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  • 2024/12/13公開

銀行・金融業とMBAの相性は?MBA取得は銀行・金融業に役立つ

銀行・金融業とMBAの相性は?MBA取得は銀行・金融業に役立つ

銀行・金融業でキャリアを築きたい人に、MBAは必要なのでしょうか。

MBAは日本語では「経営学修士」と呼ばれ、大学院の修士課程を修了して授与される「学位」に相当するものです。

ビジネスのグローバル化が進む中、日本国内の企業においても世界水準の実践的理論を身につけることができるMBAの重要性が高まっています。

本記事では、銀行・金融業とMBAの関連性や、MBA取得によって可能性のあるキャリアについて解説します。

働きながら取得できるオンラインMBAプログラムのご紹介もしますので、ぜひ参考にしてください。

目次
銀行・金融業にMBAは役立つか?
銀行・金融業に活かせるMBA科目
MBAと銀行・金融業との関連性
銀行・金融業に関わる人がMBAを取得することで見込めるキャリア
自分のキャリアを逆算して、銀行・金融業に役立つMBAを取得しよう

銀行・金融業にMBAは役立つか?

銀行・金融業で将来的に経営に携わりたいと考える人にとって、MBAの取得は有益だといえるでしょう。

金融機関は国民生活や社会の安定性に大きな影響を及ぼす業務を取り扱っています。金融庁の厳しい監督下にあり、経営層が担う企業ガバナンスの責任が重い立場です。

金融商品に対する知識や経験が豊富にあっても、経営に必要な能力が不足していれば経営者として充分な役割を果たすことは難しいでしょう。

MBAの取得によって金融財務の知識を深められることはもちろん、課題解決力や論理的思考、リーダーシップ、人脈など、経営層として活躍するために必要な要素を身につけられます。

金融機関の経営層として組織の発展に貢献したいと考える人は、MBAの取得を検討してみることをおすすめします。

銀行・金融業に活かせるMBA科目

銀行・金融業の業務に直結するMBAの科目としては、ファイナンスやアカウンティングがあります。

いずれも銀行・金融業で仕事をしている人にとっては習得済みの内容かもしれません。

しかし、経営者としてファイナンスやアカウンティングの知識を現場で役立てるには、より実践的な学びを通して能力を高めておく必要があります。

銀行・金融業で役立つMBAのファイナンス

MBAのカリキュラムはビジネスに必要な基礎的内容を学ぶ「コア科目」と、専門知識を学ぶ「選択科目」の2種類で構成されることが一般的です。

ファイナンス、財務会計、マーケティング、経営戦略などはコア科目として設定されていることが多いです。

MBAのコア科目とされるファイナンスなどの履修を通じて、企業経営に必要な財務知識を身につけられます。また、企業や不動産などその他資産の価値評価を行うことで、投資の意思決定をするためのファイナンススキルを網羅的に習得できるでしょう。

銀行・金融業で役立つMBAのアカウンティング

アカウンティングを学ぶ目的は、企業の財務状況を客観的な指標を用いて分析したり、分析したデータを基に適切な意思決定や業績管理をしたりするための知識を習得することにあります。

MBAのアカウンティング科目では、貸借対照表や損益計算書、キャッシュフロー計算書などの財務諸表の作成・分析を通して、アカウンティングについて実践的に学んでいきます。

また財務会計だけでなく、企業経営の意思決定の指標となる管理会計も学ぶことで、経営者への助言にも役立つスキルを身につけることができます。

そのため、単なる会計知識の習得だけでなく、経営者にとって必要な「経営上の課題に対してどのように意思決定すればよいか」などの判断能力を養うことが可能となるでしょう。

MBAと銀行・金融業との関連性

MBAの取得は銀行・金融業で働く人にとって有益であることを解説しましたが、具体的にどの程度の需要があるのでしょうか。

また、経営者を目指す人以外にとってもMBAの取得は役立つのでしょうか。

  • 銀行・金融業界内のMBAの需要
  • 銀行・金融業界でMBAと関連性のある職種

本項目では、上記2点について具体的に解説します。

銀行・金融業界内のMBAの需要

MBAの取得は銀行・金融業界で働く全ての人にとって有益といえるでしょう。

ファイナンスや会計、マーケティング、経営戦略、M&Aや投資などに関する総合的な知識が求められる投資銀行やベンチャーキャピタル、プライベートエクイティなどにおいて、MBAは特に役立つといえます。

投資銀行では金融に関する基本的な知識だけでなく、高いレベルの論理的思考力や問題解決力も求められます。

MBAのカリキュラムでは、ケーススタディ(事例研究)などの実践的な手法を通じてこれらの能力を効率的に高めることができます。

関連記事:Abitus UMass MBA「ケーススタディとは? ケーススタディの目的・メリット・進め方を解説!」

銀行・金融業界でMBAと関連性のある職種

銀行・金融業界で働く人の中でMBA取得が価値になるのは経営陣だけではありません。

例えば以下のような職種の人は、MBA取得により職場で活躍することができるでしょう。

  • 経営企画部門
  • 財務部門
  • 営業部門
  • リスク管理部門
  • ファンドマネジャー
  • アナリスト

将来的に各部門におけるスペシャリストを目指したいのか、経営にも携わりたいのかによって履修すべき科目は異なりますが、MBAのコア科目は普遍的な知識としてどの職種にも役立つでしょう。

さらに、専門科目の履修を通じてそれぞれの職種に必要な実践的な能力を習得できます。

銀行・金融業に関わる人がMBAを取得することで見込めるキャリア

MBAの取得を目指す人の中には、現在勤めている企業でキャリアアップを目指す人や、希望の業界や企業への転職を目指す人など、様々な人がいます。

銀行・金融業に携わる人がMBAを取得することで見込めるキャリアについては、以下の2つのパターンがあります。

  • 銀行・金融業界の人がMBAを取得する場合
  • 銀行・金融業界を目指してMBAを取得する場合

それぞれのパターンごとに解説します。

銀行・金融業界の人がMBAを取得する場合

すでに銀行・金融業界で働いている人がMBAを取得した場合、社内で異動や昇進をし、経営に携わるチャンスを得るケースが多くあります。

一方で、社内で異動や昇進をするだけでなく、転職やキャリアチェンジを目指す場合もMBAの取得は有利に働きます。また、将来的に投資先・融資先の企業に経営者として関与する際にもMBAで学んだ総合的な経営スキルは役に立つでしょう。

特に外資系金融機関への転職を目指す場合、MBAの取得が評価される傾向があります。外資系金融機関は日常的に英語を用いて取引するため、ビジネスレベルの英語力を採用の条件としている企業が多く、MBAの取得が語学力の証明となるためです。

また、論理的思考や課題解決力が重視されるコンサルティング系の職種への転職の際にも、MBAの取得が評価されるケースが多くあります。

銀行・金融業界を目指してMBAを取得する場合

今後、銀行・金融業界に就職や転職したい人にとってもMBAの取得は有利に働きます。先述の通り、金融業界で活躍するためにはファイナンスやアカウンティングの知識が必要です。

MBAの取得を通じてファイナンスやアカウンティングの知識を身につけられるとともに、銀行・金融業界への高い興味関心を示すことが可能です。

MBAを取得するためのカリキュラムは、経営に関する幅広い要素を体系的に学ぶことによって経営・ビジネスで活かせる実践力を養うことを目的としています。そのため、特に転職時にMBAを取得していれば、実践的な経営感覚を持っていることの証明になるでしょう。

自分のキャリアを逆算して、銀行・金融業に役立つMBAを取得しよう

MBAの取得は、すでに銀行・金融業で働いている人にとっても、これから目指す人にとっても有益であるといえるでしょう。

MBAを取得する際は取得自体をゴールにするのではなく、自分自身のキャリアのゴールを明確にし、そこから逆算してMBAをどのように活かしていきたいか考えることがポイントです。

例えば、現職におけるキャリアアップを目指すのと、MBAが活かせる企業へ転職して新しいキャリアを形成していくのとでは、学ぶべき内容にも違いが生じます。

MBAの取得には膨大な労力と時間、コストがかかります。最大限に活かすためにも、まずは自分自身のビジョンを明確にしましょう。

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