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MBAを取得する際に気になるのが、学費を含めた費用ではないでしょうか。
国内で取得できるMBAの費用は、大学院やプログラムの内容によって様々です。
本記事では、国内で取得できる国内・海外MBAの費用の目安や、学費を抑える方法を解説します。
MBAの取得を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
国内で取得できるMBAの種類
国内MBAの種類別費用の目安
国内のMBAの学費を抑える方法
MBAは費用を私費で払ってでも取得する価値はある?
MBAを国内で取得するなら、アメリカの大学院が提供するオンラインMBAがおすすめ
国内で取得できるMBAプログラムには、学習スタイルで大きく分けて以下の3つがあります。
種類 | 概要 | 履修期間 |
---|---|---|
フルタイムMBA | 平日日中に通学して取得する | 1~2年間 |
パートタイムMBA | 平日夜間+土曜日または土曜日+日曜日に通学して取得する | 2年間 |
オンラインMBA | オンライン講義に出席して取得する | 1~5年間 |
それぞれの内容を理解し、自身に合ったプログラムを見極めることが大切です。
ここでは、フルタイムMBA、パートタイムMBA、オンラインMBAの内容を詳しく見ていきましょう。
フルタイムMBAプログラムは、講義が開催される平日の日中に通学してMBAを取得します。
そのため、受講中は仕事を辞めるか、休職するかなどで仕事をセーブする必要があります。
平日の昼間に大学院へ通う「全日制スタイル」になるため、仕事との両立は基本的には困難とされています。
パートタイムMBAプログラムには、平日夜間と土曜日に講義が行われる「平日夜間+土曜日スタイル」と、週末の土曜日と日曜日のみで講義が行われる「土日スタイル」があります。
パートタイムMBAプログラムのメリットは、平日夜間や土日に講義に出席するため、働きながら学べるところです。
例えば、早稲田大学大学院経営管理研究科の夜間主総合プログラムでは、平日は夜間主6時限(18:30~20:10)・夜間主7時限(20:20~22:00)、土曜は1~6時限(8:50~20:35)で構成されています。
会社に勤務しながら平日夜間と土曜を中心に履修し、2年間でMBA取得を目指すスタイルが一般的です。
参照:早稲田大学 大学院経営管理研究科「夜間主総合|プログラム概要」
国内・海外の大学院が提供するオンラインMBAプログラムは、オンラインで履修が可能なプログラムです。
指定された日時にオンライン講義に出席していることが必要な場合もありますが、一方で、アーカイブされた講義を自身の空き時間を使って視聴すればよい場合もあります。
カリキュラムによって、日中の仕事を続けながらMBAを取得できるのが利点です。
履修期間が弾力的に設定されているケースが多く、最短1年のプログラムもあれば、2~5年をかけて履修できるプログラムもあります。
オンライン海外MBAを選べば、渡航費と滞在費が不要になるため、トータルの費用を抑えることができます。
国際資格の専門校であるアビタスが提供するアメリカ・マサチューセッツ州立大学のMBAプログラムは、国際認証を得た質の高いアメリカのMBAプログラムを取得することが可能です。
海外のオンラインMBAプログラムを検討している方は、ぜひ下記をチェックしてみてください。
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国内で取得できるMBAの費用は、MBAプログラムの種類やビジネススクールによって大きく異なります。
ここでは、国内フルタイム、国内パートタイム、国内・海外のオンラインMBAプログラムそれぞれの取得費用の目安を見ていきましょう。
国際認証を取得している日本国内の代表的な大学院の学費は以下の通りです。
大学院 | 取得年数 | 入学金 | 学費※ | 入学金と学費の合計 |
---|---|---|---|---|
早稲田大学大学院(WBS) | 2年制(1年次) | 300,000円 | 1,643,000円 | 1,943,000円 |
1年制 | 300,000円 | 2,827,000円 | 3,127,000円 | |
慶應義塾大学大学院(KBS) | 2年制(1年次) | ― | 2,217,600円 | 2,217,600円 |
早稲田大学大学院(WBS) | 2年制(1年次) | 282,000円 | 642,960円 | 924,960円 |
※2024年2月時点、アビタス調べ。
学費には、大学院によって授業料だけでなく、施設設備費や経営管理学会入会金などが含まれています。
フルタイムの場合、MBAプログラムを受講している期間はほぼ収入がゼロになります。社会人の場合、2年分の年収が機会損失となることは頭に入れておく必要があります。
参照:早稲田大学大学院経営管理研究科「受験生の方へ|学費・奨学金・教育訓練給付金」
参照:慶應義塾大学大学院「入学案内|【大学院】学費」
参照:一橋大学大学院「入試概要|MBA|授業料」
次に国内のパートタイムMBAプログラムの取得費用の目安を見ていきましょう。
大学院 | 取得年数 | 入学金 | 学費※ | 入学金と学費の合計 |
---|---|---|---|---|
名古屋商科大学大学院(NBS) | 1年制(英語) | 270,000円 | 2,330,000円 | 2,600,000円 |
早稲田大学大学院(WBS) | 2年制(1年次) | 300,000円 | 1,463,000円 | 1,763,000円 |
立命館大学大学院(RBS) | 2年制(1年次) | 200,000円 | 1,310,400円 | 1,510,400円 |
※2024年2月時点、アビタス調べ。
フルタイムMBAプログラムと比較すると、取得費用が安価に抑えられている大学院が多い傾向にあります。
参照:名古屋商科大学大学院「入学案内|学納金《2024年度4月入学者例》」
参照:早稲田大学大学院経営管理研究科「受験生の方へ|学費・奨学金・教育訓練給付金|」
参照:立命館大学ビジネススクール(大学院経営管理研究科)「学費・奨学金 」
国内・海外の大学院が提供するオンラインMBAプログラムの費用を見ていきましょう。
国内オンラインMBAプログラムでは、ビジネス・ブレークスルー大学院(BBT)、グロービス経営大学院、SBI大学院大学などがあります。
それぞれの国内オンラインMBAプログラムを2年間で修了する場合の費用は以下になります。
大学院 | 入学金 | 学費 | 合計 |
---|---|---|---|
ビジネス・ブレークスルー大学院(BBT) | 315,000円 | 2,760,000円 ※2024年10月より変更 |
3,075,000円 |
グロービス経営大学院 | 80,000円 | 2,998,000円 | 3,078,000円 |
SBI大学院大学 | 100,000円 | 2,520,000円 | 2,620,000円 |
※2024年2月時点、アビタス調べ。
学費には、システム利用料や教材費などのその他費用も含まれています。
国内オンラインMBAプログラムの費用は250万〜300万円前後となっており、大学院によって差があります。
参照:ビジネス・ブレークスルー大学大学院「募集要項|学費について」
参照:グロービス経営大学院「本科生の概要|学費(費用)・教育訓練給付金」
参照:SBI大学院大学「募集要項・学費」
次に海外オンラインMBAプログラムの費用を見ていきましょう。
イギリスの経済紙ファイナンシャル・タイムズが発表したビジネススクールランキング「Online MBA 2023」において、第1位のIE Business School(スペイン)、第2位のWarwick Business School(イギリス)、第3位のImperial College Business School(イギリス)の学費は以下の通りです。
大学院 | 学費(現地レート) | 学費(円換算) |
---|---|---|
IE Business School | 50,000ユーロ | 9,713,400円 |
Warwick Business School | 37,074ポンド | 7,364,132円 |
Imperial College Business School | 42,600ポンド | 9,426,835円 |
※2024年2月時点、アビタス調べ。
※2024年2月17日時点の為替レート(1ポンド:186.67円/1ユーロ:161.89円)で日本円へ換算しています。
国内オンラインMBAと比較すると、海外の大学院が提供するオンラインMBAは高額な学費がかかることが分かります。
また、為替変動が生じるため、費用見積が日本円に換算すると変動してしまうことも念頭に入れる必要があるでしょう。
参照:Financial Times「Business school rankings|Online MBA 2023」
国内・海外問わず、MBAを取得するためには高額な学費がかかることがわかりました。
そんな時、少しでも学費を抑え、経済的な負担を軽減したい際に利用できる制度・方法について見ていきましょう。
現在働いている会社の補助を活用して、学費への出費を抑える方法があります。
企業によっては、大学院への通学などの「自己研鑽」に対して補助を出しているところもあります。
例えば、海外に留学する場合に費用を負担してくれる「社費留学制度」などです。
新入社員の多くがMBA進学に意欲的である戦略系コンサルティングファームや総合商社では、社費留学制度を多く取り入れています。
ただし、社費留学制度は下記のような条件付きの場合が多いため、注意が必要です。
まずは、自身が勤めている会社の人事部門に確認してみましょう。
学費の総額を抑える手段ではありませんが、分割払いや学費ローンを活用する方法もあります。
分割払いや学費ローンは返済する必要がありますが、今すぐに学費を捻出できない場合に有効です。
ビジネススクール側で、分割払いや学費ローンを用意している場合もあります。
例えば、アビタスが提供するアメリカ・マサチューセッツ州立大学(UMass)のオンラインMBAプログラムでは、分割納入方式や学費ローンを用意しています。
→アビタスが提供するアメリカ・マサチューセッツ州立大学のMBAプログラムの費用はコチラ
MBAの取得には決して安価とはいえない費用がかかるものです。私費で払ってでも取得する価値があるものなのか、悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。
MBAプログラムでは、費用や取得時の年齢、取得後の年収にもよりますが、海外に留学して取得する海外MBAにかかる費用は生活費などを含めると2,000万円以上となり、私費だと払った分の利益回収は相当困難になる可能性も否定できません。
しかし、MBAを取得した人のうち50%を超える人々が、MBA取得後に年収を上昇させているというアンケート結果もあります。年収の増加を考えると、私費での負担は一時的なものにすぎない可能性もあります。
また、MBAプログラムを通した人脈形成や、高い語学力が身につくといった点でもMBAは取得する価値のあるものだといえるでしょう。
少しでも費用を抑えたいのであれば、海外のオンラインMBAを検討するとよいでしょう。留学不要で高い語学力を習得でき、日本に居ながら世界中の受講生たちとの人脈の形成や将来的なキャリアアップなどが期待できます。
仕事や家庭の事情で時間的な制約がある場合でも、通学しなくてもオンラインで講義に出席できるオンラインプログラムであれば取り組みやすいでしょう。
日本で取得できる国内・海外MBAの費用の目安や、学費を抑える方法を解説しました。
国内で取得できるMBAプログラムには、国内大学院の「フルタイムMBAプログラム」、国内大学院の「パートタイムMBAプログラム」、国内・海外大学院の「オンラインMBAプログラム」があり、費用はそれぞれ異なります。
留学費用を抑えて海外MBAを取得したい場合には、海外の大学院が提供するオンラインMBAプログラムがおすすめです。
特にグローバルビジネスをけん引するアメリカのMBAは人気で、オンラインであれば日本で働きながら国内外で評価の高いアメリカのMBAが取得できます。
国際資格の専門校であるアビタス(東京)が提供するアメリカ・マサチューセッツ州立大学のオンラインMBAプログラム「マサチューセッツ州立大学(UMass)MBAプログラム」では、オンラインで、現地で通学して取得する学位と同じ学位が取得できます。
世界のトップスクール同様、国際認証AACSBを取得しているため、グローバル人材としてのビジネススキルを無理なく身につけることが可能です。
日本国内でアメリカのMBAを取得したいと考えている方はぜひアビタスにご相談ください。
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