活かすことが可能です。

本記事では、USCPAの資格取得がBIG4の転職に有利になる理由や、他資格との比較、実際に転職に成功した方の声を中心に詳しく解説します。BIG4への転職を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

目次
USCPAとは
BIG4とは
USCPAがBIG4への転職に活かせる理由
BIG4への転職の観点からみる、USCPAと他の資格との比較
USCPA資格を取得し、BIG4に転職した方の声
BIG4への転職にUSCPAを活かそう

USCPAとは

アメリカ各州が認定する会計士資格を、USCPA(米国公認会計士)といいます。

日本の公認会計士資格は、医師・弁護士と並ぶ「三大国家資格」といわれており、取得すれば多くのフィールドで活躍することができるでしょう。しかし、その資格は日本国内でのみ有効です。

一方、USCPAはアメリカの資格でありながら世界的に認知度が高く、短い追加研修などを受けることで協定を結んでいるカナダやオーストラリア、香港などの他の国でも業務が行えるという特徴があります。

USCPAは日本国内で受験ができ、会計士としてアメリカのみならずグローバルに活躍したいと考えている方にとって、魅力的な資格です。

BIG4とは

BIG4とは、下記の国際的な巨大会計事務所グループ4つをまとめて示す言葉です。

BIG4とは、「世界四大監査法人」ともいわれます。

  • デロイト トーマツ (以下「デロイト」)
  • EY
  • KPMG
  • PwC

どのグループも当初は会計事務所として誕生しました。その後、合併や買収などを繰り返し、現在は、どれも非常に規模の大きな法人になっています。

各グループは日本を含めた世界中の多くの国に会計事務所を置いており、コンサルティング業務や会計業務などを中心に幅広いサービスを提供しています。

各グループのメンバーファームである日本のコンサルティング会社の会社概要を見ていきましょう。

デロイト トーマツ コンサルティング合同会社

設立年月:1993年4月

人員数:4,290名(2022年5月末日現在)

世界150か国以上・総人員約41万5千人のネットワークを持つ、デロイト トウシュ トーマツ リミテッド(Deloitte Touche Tohmatsu Limited: Deloitte)のメンバーファームです。

東京に本社、大阪・京都・福岡に支社があります。監査・税務・法務業務、コンサルティング、ファイナンスアドバイザリーをはじめとした多様なフィールドで、総合力や国際力を活かしたサービスを提供しています。

参照:デロイト トーマツ グループ「コーポレート情報|デロイト トーマツ コンサルティング合同会社」

EYストラテジー&コンサルティング株式会社

設立年月:2020年10月

人員数:3,433名(2022年12月現在)

アーンスト&ヤング・グローバル・リミテッド(Ernst & Young Global Limited)のグローバルネットワークである、EYのメンバーファームです。2022年6月現在、EYの総人員は36万5千人となっています。

東京に本社、大阪・福岡にも拠点があります。グローバルに活動する企業をはじめとした幅広い顧客に対し、長期的な価値を創出すべく高品質のサービスを提供しています。

参照:EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社「採用サイト|企業情報」

KPMGコンサルティング株式会社

設立年月:2014年7月

人員数:1,420名(2023年1月1日現在)

KPMGコンサルティングは、世界143の国と地域に約26万5千人を擁するKPMGのメンバーファームです。

日本におけるKPMGメンバーの総称をKPMGジャパンといいます。KPMGコンサルティングを含んだ全8ファームで、監査・税務・アドバイザリーの3分野にわたるサービスを提供しています。

参照:KPMGコンサルティング株式会社「KPMGコンサルティング|会社概要」

PwCコンサルティング合同会社

設立年月:1983年1月

人員数:約3,850名(2022年6月現在)

PwCは、世界152の国で関連会社を展開しているコンサルティングファームです。正式名称を、Price waterhouse Coopers(プライスウォーターハウスクーパース)といいます。

PwCコンサルティングは、PwC Japanグループの1社です。「信頼」と「持続的な成長」をこれからの時代の重要なニーズと定義し、クライアントの業種別に様々なサービスを提供しています。

参照:PwC Japanグループ「PwCコンサルティング合同会社|会社概要」
参照:PwC Japanグループ「PwCコンサルティング合同会社|法人案内」

USCPAがBIG4への転職に活かせる理由

USCPA資格を取得した場合に、どのような理由で転職に活かせるのか気になる方もいるでしょう。具体的な理由を知っておくと、自分の強みとして適切にアピールできます。

BIG4への転職時に活かせる理由は、次の2つです。

  • 米国基準の会計専門知識を身につけていることが証明できるため
  • 英語力をアピールできるため

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

米国基準の会計専門知識のある証明になる

USCPAは世界に広く知られている会計資格です。

USCPAで採用されている会計基準は多くの国でも使われているもののため、USCPA資格を取得すると、グローバルな会計専門知識を身につけている証明になります。

加えて、取得の過程で経営やビジネスに関する幅広い知識も身につく資格です。

そのため、USCPAはグローバルな視点が求められるBIG4において、採用担当者の目に留まりやすい資格といえます。

USCPAは英語力のアピールになる

USCPAの試験は全て英語です。一般的にTOEIC800点以上の英語力が望ましいとされています。

そのため、USCPA資格を取得していると、会計・ビジネス面を中心に、英語力が身についていることをアピールできます。

BIG4のクライアントの中には、グローバルに展開している企業やこれから海外展開を考えている企業も少なくありません。

ビジネスで使える英語力を身につけていることは、大きなアピールポイントとなります。

BIG4への転職の観点からみる、USCPAと他の資格との比較

BIG4への転職を考えた場合に、USCPAと他の資格ではどちらが有利になるのか気になっている方もいるでしょう。

特に、これから資格の取得を考えている場合は、どれが転職に有利な資格なのかという比較検討は欠かせません。

以下3つは、BIG4への転職を目指す観点で人気の日本の資格です。

  • 税理士
  • 公認会計士
  • 中小企業診断士

税理士と公認会計士は独占業務がありますが、日本国内での話です。そのため、グローバルに活躍したい場合はUSCPA資格のほうが評価される場面もあると言えます。

ここでは、BIG4への転職を考える上で人気の高い資格3つとUSCPAを比較します。今からどれを取得しようか迷っている方は、参考にしてみてください。

税理士のBIG4への転職

税理士は、日本において税務の独占業務権限を持つ資格です。日本限定の資格なので、日本の税理士資格だけでは、海外において税務に関する業務を行うことはできません。

加えて、税法は国により異なるため、海外で業務を行う際はその国の税法を学ぶ必要が生じます。

一方、USCPAは資格取得したアメリカの州だけでなく、MRA(国際相互承認協定)参加国でも会計業務を行える資格です。

英語力のアピールにもつながるため、グローバルに展開しているBIG4への転職にはUSCPA資格のほうが有利である場合もあります。

公認会計士のBIG4への転職

監査法人は新卒入社を採用する際、公認会計士に合格した大学生を中心に採用しています。そのため、社内には既に公認会計士が多くいる状況です。

また、日本の公認会計士資格が独占業務として監査を行えるのは日本のみです。そのため、グローバルに活躍したい場合はUSCPAのほうが有利になる場合があります。

転職先としてBIG4を考えている場合、公認会計士試験は難関試験であり、二次試験である論文式試験は年に一度しか試験が行われない点に注意しましょう。また、難易度も非常に高い資格であり、令和3年の合格率は僅か9.6%となっています。

一方、USCPAはCBT形式というコンピューターと利用した形式の試験であるため、基本的に毎日受験することができます。令和3年の合格率は約53%と、公認会計士と比べると難易度は低いものであるといえるでしょう。

そのため、いち早く転職活動に臨め、資格取得しやすいという点でもUSCPAの方が有利といえます。

参照:公認会計士・監査審査会|令和3年公認会計士試験の合格発表の概要について
参照:Learn more about CPA Exam scoring and pass rates | Resources | AICPA

中小企業診断士のBIG4への転職

中小企業診断士は、日本における経営コンサルタントの国家資格です。転職というより独立・開業に適した資格といえるでしょう。

中小企業診断士は高い専門性を身につけるというよりも、幅広い分野を学べる資格といえます。そのため、税理士など他の専門性の高い資格と組み合わせて取得している方も見受けられます。

BIG4への転職を考えた場合は、英語力のアピールができグローバルに活躍できるUSCPA資格のほうが有利といえるでしょう。

関連記事:アビタスについてはこちら

USCPA資格を取得し、BIG4に転職した方の声

アビタスの受講生の中には、実際にUSCPA資格を取得したのちにBIG4へ転職された方もいらっしゃいます。ここからは実際の声を紹介していきます。

経理に携わっており転職を考えていたDNさんの声

経理に携わっていたDNさんは、転職のためにUSCPA資格を取得しました。複数の会計関連資格を比較検討した結果、DNさんがUSCPAに決めたのは次の3つの理由です。

  • 働きながら取得できる
  • 英語も同時に習得できる
  • キャリアの志向に合っていた

また、監査業務よりもアドバイザリーやコンサルティングに興味を持っていたDNさんは、取得直後から監査だけでなく幅広くキャリアの広がるUSCPAを選択しました。

例えば、日本の公認会計士資格を取得した場合はまず監査業務を経験した後で他の業務に移行する、というのが一般的な認識です。

そのため、取得直後から監査はもちろん、それ以外の業も広くこなせるUSCPA資格を取得し、その後BIG4コンサルティング会社に転職されています。

USCPA資格取得前は英語未経験で苦手ということもあり、日英併記のテキストで勉強できるアビタスの講座が自分に適しているとアビタスを選んでいただきました。

参照:アビタスUSCPA「選ばれる理由|合格者の声 DNさん」

コンサルタントの仕事に転職したかった図師康剛さんの声

コンサルタントの仕事に転職したかったため、USCPA資格取得のための勉強を始められたのが、図師康剛さんです。

社会人経験は1年と短かったものの、USCPA資格の取得後、企業へのリスクマネジメントアドバイザリーを行っているKPMGビジネスアシュアランス株式会社へ転職されています。

実際に業務上でも、USCPA資格取得時に学んだ監査論などを大きく活かすことができているとのことです。

USCPAは転職のために活かせるだけでなく、実際に転職後も資格取得時に学んだことが役立つため、ビジネスの上で大きな武器となることが分かります。

参照:アビタスUSCPA「選ばれる理由|合格者の声 図師康剛さん」

BIG4への転職にUSCPAを活かそう

USCPAはアメリカだけでなく、MRA(国際相互承認協定)参加国でも会計業務が行える資格です。

試験は全て英語で行われるため、資格を取得することで、次の2点をアピールできます。

  • 米国基準の会計専門知識を身につけている
  • ビジネスで使える英語力を身につけている

グローバルに展開している企業をクライアントに多く抱えているBIG4への転職においても有利になる資格です。

BIG4への転職を希望している方は、USCPAの資格取得を検討してみてはいかがでしょうか。

USCPAを目指すならアビタスで

アビタスは国際資格の専門校です。

アビタスでは日本語を使ったテキストでもUSCPAの学習を行うため、多くの受講生の皆様から英語のみのテキストで勉強するよりも速く理解できると高い評価を受けています。そのため、日本在住合格者の3人に2人はアビタス卒業生です。

日本語に英語を併記したオリジナル教材を使用するため、英語が苦手な方もしっかり学習できる点が強みです。

また、これまで会計を全く勉強したことがない方でも基礎知識が身につけられるよう「英文会計入門」の講義もあります。

USCPAの出題内容は、最新の実務の実態に合わせ常にアップデートされています。アビタスではテキストの開発を継続して行っているため、最新情報にもいち早く対応しています。

アビタスではオンラインで無料の「USCPA説明会」を行っています。USCPAに少しでも興味を持たれた方は、まずはお気軽に無料説明会にお申し込みください。

まずは無料の説明会にご参加ください。

※記事に記載の内容は2023年2月時点のものを参照しています。

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