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  • 2023/04/17公開
  • 2024/06/17更新

USCPAは高卒・新卒でも受験できる?USCPA取得のメリットも解説

USCPAは高卒・新卒でも受験できる?USCPA取得のメリットも解説

「USCPAの取得に興味があるけれど、大学を卒業していないと受験できないの?」

「実務経験がないから大学在学中や卒業直後はUSCPAは受験できないの?」

そう思って、USCPAの資格取得を諦めている人もいるのではないでしょうか。

実は、アメリカの公認会計士の資格であるUSCPAは、高卒でも州によっては受験できます。また、受験にあたり実務経験は不要です。

本記事では高卒でもUSCPAを受験可能な州を紹介します。USCPAを新卒で取得するメリットについても解説しますので、参考にしてみてください。

なお、本記事での「新卒」とは、大学在学中の方を指します。

目次
USCPAは高卒でも受験可能! USCPAの受験条件とは
USCPAを新卒で取得するメリット
USCPAを新卒で取得し就職活動に活かした人の声
USCPAは高卒や新卒で取得するメリットのある資格

USCPAは高卒でも受験可能! USCPAの受験条件とは

USCPAの試験内容はアメリカ国内で統一されていますが、受験条件やライセンス取得要件は州によって異なります。そのため、受験する州によっては高卒でもUSCPAの受験が可能です。

ここでは、主な州の受験条件と高卒で受験可能な州について詳しく解説します。

USCPA各州受験条件

主な州の受験条件は下記の通りです。なお、本章で記載のUSCPA各州の受験条件は2023年4月1日時点のものになります。

受験条件
アラスカ州
(Alaska)
・4年制大学の学位
・会計15単位
グアム(Guam) ・4年制大学の学位または総取得単位120
・Upper Divisionに該当する会計24単位(Financial Accounting・Auditing・Taxation・Management Accountingを含む)
・ビジネス24単位(Economics 6単位、Finance 3単位、Business Law 3単位を含む)
・見込み受験が可能
ワシントン州
(Washington)
・4年制大学の学位
・総取得単位120
・会計24単位(ただし最低15単位はUpper Divisionの単位が必要)
・ビジネス24単位
ニューヨーク州
(New York)
・総取得単位120
・以下4つのエリアの指定科目の取得
・Financial Accounting(Upper Division)、Auditing(Upper Division)、Taxation、Management Accounting
※アビタスの単位で出願可能
モンタナ州
(Montana)
・Upper Divisionに該当する会計24単位(Financial Accounting・Auditing・Taxation・Management Accountingを含む)
・ビジネス24単位
メイン州
(Maine)
・4年制大学の学位
・総取得単位120
・会計15単位(Auditing 3単位を含む)
デラウェア州
(Delaware)
・4年制大学の学位
・総取得単位120
・会計24単位(Financial Accounting・Auditing・Taxationを含む)
ニューハンプシャー州
(New Hampshire)
・4年制大学の学位
・総取得単位120
・会計30単位(Financial Accounting・Management Accounting・Auditing・Taxationを含む)
・ビジネス24単位
ハワイ州
(Hawaii)
・4年制大学の学位
・Upper Divisionの会計18単位
イリノイ州
(Illinois)
・4年制大学の学位
・総取得単位120
・会計24単位(Auditing・Taxationを含む)
・ビジネス12単位
カリフォルニア州
(California)
・4年制大学の学位
・会計24単位
・ビジネス24単位

多くの州の受験要件が「4年制大学の学位」または「総取得単位120以上」となっています。

なお、Upper Divisionとは大学3年次・4年次で受講する上級課程科目の単位です。「該当する単位」であればよいため、必ずしも大学に行く必要はありません。

例えば、USCPA予備校のアビタスであれば受験に必要な単位を取得できますので、利用を検討してみましょう。

参照:アビタス「USCPA(米国公認会計士)の受験資格(各州別条件)」

高卒でも受験可能な州

モンタナ州は受験条件が以下のようになっており、高卒の場合でも受験が可能となっています。

  • Upper Divisionに該当する会計24単位(Financial Accounting・Auditing・Taxation・Management Accountingを含む)
  • ビジネス24単位

ただし、USCPA合格後にライセンスを取得したい場合は、4年制大学の学位が必要であることには留意しましょう。

高卒・新卒が受験するのに実務経験は必要?

前述したように、「USCPAを合格すること」と「USCPAのライセンスを取得すること」は異なり、それぞれに「受験条件」と「ライセンス取得要件」が必要です。

受験条件とは、USCPA試験を受験するための条件です。高卒・新卒者で実務経験がない場合でもUSCPAを受験することができます。

一方、ライセンスとはUSCPA合格後に必要に応じて取得するものです。州によっては「ライセンス取得」として実務経験が必要となる点を把握しておきましょう。

ライセンスを取得して初めて、名刺に「USCPA」と記載することができます。そのため、「USCPA」と名乗って仕事をするためには、ライセンスの取得が欠かせません。

なお、ライセンスがない場合でも、履歴書などに「USCPA全科目合格者」と記載することは可能です。

ライセンス取得要件も州によって異なります。アビタスではライセンス取得サポートも行っていますので利用を検討してみましょう。

参照:アビタス「USCPA|サポート|ライセンス取得サポート」

USCPAを新卒で取得するメリット

USCPAを新卒で取得する一番のメリットは、就職活動で有利になる点にあります。

近年、監査法人は人手不足で、各監査法人が人材確保のために採用活動を活発に行っています。監査法人への就職を希望している人にとっては、魅力的な資格といえるでしょう。

加えて、入社後にグローバルな案件を任されやすい点もキャリアアップやキャリアチェンジのきっかけとなりメリットと言えます。

それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

就職活動で有利になる

新卒時にUSCPAを取得していると、就職活動で有利に働きます。

監査法人での就職を希望している人や、大手企業の管理部門への就職を考えている人にとっても、USCPAは面接時にアピールできる資格です。

なぜ就職活動で有利になるのか詳細の理由や、それぞれの場面の現状や資格の活かし方について詳しく解説します。

監査法人で人手不足のため市場の需要が高まっている

ここ5~6年、組織内会計士の数が急増しています。組織内会計士とは、スタートアップ企業の新規株式公開支援、上場企業の経理部、管理部など、監査法人以外の事業会社に勤務する日本の公認会計士を指します。

公認会計士の合格者数は毎年およそ1,000人~1,300人を推移しており、大きな変化は見られません。就職先として、監査法人から事業会社へ公認会計士が流出しているのが現状です。

監査法人の人手不足を補うため、今後USCPA取得者の採用需要が高まると考えられます。新卒時にUSCPAを取得していると面接時にアピールすることが可能になります。

大手監査法人に採用される可能性がある

大手監査法人は年収も良く、就職先として希望している人も多いのではないでしょうか。

新卒は現場での実務経験はありませんので、大手監査法人の「監査業務担当」としての採用は困難なこともあるでしょう。

しかし、USCPAをアピールすることで、コンサルティングなどを行う「アドバイザリー」として採用される可能性が見込めます。

そのためUSCPAは、中小監査法人の就職に大いに役立つ可能性のある資格です。

管理部門で採用される可能性がある

新卒でUSCPAを取得していると、大手企業などの管理部門で採用される可能性が高まります。

USCPAを取得していると、経理や監査の知識があると同時に、ビジネス英語にも通じていることがアピールできます。

そのため、大手企業の管理部門の中でも特に資格の活かせる経理部・財務部などで雇用される可能性が増えるといえるでしょう。

大手企業の管理部門、特に経理部や財務部などで仕事をしたい新卒者にとって、メリットの高い資格です。

入社後、グローバル案件を任されやすい

USCPAを取得することで、英語に対する理解力があり、特に、ビジネス英語の知識があることの証明になります。

会社によっては、上司から「ビジネス英語の分かる人」と認識されるため、入社後早いうちに海外案件にかかわるチャンスが訪れることが期待できます。

資格により、日常的な英会話だけでなく、会計・財務・企業法務などに関する英語にも詳しいことがアピールできるためです。

グローバル案件の経験を積みたい人にとって、有利な資格といえるでしょう。

関連記事:アビタスについてはこちら

USCPAを新卒で取得し就職活動に活かした人の声

ここでは、実際に大学時代にUSCPAを取得して就職活動に活かした原田絢平さんの声を紹介します。

原田さんは、大学時代に知り合いが留学したことに触発されて英語の勉強を始めたと話しています。大学2年の時にTOEIC®940点を取得して、国際色のある仕事に興味を持ち始めました。

大学で会計学を専攻していたこともあり、英語と会計学両方の勉強ができ、専門性の高いUSCPAの資格取得に挑んだとのことです。

USCPAを取得した結果、新卒でBIG4監査法人に就職。優良企業に就職できたことをうれしく思うとともに、今後一生使える資格を手に入れたという安心感を得ているそうです。

大学時代にどのような資格を取得するか悩んでいる方にとって、参考にできるリアルな声といえるでしょう。

参照:アビタス「USCPA 選ばれる理由|合格者の声|原田 絢平さん」

USCPAは高卒や新卒で取得するメリットのある資格

USCPAの受験条件は州によって異なります。高卒でUSCPAの受験を考えている場合は、モンタナ州で受験しましょう。

受験に必要な条件はアビタスで取得できます。なお、ライセンスを取得するには4年制大学の学位が必須要件となるため注意が必要です。

また、実務経験がない新卒者にとってもUSCPA試験に合格しておくことで就職時に有利になるため、USCPAはメリットの大きい資格といえます。

興味のある方は、「高卒」「実務経験」などにとらわれず、USCPAの受験を検討してみてはいかがでしょうか。

USCPA(米国公認会計士)合格を目指すならアビタスで!

USCPAの受験条件は出願する州によって異なります。アビタスなら、成績証明書などをもとに「どの程度受験条件を満たしているか」「最適な出願州はどこか」といったご案内が可能です。

無料で単位診断依頼をお受けしていますので、ぜひ一度ご利用ください。

受験条件に必要な単位の取得や、ライセンス取得サポートも行っていますので、USCPA合格を目指している方はぜひ、アビタスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

USCPA日本在住合格者の約3人に2人はアビタス卒業生です。少しでも興味のある方は、まず、無料の説明会にご参加ください。

まずは無料の説明会にご参加ください。

※記事に記載の内容は2023年4月時点のものを参照しています。

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