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  • 2023/03/22公開
  • 2024/06/17更新

USCPAの活かし方とは?USCPA取得後のキャリア形成について

USCPAの活かし方とは?USCPA取得後のキャリア形成について

USCPAは、アメリカの公認会計士資格のことです。

「USCPAを取得した後に、どのように活かすことができるかよく分からない」「取得後のキャリア形成について詳しく知りたい」などの悩みを抱えている方は多く見られます。

本記事では、USCPA資格の活かし方と取得後のキャリア形成について詳しく解説します。

キャリアアップのための資格取得としてUSCPAを検討している方や取得を迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

目次
USCPAの活かし方
USCPAが活かせる業界
USCPAを活かしにくい人の特徴
USCPAの活かし方を考えてキャリア形成をしよう

USCPAの活かし方

USCPAとはアメリカの公認会計士資格です。

アメリカの資格ということもあり、取得した後、日本で活かすことができるのか不安を感じている方もいるでしょう。

USCPAは日本国内においても、監査法人や会計事務所、コンサルティング会社をはじめ、さまざまな業界で活かすことのできる資格です。

実際に資格を取得した方からは、「資格取得で得た知識を現職の業務で活かしている」、「資格を活かして転職し、キャリアアップにつながった」などの声が多数寄せられています。

ここからは、実際にUSCPA資格を取得した方々の声を紹介しますので、参考にしてみてください。

現在の職場で活かす

現在の職業として、海外と取引を行う会社で経理業務を行っている方、現職で米国会計基準の経理業務を行う必要が生じた方や、大手税理士法人に勤務している方などの場合、USCPA資格を取得して得た知識を今の業務で活かすことが可能です。

ここでは、現職の業務でUSCPA資格を活かしている2名の声を紹介します。

USCPAの知識を会社経営の業務に活かした合格者の声

中家淳さんは、以前より建設資材輸出入会社を経営されていました。

経理担当者が退社し、後任としての適任者がいなかったため、自ら経理業務を行うためにUSCPAの資格取得を決めたそうです。

資格を取得して多くの知識を得たことにより、経理業務はもちろんのこと会社経営にも直接的な効果を発揮しているとのことです。

加えて、非常勤ですがシンガポールの会計事務所の営業スタッフとしての仕事も兼務されることとなりました。

経理業務は世界全ての企業に必要な業務であるため、USCPAの資格を取得したことにより、仕事の幅がグローバルに広がったと語ります。

USCPA資格を取得することにより、経理の知識だけでなく、会社経営にもその知見を活かすことができるのは資格取得のメリットだといえるでしょう。

参照:アビタス「選ばれる理由|合格者の声|中家淳さん」

USCPAの知識を英語を使用する業務に活かした合格者の声

大手税理士法人に入社した山本健介さんは、英語を使用する業務を担当することとなりました。

業務上監査の知識が必要になったことに加え、US-GAAP(米国会計基準)を採用しているクライアントが数多くいたこともあり、米国会計基準と監査について知識をつけることができるUSCPAの学習を開始したそうです。

学習を進める中で、山本さんの英語の読解力は確実にアップしました。山本さんの場合は、資格取得で得られた知識をすぐに業務で使えるというわけではありませんでしたが、将来はそのような機会を増やしたいと考えられています。

USCPA資格取得のための学習では、米国会計基準の知識だけでなく、英語力や監査業務など幅広い知識が身につきます。

参照:アビタス「選ばれる理由|合格者の声|山本健介さん」

キャリアアップに活かす

USCPA資格を取得して、キャリアアップしたという方も数多く見られます。

「専門性を身につけそれを活かした仕事を行いたい」、「英語で仕事ができるようになりたい」、「グローバルに仕事を展開したい」など、さまざまな動機でUSCPA資格を取得し、転職につなげている方も少なくありません。

ここでは、USCPA資格を取得してキャリアアップした2名の声を紹介します。

地方銀行から大手監査法人にキャリアアップした合格者の声

SHINJOさんは地方銀行で仕事をされていました。

業務内容が一般的だったため、将来キャリア変更をする場合に不利になるのではないかと考えたのが、USCPA資格取得を目指す1つの理由だったそうです。

加えて、銀行に来られる会計士の方に憧れを抱いたことや海外での仕事を志していたことも、USCPA資格取得を目指す動機となりました。

大手監査法人に転職できたことが資格取得の一番の大きなメリットだったといわれます。

また、SHINJOさんは、資格取得までに何度も受験をされています。1度や2度の不合格で諦めず、何度も挑戦することで夢をつかみ取ったとのことです。

「専門的な知識を身につけて独立して仕事をしたい」、「海外で仕事をしたい」と考えている方のキャリアアップとして、USCPAは役に立つ資格といえるでしょう。

参照:アビタス「選ばれる理由|合格者の声|SHINJOさん」

Big4監査法人のアドバイザリー部門へ転職した合格者の声

公務員と学校事務員の経験を持つKさんは、仕事を通じて幅広い知識や素養を得られた一方で、より高い専門性を身につけたいと思うようになってきたそうです。

英語を使って仕事ができるようになりたいという希望もあったため、会計知識はなかったものの、USCPAの資格取得に挑戦することを決めたとのことです。

2科目合格の時点で、Big4監査法人のアドバイザリー部門に転職が叶い、その後、残りの2科目にも合格されています。

それまで会計の業務経験や会計知識がなかったKさんは、USCPAの資格取得をしたことでBig4監査法人への転職の夢が叶ったのです。

「英語で仕事をしたい」、「より専門性の高い仕事をしたい」と考えている方にとって、USCPAは適した資格といえるでしょう。

参照:アビタス「選ばれる理由|合格者の声|Kさん」

USCPAが活かせる業界

USCPA資格を取得した後、どのような会社や業界で資格が活かせるか気になる方もいるでしょう。資格が活かせる業界として、監査法人や会計事務所、コンサルティング会社などがあります。

米国会計基準を利用している会社と既に取引のある会社やこれからアメリカ進出を考えている会社の経理部門などでもUSCPA資格を活かすことができるでしょう。

ここからは、USCPA資格が活かせる5つの業界について詳しく解説します。

監査法人

USCPA資格の取得後のキャリアとして、監査法人は人気の高い業界の1つといえます。

近年、Big4などの大手監査法人だけでなく、中堅の監査法人もUSCPA資格取得者を求める傾向にあります。

USCPA資格を特に活かせるのが、米国会計基準で作成された財務諸表を確認する「会計監査」です。

また監査法人では、クライアントに対して経営リスクを減らすアドバイザリー業務も行います。企業がグローバル化する中において、米国会計基準で作成された財務諸表が読めるUSCPA資格取得者のアドバイスが活かせる場面も多くあるでしょう。

近年では監査が必要な会社が増えているのに対し会計士が不足しているため、監査法人はUSCPA取得者を積極的に採用する傾向にあるとされています。

会計事務所・税理士法人

会計事務所や税理士法人なども、USCPA資格取得者に対して積極的に求人を出しています。

大手・中堅会計事務所の中では、国際税務を取り扱う事務所も多く、国際的な事業展開のためにUSCPA資格取得者を採用する取り組みがあります。

税理士法人の場合は、USCPAの知識を生かし、日本と海外の移転価格に関する部門活躍することも可能でしょう。

また、クライアントの取引先が米国会計基準を用いている場合にも、USCPA資格取得者がいれば、その相談に応じることが可能です。

グローバルに活動の場を広げていく企業が増えている今、USCPA資格を活かして活躍できるフィールドは広がり続けているといえるでしょう。

コンサルティング会社

コンサルティング会社でも、特に、ファイナンシャルアドバイザリーサービス(FAS)業務において、USCPAの知見が必要とされています。

FASとは、企業合併や買収を行うM&Aや企業再生支援などのサービスを提供する業務のことをいいます。

ただし、コンサルティング会社では即戦力が求められることも少なくありません。そのため、特に30代以上となると資格の他にコンサルティングや法人営業の経験などを求められる場合もあります。

コンサルティング会社への就職を希望する場合は、これまでの経験とUSCPA資格をどう結び付けて仕事に活かせるのか、検討することが必要です。

金融機関

国内金融機関においても海外関連事業やクロスボーダーM&Aなどの部門を持つところでは、USCPAの資格取得者を歓迎する傾向にあります。

また、USCPAは外資系の金融機関への転職においても有利に働く資格です。加えて、投資銀行もUSCPA資格が活かせる業界の1つです。

法人向けの資金調達やM&Aなどを行うには、さまざまな財務諸表を読みこなす必要がありますので、米国会計基準の財務諸表が読めるUSCPAの資格取得者は転職に有利といえるでしょう。

海外事業会社

アメリカに子会社がある、またはアメリカに本社がある会社の海外事業を行う子会社などにおいても、USCPA資格を活かすことが可能です。

USCPAは経理の知識だけでなく、ビジネス英語の習得も証明してくれる資格です。そのため海外や海外事業の会社で働きやすい点も有利です。

なお、会社によっては国際財務報告基準(IFRS)を採用しているところも多く見られます。

USCPA資格を取得した後で、IFRSについて勉強すると、業務を把握しやすいという点からも有利な資格といえます。

関連記事:アビタスについてはこちら

USCPAを活かしにくい人の特徴

USCPAはどこの業界でも活かせる資格ではなく、特定の業界で活かすことのできる資格です。そのため、USCPA資格を活かしにくい方もいるでしょう。

特にUSCPAを活かしにくい人の特徴を挙げます。

  • USCPA資格を活かすキャリアを希望していない
  • 漠然とキャリアアップのためにUSCPA資格を取得しようと考えている

これからUSCPAの資格取得を検討しているのであれば、自分のキャリアに活かすことができるかどうかよく吟味することが大切です。

今後のキャリアを見据えて目標を定めた上で、USCPA資格を取得するかどうか検討しましょう。

USCPAの活かし方を考えてキャリア形成をしよう

USCPAはただ漠然と取得するだけでは、きちんと活かせる資格ではありません。

専門性が高いため、監査法人や税理士法人、コンサルティング会社、海外事業会社など、ある一定の分野や業界でUSCPA資格は有利に働きます。

ただし、年齢によっては実務経験も必要とされるため注意しましょう。

これからUSCPA資格の取得を考えている場合は、今後のキャリアでUSCPA資格を活かすことができるかどうかじっくり吟味してみることをおすすめします。

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※記事に記載の内容は2023年3月時点のものを参照しています。

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