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近年、日本国内の需要の低迷や少子高齢化をうけ、グローバル展開を進める企業が増えています。そのような状況を受け、海外市場で活躍できるグローバル人材の需要は高くなっており、英語力の向上を目指す方が増えてきました。また、英語力のみならず、英語力に専門性を掛け合わせ、さらに自身の市場価値を高めたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
英語力の向上のため、英語系資格の取得を目指す方は向けに、本記事では代表的な資格・試験7種類を解説します。
目次
まずはここから。メジャーな英語資格の紹介
オンラインで受験可能な試験の紹介
英語力だけでなく専門性も身につく米国公認会計士
就職・転職では英語が有利に!資格取得で実力アップ
英語学習の足掛かりとして、幅広い方におすすめできる英語資格・試験を4種類紹介します。
●試験形式
リーディング、リスニング
●特徴
日本における英語試験の中で最もメジャーなものの一つです。英語の「リスニング力」、「リーディング力」の測定に特化しており、多くの企業でもTOEIC® Listening & Reading Testのスコアを重要視しています。大学生の方や社会人の方で、1度は受けたことがある方も多いことでしょう。
リスニング(約45分)、リーディング(約75分)、合計約2時間で200問に答えるマークシート式の試験です。リスニング495点満点、リーディング495点満点、合計990点満点で評価されます。月に1回程度、土曜日もしくは日曜日に開催されているため、多忙な学生、社会人でも受験がしやすいです。また、書店にも豊富で良質な教材が多いため独学のハードルも低く、英語学習の第一歩に最適であると言えます。
学習のハードルが低い点がポイントで、市販の教材も通勤時間のスキマ時間で学習できるようコンパクトなものが多く、多忙な方でもスキマ時間の有効活用で充分な学習時間を確保することができます。また、受験結果は2週間ほどで返ってくるため、英語学習の成果を測りやすいです。幅広い方におすすめで、英語学習の第一歩としてまずはTOEIC® Listening & Reading Testの学習・受験から始めるのが良いでしょう。
参考:TOEIC® Listening & Reading Testとは
●試験形式
スピーキング、ライティング
●特徴
日本における英語試験の中で最もメジャーなものの一つである、TOEIC®のスピーキング、ライティング版試験です。英語の「スピーキング力」、「ライティング力」の測定に特化しており、TOEIC® Listening & Reading Testは受けたことがある方でも、こちらの試験は受けたことがない方は多いのではないでしょうか。TOEIC® Listening & Reading Testほどの知名度はないものの、より実践的な英語力を測りたい方におすすめです。
スピーキング(約20分)、ライティング(約60分)、合計約1時間20分でパソコンで回答する試験です。リスニング200点満点、リーディング200点満点、合計400点満点で評価されます。スピーキングテストというと面接形式の試験形式をイメージされる方は多いと思いますが、レコーディング形式のため直接面接官と話すということはありません。また、ライティングについても筆記試験ではなく、タイピングで回答を入力することになります。
月に1回程度、土曜日もしくは日曜日に開催されているため、多忙な学生、社会人でも受験がしやすいです。ただし、TOEIC® Listening & Reading Testほどメジャーではないため市販の教材はそこまで豊富ではなく、独学のハードルがやや高い点が難点であると言えます。
それでも学習に必要な教材等は市販のもので最低限揃いますし、何よりも実際に生活やビジネスの現場で役立つ実践的な「スピーキング力」と「ライティング力」を養えるため、実践的な英語力を身につけたい方にはおすすめです。
また、TOEIC® Listening & Reading Test、TOEIC® Speaking & Writing Testsの両方で一定以上のスコアを取得すると表彰が与えられます。その取得を励みに学習することも英語学習のモチベーション維持におすすめです。
参考:TOEIC® Speaking & Writing Tests
●試験形式
リーディング、リスニング、スピーキング、ライティング
●特徴
TOEIC® Listening & Reading Test、TOEIC® Speaking & Writing Testsの基礎段階として英語力を測定するテストで、「リスニング」、「リーディング」、「スピーキング」、「ライティング」のテストがあります。
TOEIC Bridge Listening & Reading Testsではリスニング(約25分)、リーディング(約35分)、合計約1時間で100問に答えるマークシート式の試験です。TOEIC Bridge Speaking & Writing Testsではスピーキング(約15分)、ライティング(約37分)、合計約52分でパソコンで回答する試験です。通常のTOEIC Testsと比較して試験日程が少なく、2か月に1回程度の開催となっています。土曜日もしくは日曜日に開催されているため、多忙な学生、社会人でも受験しやすいです。
TOEIC Bridge® Testsは、英語学習の初級者から中級者を対象としている試験です。基本的には通常のTOEIC Testsでの受験で問題ないですが、基礎的な英語力に不安のある方、いきなりTOEIC Testsを受験することに抵抗のある方は、まずはTOEIC Bridge® Testsの受験から始めてみましょう。
参考:TOEIC Bridge® Listening & Reading Tests
●試験形式
リーディング、リスニング、スピーキング、ライティング
●特徴
日本における英語資格の中で、TOEIC Testsと並ぶ最もメジャーなものの一つです。英語の「リスニング力」、「リーディング力」、「ライティング力」、「スピーキング力」、4技能全てが測定され、総合的な英語力が評価されます。
TOEICと比べて受験日程が少なく年に3回のみで、1次試験と2次試験があるため、多忙な学生・社会人には受験ハードルがやや高いです。TOEIC Tests同様、書店にも豊富で良質な教材が多いため独学のハードル自体は低いですが、TOEIC Testsがオフィスや日常生活における英語コミュニケーション能力の測定を目的としている一方で、英検では社会的なテーマや専門性の高いテーマが問われるため傾向にあるため、内容が少し難しいと感じる方もいるかもしれません。
また、2次試験ではTOEIC Testsと異なり、実際に面接官を前にしてスピーキングをする必要があるため、独特の緊張感があります。参考:英検(実用英語技能検定)
多忙な学生・社会人の方の中にはなかなか思うように受験する時間が取れない方も多いことでしょう。そのような方でも受験しやすい、オンラインで受験可能な試験を2種類紹介します。
●試験形式
リーディング、リスニング
●特徴
CASEC(キャセック)は、オンラインで受験が可能なスコア型の英語試験です。会場で受験するのではなく、個人でインターネットから、好きな日時・場所で受験することが可能な点がメリットです。
受験者全員に同じ問題が出題されるのではなく、個人の能力に合わせて出題が変わる点が特徴的です。正解すれば次にはそれより少し難しい問題が出題され、不正解となればそれより少し簡単な問題が出題され、それらの複数の問題に回答する中で受験者の英語力が測定されます。
問題はセクション毎に分けられており、セクション1(リーディング)では語彙の知識を問う問題が16問、セクション2(リーディング)では表現の知識を問う問題が16問、セクション3(リスニング)では大意把握力を問う問題が17問、セクション4(リスニング)では聞き取り能力を問う問題が11問出題されます。また、試験時間は各セクションにつき1問60秒といった上限時間が決められている点も特徴です。個人のペースで回答を進めることになりますが、目安として全問解くのに約40~50分を目安にしておくと良いでしょう。
TOEIC Testsとは受験形式も出題形式も異なりますが、全体的な難易度としてはTOEIC TestsもCASECも大きく変わらず、TOEIC Testsの学習をしていればCASECの対策も充分であると考えられます。
また、CASEC受験によりTOEIC Testsのスコア目安も出るため、TOEIC Tests受験前の実力試しとしても利用することができます。受験料もTOEIC Testsと比較して安価となっているため(2024年7月末現在)、他の試験と比べて受験がしやすいテストと言えます。
●試験形式
スピーキング
●特徴
GCAS(ジーキャス)は、オンラインで受験可能なインタビュー形式の試験で英語の「スピーキング力」の測定に特化しています。会場で受験するのではなく、好きな場所で受験することが可能な点がメリットです。特に、ビジネスシーンにおいてデータを分析・整理し、それを英語で相手に分かりやすく伝えるという、より実践な英語力が試される点が特徴です。
開催日は毎月水曜日に1回開催と少なく平日受験となりますが、受験時間帯は夕方以降で、1回の受験時間は15分であるため受験はしやすいです。
試験内容は以下のPart1~3で構成されています。
Part1(インタビュー):採用面接を受けている設定で、面接官の質問(最大3問)に答える
Part2(プレゼンテーション):提示されたグラフの内容を読み取り、状況や課題の解決方法を説明する
Part3(ロールプレイ):与えられた状況や課題に対する改善方法を面接官とディスカッションをする
他の試験と形式が大きく異なり、特に情報を整理して面接官に分かりやすく英語で伝えるという点は慣れていないと難しいです。GCASの公式サイトではサンプル問題が掲載されていますので、受験にあたっては事前にサンプル問題を解き、事前に試験形式を理解しておくことをおすすめします。
受験のハードルは他の試験に比べ高く感じますが、実践的なビジネス英語力を測りたい方におすすめの試験となります。
参考:GCAS
英語力だけでなく、専門性もあわせて身につけたいという方は多いことでしょう。そのような方向けに、学習を通じて会計力と英語力が身につく、米国公認会計士(USCPA)の資格を紹介します。
米国公認会計士(USCPA)とは、米国各州が認定する公認会計士資格です。
日本ではなくアメリカの資格であるものの、日本国内で学習・受験ができ、様々なバックグラウンドの方が就職、転職、キャリアアップ等を目的としてチャレンジしている資格です。近年のグローバル人材の需要の高まりにより、この資格を評価している企業は多く、今後さらに増えていくことが予想されます。試験内容は、財務会計、監査、税法等を幅広く学習することができます。また、試験では英語での出題となるため、学習を通じて自然と英語のリーディング力を養うことができます。
米国公認会計士についてさらに詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
関連記事:USCPA(米国公認会計士)とは?魅力や取得後のキャリア・難易度・試験内容を詳しく解説
英語学習をする上では闇雲に勉強をするのではなく、自身の英語力をスコア等で可視化し、客観的に分析することが大切です。また、TOEICや米国公認会計士等の資格を取得することで就職・転職で有利に働きます。キャリアアップを考えている方は積極的にチャレンジするのが良いでしょう。
国際資格の専門校であるアビタスでは、6,700人以上のUSCPA合格者を輩出しています。日本在住合格者の約3人に2人はアビタス卒業生です。
さらに会計初学者や英語力に不安な方でも学習できるように、オリジナルの日本語教材を使用しています。
また、オンラインでUSCPAの概要や活かし方を学べる「USCPA説明会」を実施しています。いきなり対面の説明会への参加が不安な方のためにも、オンラインにて無料で参加できる無料説明会です。
USCPAに興味があるけれどどうしようか悩んでいる方は、ぜひ一度アビタスの無料説明会への参加を検討してみてください。
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