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公認内部監査人(CIA)は、1999年より日本語での受験が可能となった、内部監査の国際資格です。試験は3つのパートに分かれており、それぞれのパートで合格しなければなりません。
独学での取得を検討する人がいる一方、できるだけ効率よく取得しようと専門学校を利用する人も見られます。
本記事ではCIA合格者における独学と専門学校の利用者との比率や、必要とされる学習時間、独学で合格する方法について分かりやすく解説します。
独学と専門学校それぞれのメリット・デメリットにも触れますので、どのように学習しようか迷っている人はぜひ参考にしてください。
目次
公認内部監査人(CIA)とは?
公認内部監査人(CIA)は2025年7月より新試験制度へ移行
公認内部監査人(CIA)資格取得に必要な学習時間
公認内部監査人(CIA)に独学で合格する方法
公認内部監査人(CIA)を独学で受験するメリット
公認内部監査人(CIA)を独学で受験するデメリット
公認内部監査人(CIA)を専門学校のアビタスで学ぶメリット
公認内部監査人(CIA)の合格者の声
公認内部監査人(CIA)の最短合格を目指すなら専門学校も検討しよう
公認内部監査人(CIA;Certified Internal Auditor)とは、内部監査人協会(IIA;The Institute of Internal Auditors)認定の資格試験に合格し、内部監査の実務経験など、要件を満たした人に授与されます。
内部監査をする能力と向上を目指す世界水準の認定制度で、世界約190の国と地域で試験が実施されています。
内部監査人の主な仕事は、企業内の健全な経営を維持するための社内ルールや業務プロセスが、正しく整備された上で有効に運用されているかを確認し提言することです。内部監査人として唯一の国際的な資格であるCIAを取得すると、内部監査業務に精通したプロフェッショナルであることの証明となります。
参照:一般社団法人日本内部監査協会「IIA認定国際資格|公認内部監査人」
関連ページ:アビタス CIA「公認内部監査人(CIA)とは?取得するメリット、他資格比較」
2024年にIIAから新たに「グローバル内部監査基準」が公表されたことを受け、CIA試験も新制度へ移行することとなりました。日本語で受験する場合、2025年7月以降は新シラバスによる試験制度となるため注意が必要です。
新試験制度における新シラバスは、次の4つの要素を踏まえて改訂されます。
新試験では、「グローバル内部監査基準」に関する内容が強化されると予想されます。
2025年7月以降にCIAの合格を目指す場合は、新試験制度に対応した学習が不可欠でしょう。
参照:一般社団法人日本内部監査協会「資格認定制度からのお知らせ」
公認内部監査人の資格を取得するには、内部監査をはじめとした実務経験が必須なため、仕事をしながら学習する人もいます。
公認内部監査人の一般的な学習時間は約300~500時間です。試験は3パートに分かれ、最初の受験登録から原則3年以内に全ての科目に合格し、実務経験の証明とともに資格認定の手続きを完了する必要があります。不合格の科目は、30日間受験できず、また、試験プログラムの有効期間中に受験できる回数は、パートごとに最大8回までとなっています。
資格専門校のアビタスのプログラムで学習すると、内部監査の実務経験がない人でも、講義時間を含めて約400時間の学習で合格が可能です。仕事をしながらでも、約6カ月で合格レベルに到達できます。
関連ページ:アビタス CIA「CIA(公認内部監査人)の難易度は?合格率・必要な学習時間を解説」
CIAの再受験には追加料金がかかります。また、受験登録から3年以内に全科目の資格認定手続きを完了しなければ、それまでの合格が無効になります。
ここでは、独学でCIAの合格を目指す際に気を付けるべきポイントとして以下の2つを解説します。
詳しく見ていきましょう。
独学で学習する場合、学習スケジュールの作成は欠かせません。自分のレベルが現在どの程度か把握した上で、資格取得に必要な学習日数を設定し、試験日を決めます。
試験は年間を通して行われており、日程は会場により異なります。会場によっては、事前予約が必要な場合もあるため、事前に確認しておくことが大切です。
独学のためには、まず、テキストと模擬問題集が必要です。ただし、市販されているCIA関連の書籍は、あまり種類が多くない状況です。
日本内部監査協会から、公認内部監査人試験のテキストとして『GLEIM CIA Review Seventeenth Edition 日本語版』という日本語訳のものがPart1からPart3まで販売されていましたが、今のところ増刷予定はありません。
そのため、テキストや参考書を入手するのはやや難易度が高いといえるでしょう。
参照:一般社団法人日本内部監査協会「図書・資料のご案内|CIA試験模擬問題集2019」
続いて、CIAを独学で受験するメリットについても見ていきましょう。具体的には以下の2つがメリットとして考えられます。
独学での受験を検討している人は、チェックしてみてください。
専門学校に通うと受講費用がかかりますが、独学の場合は公式テキストや問題集のみで進めていくことになるため、費用を大幅に抑えられます。
CIA試験のテキストや参考書は、通販サイトなどで入手可能です。費用を抑えたい場合は、最低限の教材に絞るのがおすすめです。
ただし、CIA試験では過去問題は公開されていません。模擬問題集などを活用して学習を進めましょう。
スクールの場合、指定された日や時間に通う必要があります。転勤や家庭の事情などで長期にわたる受講が難しいと予想される場合は、通学のみしか対応していないスクールの利用は難しいです。そのため、自分のペースや都合に合わせて学習したい人は、独学がおすすめです。
なお、通信型のスクールは、独学と同様に自分のペースで進められます。ただし、通信型スクールは「受講期間が最長2年」など、期限付きの利用期間を設けているケースが多いです。レアケースとなりますが、2年以上の期間での取得を考えている場合は、独学を検討してもよいでしょう。
CIAの受験を独学で進める場合、以下のようなデメリットもあることも理解しておく必要があります。
それぞれについて、詳しく解説します。
CIAの登録料および受験料は、IIAの個人会員かどうかで価格が異なります。具体的には以下のとおりです。
IIA個人会員 | IIA個人会員以外 | |
---|---|---|
CIA Part1受験料 | 46,000円 | 66,000円 |
CIA Part2受験料 | 42,000円 | 62,000円 |
CIA Part3受験料 | 42,000円 | 62,000円 |
登録料料 | 18,000円 | 36,000円 |
パートごとの受験料は決して安価とはいえません。また、不合格になれば再度受験料がかかります。そのため、独学で挑んで再受験を繰り返すよりも、専門学校を活用して一発合格したほうが、受験費用を抑えやすくなるでしょう。
なお、IIAの個人会員になることで受験料や登録料を抑えることができます。年会費は発生しますが、資格試験を受けるのであればIIAの個人会員への入会を検討してみましょう。
参照:一般社団法人日本内部監査協会「IIA認定国際資格|CIA資格認定試験の料金改定に関するご案内」
独学の場合、テキストや参考書を自分で選び、準備しなければなりません。また、前述したとおり市販されているCIA関連の書籍はあまり種類が多くありません。
また、働きながら合格を目指す場合、通勤時間や昼休みなどのスキマ時間を有効に活用するのも大切なポイントです。
たとえば、専門学校のアビタスでは、通勤時の移動時間にも学習できるスマホアプリが提供していますが、独学ではこうしたツールはないため、自分で単語カードやノートを作らなければならず、手間がかかります。
教材の準備をすべて自分で行う必要がある点は、独学のデメリットといえます
CIAの試験は日本語で受験できますが、試験問題はアメリカで作成されているため、専門用語や独特の表現が多く、独学では理解しにくいことがあります。
専門学校を利用すれば、つまずいたときすぐに講師に相談できます。また、同じ目標を持つ仲間と情報交換できる点も強みです。
しかし、独学の場合は、学習方法や内容について質問できる相手が見つからないこともあるでしょう。また、出題傾向や最新の試験情報も、自分で調べる必要があります。シラバスの改訂や試験範囲の変更があると、最新情報の把握に手間がかかります。
独学の場合は誰からのフォローもなく、自分ひとりで学習を進めるため、モチベーションの維持も課題となるでしょう。
CIAの取得において、独学が困難な場合やひとりで学習を進めていく自信がない場合などは、専門学校での学習もおすすめです。
例えば、専門学校のアビタスで学ぶ主なメリットは次の4つです。
それぞれについて、解説します。
アビタスでは、2025年4月より「グローバル内部監査基準」に合わせた新教材の提供を予定しています。新基準の変更点や実務への影響を体系的に学びたい人におすすめです。
また、新基準対応のオンライン講義では、講師が実務での活用例を交えながら分かりやすく解説します。最新の試験傾向や重要なポイントを効率よく学べるでしょう。
実務で内部監査に関わる人にとっても、新基準のポイントをいち早く把握できるため、大きなメリットになるでしょう。
グローバル内部監査基準の理解を深めたい人にとって、アビタスの講義は試験対策だけでなく実務スキルの向上にもつながります。
独学の場合、どこから始めたらいいのか、どのように学習を進めたらいいのか分からないことも多いのではないでしょうか。また、問題理解できなかったときは、自分で解決するための能力が必要です。
一方、アビタスでは初学者のためのサポート体制が整っています。わからない問題があったり悩んだりしたときは講師に質問でき、困ったときやどうしたらいいか分からないときにサポートしてもらえる点はメリットです。
アビタスは、合格に直結したカリキュラムを用意しています。独学では何にポイントを置いて学習すべきかわかりづらいですが、スクールはあらゆるノウハウが蓄積されており、合格につながる項目を効率よく学べます。
一方で、重要度が低いと考えられる内容の学習量は少なくしており、カリキュラムでは、重要なポイントとそうでないポイントを明確にしているため、学習時間が独学より少なく済みます。
独学の場合、テキストや問題集に掲載されていない、試験に関する情報を得るのは難しいでしょう。アビタスにはインターネットや書籍などでは公開されていない、非公開情報があります。
例えば、合格者が実践した学習法や逆に失敗した学習法など、生の声が聞けます。また、試験制度変更など、最新の情報を正確に早くキャッチできます。自分で情報を探す手間や時間は不要で、学習に集中できる点は独学にはないメリットといえるでしょう。
実際にアビタスを利用してCIAを取得した人からは、学習環境やサポート面で高い評価が寄せられています。
ここでは、学習の進め方やモチベーションの維持を中心に、合格者2名の声をご紹介します。
鵜川さんは学習期間5カ月という短期間で資格取得を達成されました。短期集中で一気に合格を目指すことで、モチベーションを維持したそうです。
講義動画を1.5倍速で視聴し、効率的に学習することで理解を深めたとのことです。また、本番試験前までに問題集を3回解き、模試を2回受験し、アビタスの合格者平均点を上回っていることで自信をつけ、試験に臨みました。
関連ページ:鵜川さん│合格者の声
八塚さんは、業務で必要となった内部監査の知識を身につけるために資格を取得されました。
学習中は、常に最新の情報を得ることを意識して学習を進めたそうです。アビタスのカリキュラムは柔軟性が高く、場所や時間を問わず学習に取り組めたのが大きなメリットだったという声が挙げられています。
関連ページ:八塚茂樹さん│合格者の声
本記事ではCIAの受験について、独学のメリットやデメリットなどを紹介していきました。
独学での受験は、自分のペースで学習できる一方、最適な教材を見つけるまでに時間がかかることがあります。また、最新情報の入手が難しい点も課題です。加えて、独学の場合、モチベーションの維持に不安を感じる人も少なくありません。
専門学校を利用すれば、学習効率の向上につながります。短期間での合格を目指すなら、合格実績が豊富なアビタスの利用を検討してみましょう。
アビタスでは2005年にCIAプログラムを開講しました。開講以来、アビタスは圧倒的な合格実績を挙げ続けています。
試験の合格率を高めるため、徹底的に効率化されたオリジナル教材や講師の質の良さも、選ばれる理由の1つです。
アビタスの講師たちは専門分野に精通しているのはもちろん、ティーチングスキルにも優れています。2年間の安心サポートもあり、通学コースだけでなく通信コースもあるため、遠方に住んでいる人にもおすすめです。
公認内部監査人(CIA)の資格取得を狙うなら、ぜひアビタスの利用を検討してみてください。
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